「数学や情報を、使ってみよう!」ゼミでは、生徒一人ひとりが自らテーマを設定し、主体的に学習や制作活動に取り組んでいます。
プログラミングでは、Java、Python、C#を用いてVisual Studio CodeやUnityを活用した作品制作に挑戦する生徒がいます。また、BlenderやWebアプリケーションを利用した3Dモデリングに取り組む生徒、数学の発展的な問題に挑戦する生徒、基礎から学び直しを進める生徒、数学検定やプログラミング能力検定などの資格取得を目指す生徒もいます。
7月2日に実施した校外学習では、生徒たちから見学先の候補を募集しました。大学や企業など複数の候補が挙がる中、最も多くの希望が集まった「モーキャップスタジオ55」を訪問しました。
モーキャップスタジオ55は、映画やゲームなどの制作で活用されるモーションキャプチャースタジオです。スタジオ内には多数の専用カメラが設置されており、人の動きを高精度でデジタルデータ化することができます。中部圏では数少ない本格的なモーションキャプチャースタジオとして運営されています。
当日は、株式会社SPEEDの岩木代表取締役自ら、事業内容やスタジオ設備についてご説明くださいました。生徒たちは、高齢者向けの体験型コンテンツやVRコンテンツを体験したほか、モーションキャプチャー技術を活用してアバターを動かす仕組みにも触れました。普段はゲームや映画などで目にする技術が、どのような設備や仕組みによって支えられているのかを、実際に体験しながら学ぶことができました。
講話では、モーションキャプチャーや映像制作に関するお話だけでなく、仕事との出会いやこれまでの経験、人それぞれの個性や可能性、新しいことに挑戦することの大切さなどについてもお話しいただきました。
生徒たちからは、
「人の能力は使う場所によって評価が変わるという話が印象に残った。自分をいろいろな場所に置いてみることが大切だと感じた。」
「先入観によって自分の可能性や視野を狭めていることに気付いた。もっと様々な場所に出向いて新しいことに挑戦したい。」
「自分の進路とは違う分野だと思っていたが、こういう仕事もあることを知ることができてよかった。身近な作品づくりに関わる人たちがいることを知り、視野が広がった。」といった感想が寄せられました。
普段のゼミ活動では、それぞれが数学や情報を活用した探究活動に取り組んでいます。今回の見学は、そうした学びが社会とどのようにつながっているのかを知るとともに、自分の可能性や将来について考える貴重な機会となりました。
生徒たちは最先端の技術に触れるだけでなく、新しい価値観や考え方とも出会うことができたようです。
最後になりましたが、お忙しい中、貴重なお話と体験の機会をご提供いただいた株式会社SPEED・モーキャップスタジオ55の皆様に心より感謝申し上げます。


