【日本のユネスコ加盟75周年記念事業】10月22日 パレスチナを知る 探究するユネスコ学習会〜探究ESD発表会と須賀川拓氏との対談会〜

対話と教育から、平和をつくる

「戦争は人の心の中で生れるものであるから、
人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。」
― ユネスコ憲章前文

本事業は、このユネスコ憲章の理念を、学生の探究、現地との対話、継続的な学校支援、地域社会への発信を通して実践する一般公開の学習会です。

当日のプログラム

13:10 開会・現地からの挨拶・趣旨説明

学生及び関係者から、カンボジアとパレスチナにおける学校支援の歩みと、本学習会の目的をお伝えします。

13:15 高校生による探究発表

「学校支援から生まれた学びと問い」

ユネスコ活動に取り組む高校生が、継続してきた国際支援と探究活動について報告します。

  • カンボジアにおける学校・教育環境支援と現地交流
  • 中東の難民女性の自立を支えるフェアトレード
  • UNRWAを通じたパレスチナ難民の子どもたちへの教育・学校支援
  • 現地の人々との対話から得た学びと、活動を通して生まれた問い

支援の成果だけでなく、活動の中で直面した課題や、これから高校生に何ができるのかを発表します。

13:35 講義・公開対談

「報道と人道支援の現場から考えるパレスチナ」

戦地や紛争地域を取材してきたジャーナリストの須賀川拓氏と、長年にわたりパレスチナ難民への人道支援に携わるUNRWA保健局長・清田明宏氏をオンラインで結びます。

国際報道と人道支援、それぞれの現場から見たパレスチナについて学び、高校生が探究活動から生まれた問いを専門家に投げかけます。会場の皆様からの質問も交えながら、現地の人々の暮らし、子どもたちの学ぶ権利、情報を受け取る私たちの姿勢、平和のためにできることを考えます。(ワークショップ)

ナビゲーター
松野 至
市邨学園 名古屋経済大学国際交流センター ユネスコESD推進室 特任講師

司会・進行
市邨学園 名古屋経済大学市邨高等学校 学生ユネスコ委員会委員長佐藤さん、副委員長川瀬さん、松井さん

市邨学園 名古屋経済大学 学生 ユネスコSDGsサークル部長水野さん

14:50 学びの共有・登壇者からのメッセージ

学生と会場参加者が、対話を通して感じたことや、これから取り組みたいことを共有し、登壇者から未来へのメッセージをいただきます。

15:00 閉会

※進行時刻及び内容は、当日の状況により変更する場合があります。

本事業が目指すもの

パレスチナを遠い地域の問題として捉えるのではなく、現地の人々の声、国際報道、人道支援、高校生の探究活動を結び付けて学びます。

ユネスコ憲章は、互いの暮らしや文化を知らないことが、人々の間に疑惑と不信を生む原因となることを指摘しています。そして、永続する平和は、政治的・経済的な取り決めだけではなく、「人類の知的及び精神的連帯」の上に築かなければならないとしています。www.mext.go.jp

異なる立場や経験を尊重し、当事者の声に耳を傾け、対話を通して多面的に理解すること。それによって、学生一人ひとりの心の中に「平和のとりで」を築き、学びを平和のための行動へつなげることが、本事業の目的です。

なぜ、ユネスコ事業として実施するのか

日本は1951年7月2日にユネスコへ加盟し、2026年に加盟75周年を迎えました。日本の加盟は、戦後の国際社会への復帰を象徴する重要な一歩と位置付けられています。mext.go.jp また、パレスチナは2011年からユネスコ加盟国となっています。unesco.org

ユネスコは、教育・科学・文化を通じた国際協力によって、平和と人類の福祉に貢献することを目的としています。本事業では、紛争だけに焦点を当てるのではなく、パレスチナの歴史、文化、教育、人々の日常にも目を向けます。

高校生、大学、国際機関、報道関係者、専門家、市民を結び、学校での学びを地域社会に開くことで、世代や立場を越えた相互理解を促進し、ユネスコ活動の担い手を育てます。

継続する学校支援と国際協働

市邨学園名古屋経済大学市邨高等学校と名古屋経済大学は、カンボジアにおける学校・教育環境支援とともに、UNRWAを通じたパレスチナ難民の子どもたちへの教育・学校支援を継続しています。また、名古屋経済大学は、ASPUnivNet(ユネスコスクール支援大学間ネットワーク)にオブザーバーとして参画しています。

私たちが目指すのは、募金や物資の提供だけで完結する支援ではありません。現地の人々との対話、高校生・大学生による探究、国境を越えた学校間交流、専門家との学習、地域社会への発信を組み合わせ、「支援する側」と「支援される側」という固定的な関係を越えて、互いの文化、経験、知識から学び合う国際協働を進めます。

文部科学省「EDU-Portニッポン」採択事業

本事業は、文部科学省「令和8年度 日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)応援プロジェクト」に採択された、学校法人市邨学園名古屋経済大学ユネスコESD推進室による「対話と交流による、国際協働支援探究活動~心を育むESDモデル~」の一環として実施します。eduport.mext.go.jp

海外との協働から得た学びを日本の学校教育と地域社会へ還元するとともに、一方向の教育支援ではなく、相手の文化や教育実践を尊重した水平的・双方向的な学びを大切にします。

未来を生きる学生が、世界の課題を自分自身に関わる問題として捉え、対話し、考え、行動する力を育むESDの実践として、持続可能で平和な社会の形成に貢献します。

市邨高校ユネスコ報告インスタグラムはこちら

今池まつりに参加しました

9月20日(日)・21日(月・祝)に開催された「今池まつり」に、高校3年ブライトⅠコースの希望生徒がボランティアとして参加しました。

生徒たちは、子ども向けブースの運営や会場の準備・片付けなどに取り組みました。地域の方々と協力しながら活動することは、地域のお祭りを支える役割を考える機会となりました。

本校では今後も、地域との交流を通して、生徒が主体的に行動する力を育んでいきます。

<準備に取り組む生徒の様子>

<活動中の生徒の様子>

 

令和8年度 修学旅行 A1コース1日目

9月28日(月)、高校2年生A1コースの修学旅行が始まりました。生徒たちは中部国際空港から新千歳空港へ向かい、北海道での4日間をスタートさせました。

最初に訪れた羊ヶ丘展望台では、あいにくの強い雨に見舞われました。楽しみにしていたクラーク像との記念撮影もかなわず、雨が降りしきる中での見学となりましたが、昼食にはジンギスカンを堪能。北海道ならではの味を楽しみました。

悪天候を受けて、その後と翌日の行程を安全面に配慮して一部変更しました。この日は羊ヶ丘展望台の後に円山動物園を訪れ、当初予定していた藻岩山での夜景見学を翌日に変更。代わりに白い恋人パークへ向かいました。

雨が降り続く中でも、バスの車内では友達との話に花を咲かせる生徒たちの姿が見られました。天候の状況に合わせて予定を調整しながらも、仲間と声を掛け合い、初日を元気に過ごしました。明日は札幌市内を散策した後、北海道開拓の村と藻岩山を訪れる予定です。

英語スピーチコンテストに出場

9月19日(土)、愛知県立旭丘高等学校にて開催された、第33回 愛知県高等学校英語スピーチコンテスト(名瀬地区予選)に、高1・ブライトコースの杉浦 叶和(のわ)さんが出場しました。

杉浦さんは小学校時代に3年間、アメリカの学校で体験したことをもとに、約600語・5分間のスピーチを行いました。自身の悔しい経験やその後の成長について、英語で自信を持って発表しました。

堂々とスピーチする杉浦さん

【放課後の学び】社会科見学ツアー 瀬戸少年院&防災体験

7月27日、社会科放課後の学び【夏休み特別企画】として、瀬戸少年院と防災体験(愛知県消防学校内)見学・研修を中学生3名、高校生19名、教員2名の24名で実施しました。公民分野、政治・経済、の司法分野、防災分野の体験、直接多くの質問がすることができ貴重な経験ができました。

午前は尾張旭市のある愛知県消防学校内で防災の概要研修を受けた後、地震、煙道、消火、ロープ結索と4分野の防災体験をしました。東日本大震災等の実際の大地震と同じ揺れ方で全く身動きも取れない体験、煙の中での移動の大変さ、実際の消火器の使い方を習っての消火、道具がない場合、ロープ結索では「もやい結び」の習得を目指し、救助や物の固定に役立つ技の体験をしました。このような体験を通して、最近のニュースで目の当たりにしている災害がいつ起こるか知れず、起きた際の体験と起きてからの心構えや役立つ技などを学べ、こうした経験を周囲にも伝え・意識を高めることに役立て行きたいと思うものでした。

午後は、瀬戸少年院を訪問しました。市邨では毎年恒例の研修ですが、今年は初めて中学生も参加しました。非行少年の現状、対応の変化など概要の講義を受け、院内見学をしました。実際に眼の前を法務教官の下、指導を受け社会復帰に向け励んでいる非行少年たちをみると、良くない面をどのように正していくかなど相当工夫されていることが分かります。国家公務員ですがあまり知られていない法務教官の職務の重要さも肌で感じることができました。指導についての考え方も大きく変化しているとのことで、社会の変化と少年院も密接に関連していてることが分かりました。

今回沢山の質問に答えていただいた消防学校・防災体験の職員の皆様、瀬戸少年院の教育調査官、法務教官・多くの皆様方に感謝し、新たな学びを重ねていきたいと思います。

【放課後の学び】社会科見学ツアー 名古屋刑務所

7月28日、【放課後の学び】社会科見学ツアー夏休み特別企画として、みよし市にある名古屋刑務所見学・研修を高校生22名、教員2名の24名で実施しました。公民分野、政治・経済、の司法分野、矯正・更生の実際、国家公務員の刑務官のお仕事について、直接見聞し、刑務官の方やそれ以外の専門職の方々に多くの質問がすることができ貴重な経験ができました。

毎年恒例の男子刑務所である名古屋刑務所を訪問しました。市邨では前日に実施した瀬戸少年院の研修参加者もおり、8月末に実施予定の女子刑務所の笠松刑務所研修と合わせて、3つの司法施設を比較できる点で深い研修になります。犯罪を犯した人を再起させる、被害者やその家族のことを考えるなど多面的な対応が必要な施設で、単に刑務官だけの仕事ではなく、心理技官や医療系、介護系、事務系と様々な職種の方が連携して対応しています。概要説明の後、厳重に警護をされながら刑務所の厚く高い塀の中に入り、所内の見学をし、実際の受刑者の様子、工場内での作業の様子、製作商品の実際、模範受刑者が我々の前に立って、どのようなことを考えて過ごしているかを直接説明してくれるという初の試みを行われました。所内見学の後は、刑務官をはじめとした様々な職種の3名の職員の方が、グループディスカッションを行いました。かなり身近での話となり、緊張せずに職務・仕事の事から休みの日の過ごし方など沢山の質問を各生徒が行うことができました。単に罰を与えるということではなく、現在は再教育や社会復帰をいかにできるようにするかが重視され、刑務所は社会の縮図で高齢化も進んでいるということでした。国家公務員ですがあまり知られていない刑務官の職務の重要さも肌で感じることができました。今回の研修・沢山の質問に答えていただいた名古屋刑務所の調査官、刑務官・多くの皆様方に感謝し、新たな学びを重ねていきたいと思います。

【放課後の学び】社会科見学ツアー 小牧基地・航空自衛隊

8月1日、【放課後の学び】社会科見学ツアー夏休み特別企画として、小牧基地・航空自衛隊見学・研修を実施しました。公民分野、政治・経済、の安全保障分野、災害・救助分野、国家公務員の職務等、直接多くの体験・質問がすることができ貴重な経験ができました。

   

午前中では、まずボーイング社製の旅客機B767-200ERを改造した空中給油機の搭乗し、空中給油機の操縦席体験、コックピット体験しました。次にC130輸送機に搭乗、全員乗車したまま実際に空港内をエアタクシーとして離陸直前まで走らせいただき、自衛隊機の轟音と迫力を乗ったまま感じるとともに、様々な物資や人を輸送する機体で貴重な役割を担っていることを実体験しました。その後、救護ヘリUH-60Jの搭乗しヘリ内部の様子を体感、救護の際どのようなことを機内で行うかを学びました。

午後は、特殊車両や隊員の装備の体験・学習を行いました。航空自衛隊は単に空の安全保障・救護活動だけではなく、地上での高所作業や消火活動その他多くの職務を担っています。生徒達は高所作業車に乗り実際の高所体験、巨大な救難消防車車両に乗り走行体験、防火装備を着用体験するなど普段ではできない体験、質問をすることができました。最後は、離発着の空港管理者である航空管制官の実体験をさせていただきました。講義室で事前レクチャーを受け、実際にモニターとヘッドホン・マイクを装着し、航空管制官として航空機からの着陸要請に対し、風などの様子を考え、着陸まで的確な誘導指示を英語で行うという参加者全員初めての経験をさせていただきました。自衛官の皆さんは力仕事のイメージがありますが、そうでもなく地上で行う職務・知的な職務も数多くあることも知ることができました。自衛官のみなさんの多くも初心者から少しずつ覚えて、各種の専門性を身につけたとのことで、地道に取り組めば様々な資格・語学・技能も身につけることができるとのことでした。航空自衛隊のみなさまには、多方面から安全保障を体験・学習する貴重な機会をいただきました。ありがとうございました。

【放課後の学び】 社会科見学ツアー 広島平和フィールドワーク

8月17・18日の1泊2日で、広島平和フィールドワークを実施しました。昨年度に続き、2回目の取り組みとなりました。今年は13名の生徒とともに学んできました。

1日目はまず呉市を訪れ、呉空襲を体験された中峠房江さんから、紙芝居『ふうちゃんのそら』を通して当時の体験をうかがいました。戦争によって日常や大切な家族が奪われたこと、そして、人々の支えによって命がつながれたことを学びました。


 

その後、大和ミュージアムを見学し、呉の歴史や戦争との関わりについて理解を深めました。その後、広島市に移動し、胎内被爆者であり、広島平和記念資料館の館長も務められた畑口實さんからお話をうかがいました。お父様の遺品である懐中時計やベルトのバックルにまつわるお話を通して、原爆が一人ひとりの人生や家族に与えた影響について考えました。

2日目は、広島平和記念資料館を見学した後、平和ガイドの方々とともに平和記念公園を巡りました。さらに、本川小学校平和資料館や袋町小学校平和資料館を訪れ、今も残る被爆の痕跡や当時の記録に触れました。

資料を読むだけでは分からない現地の空気を感じ、体験者や継承者の方々から直接お話をうかがうことで、戦争や原爆の被害をより身近な問題として捉えることができました。
戦後81年が経過し、戦争を直接体験した方のお話を聞く機会は少なくなっています。今回受け取った「平和のバトン」を、これからどのように次の世代へ伝えていくのか。一人ひとりが考える貴重な2日間となりました。

以下生徒の感想です。
・まず紙芝居をききました。今まで実際に戦争を経験した本人から直接話を聞いたことがなく、とてもいい経験になりました。印象に残ったことは今の私たちより年齢が低く、親がいないのに姉妹2人で落ち着いて行動をしたところです。もし自分がその立場だったら焦ってしまったり立ち止まってしまったりしてしまうのに防空壕に避難できていたところです。大和ミュージアムでは潜水艦や船、銃弾の大きさなのにびっくりしました。實さんの話ではそのときはお腹の中にいるのに被爆者として扱いを受け健康診断書をもらっていて驚きました。また最初は自分が被爆者なのを隠していたけどその人や身近な人にしかわからない経験談を語ることを決意したところが印象に残りました。自分なら話す度に悲しくなり思い出してしまうと思うけど私たちに共有をしてくれているので経験でしっかり頭に残しておきたいです。歩いている時に原爆ドームを通ってその時他のところとは違う空気感を感じました。空気が重くとても深刻な感じになりました。まじめて生の原爆ドームをみたので上の方が鉄の部分だけが残っていたり壁が崩壊していて圧倒されました。明日もたくさんの経験をしたいです。

・ふうちゃんの紙芝居では、空襲から逃げようとして行った防空壕のなかでも恐怖を味わった。というお話にとても衝撃を受けました。大和ミュージアムでは、特攻隊のみなさんが敵の船に体当たりするために乗っていた飛行機を生で見ることができて、改めてその当時していたことの無謀さとそうしなければならないという状況下であった時代にとても悲しみを感じましたし、2度とこのようなことを起こしてはいけないと思いました。
みつるさんのお話では、被爆者であることを隠したかった。というお気持ちにとても深い悲しみが溢れていると感じました。また、そのような気持ちにさせた戦争、原爆に憎しみの気持ちが溢れました。ただ、最後に憎しみは愛で消える。相手の立場になって考えることが平和を築くために大切だというお言葉を聞いて、このような悲劇があったからこそ作れる平和を考えていきたいなと思いました。

・初めに資料館に行きました。広島に行く前にSNSで資料館について調べ、動画を見てみると館内全体がくらく、燃えた服や顔写真がおおく、実際行ってみると動画でみた時よりも感情が湧き集中してみることができました。顔写真やその人の私物をもとに書いた文章を読むととても悲しい気持ちになりました。すぐ被爆するひともいたが爆弾が投下されてから数年から数十年後に急に症状がでてきて亡くなったという文章がとても多かったのが印象的です。数十年も経っているのに急に現れることは放射線の影響力はとてもつよく怖いものだと考えさせられました。小学校がなかったのもコンクリートのおかげで今後家を建てる時に必ず木造ではなくコンクリートをつかうことで火事があっかするのを防げるのではないのかなと思いました。今回1泊2日の広島フィールドワークを通してたくさんの経験と戦争について深く考えることができました。この経験を活かして戦争についてもっと興味を持ちたいです。

・原爆資料館に訪れ、当時の写真や被爆者たちの気持ちを目にし、胸が締め付けられる思いになりました。また、平穏な日常が一つの原爆によって一瞬で奪われてしまうことの恐怖を資料館を見て回って、1番に感じました。また平和公園や本川、袋町小学校を見学して当時あった風景や人々の様子が鮮明に感じられました。また、原爆ドームを残すきっかけとなった、一人の少女の思いを聞いて改めて今これからを生きる私たちが平和をつくることができる人であると感じ、その使命を果たさなければならないなと思いました。

【放課後の学び】社会科見学ツアー 国会議事堂&迎賓館

7月30日、【放課後の学び】社会科見学ツアー夏休み特別企画として、国会議事堂&迎賓館(赤坂離宮)見学・研修を中学生3名、高校生16名、保護者3名、教員3名の25名で実施しました。公民分野、政治・経済、の国内政治の立法府の現場である国会、国際外交の舞台となる迎賓館および和風別館をガイド・ガイドの方の案内・時折質問をさせていただきながら研修ができました。




午前の国会では国会議員の方に同行いただき、国会議員食堂で昼食をとりました。テレビ等で眼にしたことのある本会議場、委員会室、廊下、全く眼にしたことのない食堂などの場所も数多くあり、厳かな雰囲気も体感し、国会議員の方に直接質問がすることができ、政治の舞台について学ぶことができました。

午後は迎賓館(赤坂離宮)と和風別館を訪問し、本館では日本で唯一のネオ・バロック様式の宮殿の内外を見学し、純日本のおもてなしで諸外国の賓客をお迎えするための施設「和風別館」をガイドしていただきました。洋風で荘厳な建築の本館、和風の別館と両方見学研修し、これまで多くの国王、大統領、首相などをお迎えし、主要国首脳会議などの国際会議の場となった場を体感することができました。今回は生徒。保護者・教員という普段の学校行事にはない参加者で実施しましたが、とても良い雰囲気で前向きな研修になったと思います。今回お世話になった多くの皆様方に感謝し、新たな学びを重ねていきたいと思います。

【中東ヨルダンJAAJ訪問】文部科学省EDU-PORT事業ユネスコ平和活動国際交流ESD事業実施に向けて

文部科学省「EDU-PORTニッポン」採択事業の一環として、本校ユネスコ平和教育推進部(名古屋経済大学ユネスコESD推進室特任講師)の松野至教諭がヨルダンを訪問し、首都アンマンにおいて、JAAJ(JICA Alumni Association in Jordan/JICAヨルダン帰国研修員同窓会)が運営する日本語講座に参加しました。

JAAJは、日本でJICAの研修に参加したヨルダンの方々を中心に構成され、日本とヨルダンの相互理解や交流の促進に取り組む団体です。日本語講座もその活動の一つとして継続されており、日本語の習得とともに、日本の文化や社会への理解を深める学びの場となっています。

授業では、熱意をもって丁寧に指導する先生と、日本語や日本文化を意欲的に学ぶ学生の皆さんの姿に触れました。言語を学ぶことは、知識や技能の習得にとどまらず、異なる文化や価値観を理解し、人と人との信頼関係を育むことにつながります。今回の訪問は、国際理解や多文化共生の基盤となる「対話を通した学び」の重要性を改めて実感する機会となりました。

訪問にあわせて、本校の生徒と日本語講座で学ぶ皆さんによるオンライン交流会をはじめ、若者同士が互いの文化、学校生活、社会的課題について学び合う機会の実現に向けて意見を交わしました。また、JAAJ関係者や日本語講座の皆さんが来日する際に、本校の生徒との対面交流や文化交流を行う可能性についても検討しました。

本校が推進する文部科学省「EDU-PORTニッポン」採択事業では、海外の課題を一方的に「知る」「支援する」ことにとどまらず、異なる文化的・社会的背景をもつ若者が互いの声に耳を傾け、対話を通して学び、よりよい社会の実現に向けて協働することを重視しています。

今回の出会いを一度限りの訪問で終わらせず、「ユネスコ平和の架け橋協働プロジェクト」の新たな展開として、日本とヨルダンの学生による継続的な交流と協働へつなげていきます。ユネスコ・ESDが重視する国際理解、多文化共生、平和の文化、持続可能な社会の担い手の育成を、国境を越えた具体的な教育実践として進めてまいります。

今後もJAAJの皆さまと連携の可能性を検討しながら、生徒が異なる文化や価値観を尊重し、世界の人々と共に考え、対話し、行動する力を育む学習機会の構築を目指します。

温かく迎えてくださった先生、学生の皆さん、そしてJAAJの皆さまに、心より感謝申し上げます。

 

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