【中東ヨルダンJAAJ訪問】文部科学省EDU-PORT事業ユネスコ平和活動国際交流ESD事業実施に向けて

文部科学省「EDU-PORTニッポン」採択事業の一環として、本校ユネスコ平和教育推進部(名古屋経済大学ユネスコESD推進室特任講師)の松野至教諭がヨルダンを訪問し、首都アンマンにおいて、JAAJ(JICA Alumni Association in Jordan/JICAヨルダン帰国研修員同窓会)が運営する日本語講座に参加しました。

JAAJは、日本でJICAの研修に参加したヨルダンの方々を中心に構成され、日本とヨルダンの相互理解や交流の促進に取り組む団体です。日本語講座もその活動の一つとして継続されており、日本語の習得とともに、日本の文化や社会への理解を深める学びの場となっています。

授業では、熱意をもって丁寧に指導する先生と、日本語や日本文化を意欲的に学ぶ学生の皆さんの姿に触れました。言語を学ぶことは、知識や技能の習得にとどまらず、異なる文化や価値観を理解し、人と人との信頼関係を育むことにつながります。今回の訪問は、国際理解や多文化共生の基盤となる「対話を通した学び」の重要性を改めて実感する機会となりました。

訪問にあわせて、本校の生徒と日本語講座で学ぶ皆さんによるオンライン交流会をはじめ、若者同士が互いの文化、学校生活、社会的課題について学び合う機会の実現に向けて意見を交わしました。また、JAAJ関係者や日本語講座の皆さんが来日する際に、本校の生徒との対面交流や文化交流を行う可能性についても検討しました。

本校が推進する文部科学省「EDU-PORTニッポン」採択事業では、海外の課題を一方的に「知る」「支援する」ことにとどまらず、異なる文化的・社会的背景をもつ若者が互いの声に耳を傾け、対話を通して学び、よりよい社会の実現に向けて協働することを重視しています。

今回の出会いを一度限りの訪問で終わらせず、「ユネスコ平和の架け橋協働プロジェクト」の新たな展開として、日本とヨルダンの学生による継続的な交流と協働へつなげていきます。ユネスコ・ESDが重視する国際理解、多文化共生、平和の文化、持続可能な社会の担い手の育成を、国境を越えた具体的な教育実践として進めてまいります。

今後もJAAJの皆さまと連携の可能性を検討しながら、生徒が異なる文化や価値観を尊重し、世界の人々と共に考え、対話し、行動する力を育む学習機会の構築を目指します。

温かく迎えてくださった先生、学生の皆さん、そしてJAAJの皆さまに、心より感謝申し上げます。

 

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【文部科学省 EDU-Portニッポン採択事業】UNRWA清田明宏保健局長と学生代表が対談―ガザの子どもたちの現状と国際支援を考える

2026年8月20日、パレスチナの子どもたちへの支援に取り組む学生代表が、国際連合パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の清田明宏保健局長とオンラインで対談しました。

中東・ヨルダンの首都アンマンにあるUNRWA本部を、名古屋経済大学ユネスコESD推進室特任講師の松野至先生(市邨高校ユネスコ平和教育推進部)が訪問し、UNRWAと学生たちをオンラインでつなぎました。

◯ガザの子どもたちの現状を、当事者に近い視点から学ぶ

対談では、これまでパレスチナ問題や難民支援について探究してきた学生たちから、清田保健局長に率直な質問が寄せられました。

学生たちは、ガザの子どもたちが置かれている状況や、長期化する危機の中で国際機関が支援を続けることの難しさ、支援の現場に向き合う国連職員の葛藤などについて尋ねました。清田保健局長からは、国際支援の現場での経験を踏まえ、一つひとつの質問に丁寧にお答えいただきました。

報道や資料だけでは捉えきれない現場の声に触れることで、学生たちは、国際課題の背景には一人ひとりの生活や尊厳があることをあらためて認識しました。
また、支援する側・支援される側という一方向の関係ではなく、相手の声を聴き、ともに考え続ける姿勢の重要性について学びました。

◯「知る」ことから「対話し、行動する」ことへ

本対談は、文部科学省「EDU-Portニッポン」採択事業の一環として実施しました。

学生たちは、事前の探究学習やパレスチナの子どもたちへの支援活動を通して生まれた疑問を、自らの言葉で清田保健局長に問いかけました。

専門家の話を一方的に聴くだけではなく、調査、支援、対話、振り返りを往還する学びを通して、複雑な国際課題を単純化せず、自分たちにできることを考える機会となりました。

この学びは、ユネスコが重視する、平和、人権、国際理解、持続可能な開発のための教育ならびにグローバル・シチズンシップ教育の理念とも重なります。

異なる立場や背景をもつ人々の声に耳を傾け、対話を通して相互理解を深め、より平和で持続可能な社会の実現に参加する力を育てる実践です。

◯学びを学校と地域の次の行動へ

今回の対談で得た学びを一度限りの経験に終わらせず、学生たちは今後、校内での報告や発信、支援活動の振り返りなどを通して、多くの人と共有していきます。

本校はこれからも、国内外の学校、国際機関、大学、専門家、地域の皆様との協働を大切にしながら、世界で起きている課題を自分自身の問題として捉え、他者と対話し、よりよい社会に向けて行動できる若者の育成に取り組んでまいります。

清田明宏保健局長ならびにUNRWAの皆様に、貴重な学びの機会をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

台湾と日本の学生たちが、学び、探究し、地域の方々と共に行動したESD事業の成果として、国連UNRWAの学校支援(14万円)を予定しています。

皆様のあたたかい心を繋がせていただきましたこと、あたたかい応援いただきました皆様に、心から感謝申し上げます。

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【日本のユネスコ加盟75周年記念事業】日本・台湾・ヨルダンをつなぐ国際協働ESD学習を実施

― 難民女性との対話とフェアトレードを通して、平和・文化・仕事・尊厳を考える ―

2026年8月19日、日本のユネスコ加盟75周年記念事業の一環として、日本・台湾・ヨルダンをオンラインでつなぐESD探究学習発表会・国際対談を実施しました。

要項:ユネスコアジア文化センターWEBサイト

本学習は、令和8年度文部科学省「日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)応援プロジェクト」に採択された、学校法人市邨学園 名古屋経済大学ユネスコESD推進室による「対話と交流による、国際協働支援探究活動~心を育むESDモデル~」の一環として、名古屋経済大学市邨高等学校ユネスコ平和教育推進部、台湾の姉妹校である国立鳳山商工高校、パートナーシップ校の埼玉県立越谷北高校が実施したものです。

 

今回は、名古屋経済大学 国際交流センター ユネスコESD推進室 特任講師の松野 至先生がヨルダンを訪問し、現地からオンラインで日本・台湾の生徒・学生と、ヨルダンで活動するTribalogyのスタッフ、難民女性をつなぎました。

1.ヨルダン現地と学校を直接つなぐ学び

今回の学習では、教室から海外について学ぶだけではなく、実際にヨルダンを訪問した名古屋経済大学ユネスコESD推進室特任講師松野至先生が現地から中継しました。現地の人々と日本・台湾の生徒を直接つなぐことを今年度も大切にしました。

生徒・学生は、これまで難民問題、平和、フェアトレード、人権、文化などをテーマとして探究を重ねてきました。

その学びを踏まえ、日本・台湾から探究成果を発表するとともに、ヨルダン現地からTribalogyの活動や、難民女性によるものづくりについて学びました。

さらに、実際に製品づくりに携わる女性との対話を通して、生活、文化、仕事、将来への思いなどについて直接話を聞く機会を設けました。

2.フェアトレード商品を「買うこと」から社会とのつながりを考える

本事業では、難民女性が製作に関わるフェアトレード商品を実際に購入する取組も、学習の一部として位置づけています。

 

商品を購入することそのものを目的とするのではなく、

「誰がつくっているのか」
「どのような文化や技術が込められているのか」
「仕事が生活や尊厳とどのようにつながっているのか」
「私たちの消費行動が世界の人々とどのようにつながっているのか」

 

を考える教材として活用しています。

生徒・学生にとって、フェアトレードは教科書の中の概念ではありません。

実際の製品を手にし、その作り手とオンラインで対話することで、商品と人、仕事と生活、消費と社会とのつながりを具体的に考えることができます。

今回の学習でも、Tribalogyの活動や商品について紹介を受けた後、その製作に関わる難民女性との対話へと学びをつなげました。

3.「支援する・される」という関係を越える

本事業では、難民の方々を一方的に「支援を受ける人」として捉えないことを大切にしています。

一人ひとりが文化、経験、技能、意思を持ち、自ら仕事をし、社会に関わっている存在であること。

そして、私たちもまた、商品を購入したり、学んだり、対話したりすることを通して、その社会との関係の中にいることを理解することを目指しています。

フェアトレード商品を「かわいそうな人を助けるための商品」として見るのではなく、作り手の文化、技能、仕事への誇り、人間としての尊厳に触れるものとして学ぶことを重視しました。

4.探究・対話・行動をつなぐESD

今回の学習は、

調べる
→ 探究する
→ 発表する
→ 現地とつながる
→ 商品の背景を学ぶ
→ 作り手本人と対話する
→ 振り返る
→ 次の行動へつなげる

という学習プロセスで構成しています。

世界の課題について「知る」だけではなく、実際の人や社会とつながり、自分自身の生活や選択との関係を考えること。

そして、自分には何ができるのかを考え、行動につなげること。

こうした学びを通して、共感力、協働する力、主体性、他者を尊重する姿勢、社会に参画する意識を育むことを目指しています。

5.グローバル・シティズンシップを育む国際協働

今回、日本・台湾・ヨルダンという異なる地域をオンラインで結ぶことで、生徒・学生が国や文化の違いを越えて互いに学ぶ場をつくりました。

世界で起きている難民問題や紛争、貧困を「遠くの出来事」として見るのではなく、私たち自身の生活、消費、選択ともつながっている課題として考える。

そして、自分自身も国際社会を構成する一人であることに気づき、多様な人々とともに、よりよい社会をつくるために何ができるのかを考える。

こうした学びを通して、地球市民としての意識と社会参画への姿勢を育むことを目指しています。

6.ユネスコの理念を具体的な教育実践へ

ユネスコ憲章の前文には、「人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」という理念が示されています。

本校では、この理念を単に知識として学ぶのではなく、

探究すること
対話すること
異なる立場の人を尊重すること
国境を越えて協働すること
自分自身の生活を振り返ること
社会とのつながりを考え、行動すること

へとつなげることを大切にしています。

今回のヨルダンでの実践は、平和、人権、文化多様性、異文化理解、持続可能な社会、グローバル・シティズンシップといったユネスコ・ESDの理念を、具体的な学習活動として実践する取組となりました。

7.単発の国際交流ではなく、継続する学びへ

本事業では、一つ一つの海外交流や国際支援活動を単発のイベントとして終わらせるのではなく、継続的なESDとしてつなぐことを大切にしています。

カンボジアでの学校支援や平和・文化・歴史についての現地探究、日本と台湾の生徒による国際協働学習、難民問題についての事前探究、フェアトレード商品の購入と学習、そして今回のヨルダン現地からの対話。

それらを一つの学びの循環としてつなぎ、

現地から学ぶ
→ 学校で探究する
→ 国境を越えて共有する
→ 当事者と対話する
→ 自分の生活とのつながりを考える
→ 次の行動へつなげる

というESDモデルの構築を目指しています。

8.若者自身が平和で持続可能な社会をつくる主体へ

日本のユネスコ加盟75周年という節目に、本事業では、生徒・学生を単なる「参加者」とするのではなく、自ら問いを持ち、探究し、発表し、対話し、行動する主体として位置づけています。

平和で持続可能な社会をつくるのは、国際機関や行政、専門家だけではありません。

若者自身が社会の課題について学び、異なる文化や立場の人々と対話し、自分自身の生活や行動を見つめ直すことも、平和への大切な一歩です。

「国際問題を傍観しない」地球市民として、自分たちは何ができるのか。

これからも国内外の学校・大学、地域、国際機関、行政、NGO、企業、専門家等との協働を通して、ユネスコの理念を具体的な教育実践につなげる「心を育むESD」を継続していきます。

本学習の実施にあたり、ご協力いただきましたヨルダンの皆様、Tribalogyの皆様、日本・台湾の生徒・学生、学校・大学ならびに関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。

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【JICAヨルダン事務所を訪問】 ― 文部科学省EDU-PORT事業について報告・意見交換

名古屋経済大学 国際交流センター ユネスコESD推進室 特任講師、市邨高校 ユネスコ平和教育推進部 主任の松野至教諭が、ヨルダンの首都アンマンにある「JICAヨルダン事務所(JICA Jordan Office)」を昨年に続き訪問しました。

今回の訪問は、文部科学省「日本型教育の海外展開(EDU-PORTニッポン)」採択事業について、これまでの取組とヨルダンで実施する活動をご報告し、今後の事業展開に向けたご助言をいただくことを目的としたものです。

本事業では、ユネスコESDの理念を基盤に、日本の高校生・大学生と海外の学生、現地の方々をオンラインと現地交流でつなぎ、国際的な課題を「遠い世界の出来事」としてではなく、自分たち自身に関わる課題として考え、対話し、行動へとつなげる学びを進めています。

今回のヨルダン滞在では、その実践の一つとして、日本のユネスコ加盟75周年記念事業として実施するオンライン学習会を予定しています。2026年は、日本がユネスコに加盟して75周年にあたり、文部科学省・日本ユネスコ国内委員会でも、教育・科学・文化を通じた国際協力と平和への取組を広げる記念事業が展開されています。

ACCUユネスコアジア文化センターホームページ「市邨学園事業」はこちら

オンライン学習会では、日本や台湾などの学生とヨルダンをつなぎ、UNHCRのグローバルブランド「MADE51」のパートナーとして活動するTribalogyと協働する難民女性の作り手の方々との対談を行います。

MADE51は、UNHCRが展開する取組として、難民の方々が持つ伝統的な技術やものづくりの力を生かし、各地の社会的企業と連携しながら製品づくりや市場との接続を支えています。Tribalogyはヨルダンにおいて、シリアやイラクから避難してきた女性たちと協働し、刺繍などの技術を生かしたものづくりに取り組んでいます。

学生たちは、難民問題について資料や数字だけから学ぶのではなく、実際にヨルダンで生活し、働き、ものづくりに携わる女性たちの声に耳を傾けます。

「支援する側」と「支援される側」という一方向の関係ではなく、同じ社会を生きる人として対話し、互いの文化や経験、考え方から学び合うことを大切にしています。

今回のJICAヨルダン事務所での会議では、こうした本事業の趣旨やこれまでの実践についてご報告するとともに、ヨルダン社会の現状や、現地の方々と協働して教育活動を進めていく際に大切にすべき視点などについて、貴重なご助言をいただきました。

JICAはヨルダンにおいて、持続可能な経済成長への支援に加え、パレスチナ難民、シリア難民、女性、障害のある方々など、さまざまな立場の人々を取り巻く課題にも長年向き合いながら協力を続けています。

地域情勢が大きく変化する中にあっても、現地社会の声を大切にしながら、人材育成や社会の安定、そして人と人とのつながりを支えてこられたJICAヨルダン事務所の取組から、多くのことを学ばせていただきました。

また、JICAの研修等に参加したヨルダンの方々による「JICA Alumni Association in Jordan(JAAJ/ヨルダンJICA帰国研修員同窓会)」についてもご紹介いただき、訪問後にはJAAJが主催する着物ワークショップにも参加させていただきました。

日本での学びや経験が、帰国後も人と人をつなぎ、文化交流や人材育成へと広がっていく姿に直接触れることができたことも、今回の訪問における大切な学びとなりました。 報告ページはこちら

国際協力の現場から学び、その学びを教育へ還元し、さらに学生たちが世界の人々と直接対話する機会へとつないでいく。

今回JICAヨルダン事務所でいただいたご助言を大切にしながら、文部科学省EDU-PORT事業、そして日本のユネスコ加盟75周年記念事業を通して、互いの文化や背景を尊重し、世界の課題をともに考えるESD・平和教育を進めてまいります。

貴重なお時間をいただき、本事業について丁寧なご助言と意見交換の機会をいただきましたJICAヨルダン事務所の皆様に、心より敬意と感謝を申し上げます。

文部科学省のEDU-PORT事業、ユネスコ推進ESD事業として推進してまいります。

 

【JICAヨルダン帰国研修員同窓会の活動へ】JICA Alumni Association in Jordanを松野至先生表敬訪問

本日、ヨルダン滞在の市邨高校ユネスコ平和教育推進部の松野至教諭(名古屋経済大学ユネスコESD推進室特任講師)が、ヨルダンJICA帰国研修員同窓会(JICA Alumni Association in Jordan:JAAJ)が主催する、日本の伝統衣装「着物」をテーマとしたワークショップ(日本の浴衣作成研修)に参加しました。

日本のユネスコ加盟75周年記念事業の一環として、市邨学園の名古屋経済大学ユネスコESD推進室と市邨高校ユネスコ平和教育推進部では、探究型のユネスコ国際理解推進事業、ESD推進事業に取り組んでいます。

8月19日には、国連UNHCRのMADE51のフェアトレード商品を製作している、トライバロジー社のヨルダンに逃れたパレスチナ難民女性・シリア難民女性とのオンライン学生対談会を実施いたします。

台湾と日本の学生たちが、年間を通して学び、考え、探究し、行動する、ユネスコESDプロジェクトです。

詳細はこちら ACCUユネスコアジア文化センターWEBサイト

本日、表敬訪問しましたJAAJは、JICAの研修や留学等のプログラムに参加したヨルダンの方々による組織で、日本で得た経験や知見をヨルダン社会へ還元するとともに、日本とヨルダンをつなぐさまざまな活動を続けています。

今回のワークショップでは、着物の歴史や特徴を学ぶだけでなく、模様や文字を用いたデザイン、紙を使った設計、さらに布地へのデザインや縫製へとつなげていく、実践的なプログラムが行われていました。

日本文化を一方的に「紹介する」のではなく、参加者自身が学び、考え、手を動かし、自らの表現として形にしていく姿がとても印象的でした。

またJAAJでは、長年にわたり日本語教育を続けるとともに、生け花、折り紙、書道などの文化活動、さらに近年では職業・技術人材育成にも活動を広げています。

JICAの協力は、研修そのものが終われば終わりなのではなく、学んだ人々が帰国後、それぞれの社会の中で知識や経験を共有し、新たなつながりを生み出していく。

その姿を実際に見ることができたことは、今回のヨルダン訪問において大変貴重な学びとなりました。

私たちが進めるユネスコESDの取組においても、「学んだことを自分の中だけに留めず、社会へつなぎ、次の誰かへ手渡していく」という視点を大切にしています。

国や文化が異なっても、互いを知り、学び合い、経験を社会へ還元していくこと。

日本とヨルダンをつなぐ皆様の活動から、改めて多くのことを学ばせていただき、日本のユネスコ加盟75周年以降のユネスコ事業として、文化交流事業、国際理解、ESD推進に向けた探究事業の発展へと繋げていく会議を実施し、具体的な検討会議を行いました。

この後、「心の中に平和の砦を築く」ユネスコ国際理解推進、平和事業へと繋げてまいります。

JICAヨルダン事務所ならびにJICA Alumni Association in Jordan(JAAJ)の皆様、貴重な機会をいただき、心より感謝申し上げます。

【Learning from the JICA Alumni Association in Jordan】

During his stay in Jordan, Mr. Itaru Matsuno of the UNESCO Peace Education Promotion Department at Ichimura High School, who also serves as a specially appointed lecturer at the UNESCO ESD Promotion Office of Nagoya University of Economics, had the valuable opportunity to participate in a workshop organized by the JICA Alumni Association in Jordan (JAAJ).

JAAJ is an independent alumni association of Jordanians who have participated in JICA training, study, and other programs.

The workshop focused on kimono, traditional Japanese clothing, and provided participants with an opportunity to learn about its history, characteristics, and design through hands-on activities.

Participants explored design ideas using patterns and Japanese characters, developed their ideas on paper, and learned how these designs could be transformed into fabric and sewn into a sample garment.

It was particularly meaningful to see participants engage with Japanese culture not only by learning about it, but also by thinking creatively and expressing their own ideas through practical activities.

For us, this experience also offered an important opportunity to reflect on the value of learning across cultures.

In our UNESCO ESD activities, we place great importance on learning from people with different backgrounds, respecting one another’s cultures, and connecting what we learn to future dialogue and action.

Through this workshop, we were reminded once again that opportunities to learn together can help build mutual understanding and connections across countries and cultures.

We sincerely thank the JICA Alumni Association in Jordan (JAAJ) for welcoming us and providing this valuable opportunity.

NZ研修 Day1 Off to NZ!

今日はニュージーランドに行くためのシンガポールに行きましたー
最初、中部国際空港で飛行機を待っていたのですがなんとなく海外と日本の差を知りたくて中部国際空港内のスタバに行ってきました🥤

そして初海外へ行きました
飛行機内ではとにかくお尻が痛かったです
ハリーポッターを見て気を紛らわせました
なんと5時間のフライトです

シンガポールの空港には謎の車のような乗り物が動いていて楽しそうでした
そしてスタバに行き頼んでみました
まずとても高かったです…
そして味は意外にもかなり違いました、私は日本の方が好きです
シンガポールのはあっさりしていて甘く泡が多かったです

そしていろいろ時間を潰してついにニュージーランドへ
約10時間のフライトに行きます✈️

【メディア掲載】メ~テレ戦後81年特集で、本校の平和教育・国際協働の実践が紹介されました

2026年8月13日、メ~テレ(名古屋テレビ)の戦後81年の平和教育特集において、本校が継続して取り組む平和教育・国際支援活動が紹介されました。

今回の報道では、「戦争と平和を“自分ごと”として考える」ことを軸に、授業での学び、地域でのチャリティー活動、そしてカンボジアでの現地研修・学校支援へと、生徒たちの学びが段階的に実践へつながっていく様子を丁寧に取り上げていただきました。

名古屋経済大学ユネスコESD推進室、名古屋経済大学市邨高等学校ユネスコ平和教育推進部では、世界で起きている戦争、紛争、貧困、人権、難民などの課題について、知識として理解するだけではなく、生徒自身が「自分たちに何ができるのか」を問い、国内外の人々との対話や協働を通して、具体的な行動へとつなげる探究的な平和教育(ESD)を進めています。

この夏には、日本と台湾(姉妹校協定校)の大学生と高校生がカンボジアを訪問し、歴史的背景や社会課題について現地で学ぶとともに、これまで継続して交流・支援を行ってきた学校や地域を訪問しました。

また、日本国内の生徒ともオンラインでつなぎ、現地で得た気づきや問いを共有することで、教室と世界を結ぶ学びを実践しました。

こうした取り組みは、持続可能な社会の創り手を育むESD(持続可能な開発のための教育)の理念とも重なるものです。異なる歴史的・文化的背景をもつ人々と出会い、対話し、多様な立場を尊重しながら社会課題を捉えること。

そして、課題を傍観するのではなく、一人ひとりが社会の一員としてできる行動を考えることを大切にしています。

また、本校では国内外の学校、関係機関、専門家、地域の皆様との連携を通して、生徒の学びを学校内だけで完結させず、国際的な協働学習や社会参画へと発展させています。こうした学びの成果を広く社会へ発信することも、次の学びや対話を生み出す重要な教育活動の一つであると考えています。

今回の報道を通して、生徒たちがこれまで積み重ねてきた学びと行動、そして平和について考え続ける姿を多くの方々に届けていただきましたことに、心より感謝申し上げます。

◯番組から寄せられた言葉 ― 学びを、行動へ

今回の放送では、生徒たちが教室で平和について学ぶだけでなく、地域でのチャリティー活動、カンボジアでの現地学習・学校支援、そしてオンラインを活用した学びの共有へと、一つひとつ行動を積み重ねていく姿を紹介していただきました。

番組のスタジオでは、ゲストの小島よしおさんから、

「伝えるには熱が大事で、それが伝わってきた」

とのコメントをいただきました。

生徒たちが自ら問いをもち、学び、対話し、そして行動する。その思いや実践が、学校の外にも伝わったことは、生徒たちにとって大きな励みとなりました。

また、番組の中で松野至教諭は、平和を考える授業について、終戦の日を何気なく迎えるのではなく、過去の日本と現在の世界で起きていることを知ったうえで、平和について考えるきっかけにしてほしいとの思いを伝えています。

さらに、世界に目を向けることで、私たちが「当たり前」と感じている教育や日常が、決して世界共通の当たり前ではないことに気づくことができるとし、小さな学びを、小さな行動へとつなげてほしいとの願いを語りました。

本校が大切にしているのは、世界の課題について「知る」ことだけではありません。

知ることから、考えることへ。
考えることから、対話することへ。
そして、対話から行動へ。

国内外の人々との出会いや対話を通して、多様な文化や価値観を尊重し、世界の課題を自分自身とのつながりの中で捉え、「自分たちにできること」を考え、実践していくことを大切にしています。

今回の報道を、生徒たちのこれまでの学びの成果であると同時に、これからの学びと行動につながる新たな出発点として受け止めています。

取材・報道いただきましたメ~テレの皆様をはじめ、本校の教育活動を支えてくださっている地域の皆様、国内外の学校・関係機関・専門家の皆様に、心より感謝申し上げます。

今後も、UNESCOの理念とESD(持続可能な開発のための教育)の視点を大切にしながら、世界の課題を傍観するのではなく、対話と協働を通してよりよい社会の実現に参画する学びを、生徒たちとともに積み重ねてまいります。

今後も本校では、UNESCOの理念およびESDの視点を大切にしながら、世界の課題を自分ごととして捉え、他者との対話・協働を通して考え、行動することのできる生徒の育成を目指してまいります。

メ~テレ報道「【戦後81年】戦争と平和を“自分ごと”に 高校生がカンボジア支援で学ぶ 小さな行動の大切さ」

YouTubeでご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=E1_i_pCQb6c

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【カンボジア国際支援実践】JICAカンボジア事務所(プノンペン)を表敬訪問

― カンボジア国際支援実践の成果を報告し、感謝状を受領 ―

カンボジアで実施している国際支援実践・平和教育活動の一環として、JICAカンボジア事務所を表敬訪問しました。

今回の訪問では、市邨高校ユネスコ平和教育推進部と名古屋経済大学ユネスコESD推進室が連携して進めているカンボジアでの教育・国際支援活動について報告しました。

本事業では、生徒・学生がカンボジアの歴史や社会、教育について学ぶだけでなく、実際に現地を訪れ、人々との対話や学校との交流、支援活動を通して、国際協力について実践的に考えることを大切にしています。

JICAカンボジア事務所では、これまで継続して取り組んできたカンボジアでの学校支援や平和教育、国境を越えた生徒・学生の交流について報告するとともに、今後の事業の発展に向けた貴重なご助言をいただきました。

また、今回の訪問では、昨年度のカンボジアのコッコン州公立幼稚園支援活動に関する、カンボジア政府からの感謝状を受領しました。

この感謝状は、これまで活動に参加してきた生徒・学生をはじめ、カンボジアと日本の双方で本事業を支えてくださった多くの皆様との継続的な取り組みの積み重ねによるものです。

生徒・学生にとっても、自分たちが学び、考え、行動してきた取り組みが、国際協力の現場とつながっていることを実感する貴重な機会となりました。

本事業では、国際支援を一方向的な「支援する側」と「支援される側」の関係として捉えるのではなく、異なる文化や社会的背景を持つ人々と対話し、互いに学び合いながら課題について考えることを大切にしています。

今回いただいたご助言や学びを、今後のカンボジアでの活動だけでなく、市邨高校・名古屋経済大学における授業、探究活動、国際交流へと還元していきます。

市邨高校ユネスコ平和教育推進部と名古屋経済大学ユネスコESD推進室では、今後も国内外の学校、大学、国際協力機関、地域の皆様との連携を大切にしながら、生徒・学生が世界の課題を自分自身の問題として捉え、学び、対話し、行動へとつなげる平和・ESD教育を推進してまいります。

JICAカンボジア事務所の皆様、このたびは貴重なお時間をいただき、心より御礼申し上げます。

名古屋経済大学ユネスコESD推進室
名古屋経済大学市邨高等学校ユネスコ平和教育推進部

【カンボジア国際支援実践】在カンボジア日本国大使館を表敬訪問

― カンボジア国際支援実践の取り組みを報告 ―

カンボジアで実施している「カンボジア国際支援実践」の一環として、在カンボジア日本国大使館を表敬訪問しました。※ユネスコ日本ESD賞国内選考事業・文部科学省EDU-PORT応援プロジェクト(令和5年〜令和6年、令和7年、令和8年〜令和9年)採択・日本のユネスコ加盟75周年記念事業(YouTube配信)

今回の訪問では、市邨高校ユネスコ平和教育推進部と名古屋経済大学ユネスコESD推進室が連携して進めている国際教育活動について報告するとともに、カンボジアにおける学校支援、平和学習、現地の子どもたちとの交流、国境を越えた協働学習などについてご説明しました。

本事業では、文部科学省EDUーPORT応援プロジェクトに採択され、今年は、日本のユネスコ加盟75周年記念事業も実施します。

これまでのユネスコESD研修と同様に、単に海外を訪問することを目的とするのではなく、年間を通してユネスコ探究活動に取り組み、平和な世界を目指して、生徒・学生が現地の歴史や社会、文化について事前に学び、実際に現地を訪れ、人々との対話や交流を通して理解を深めることを大切にしています。

また、これまで継続して取り組んできたカンボジアの学校への支援についても報告しました。支援を一方的な「援助」として捉えるのではなく、現地の人々と学び合い、互いの文化や考え方を尊重しながら、持続可能な関係を築いていくことを目指しています。

大使館では、本事業のこれまでの歩みや、生徒・学生が探究学習を通して国際課題について考え、実際の行動へとつなげていることについてお伝えしました。

生徒・学生にとって、日本とカンボジアの関係や国際協力の現場について考える貴重な機会となりました。

今回の表敬訪問でいただいた学びを、今後のカンボジアでの活動や学校での授業、探究活動、国際交流へとつなげていきます。

市邨高校ユネスコ平和教育推進部と名古屋経済大学ユネスコESD推進室では、今後も国内外のさまざまな機関や学校と連携しながら、生徒・学生が世界の課題を自分自身の問題として捉え、対話し、考え、行動する平和・ESD教育を進めてまいります。

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【カンボジア国際支援実践】カンボジアの子どもたちと学び合う――遊具贈呈と交流を通して考える「支援」のかたち

2026年8月6日、名古屋経済大学市邨高等学校ユネスコ平和教育推進部・名古屋経済大学国際交流センター ユネスコESD推進室では、市邨高校ユネスコ平和教育推進部と連携して、カンボジア・シェムリアップ地域において、現地の子どもたちとの交流および遊具の贈呈を行いました。

本活動は、文部科学省採択事業の一環として進めている国際協働学習・ユネスコESD活動の実践の一つです。

今回参加した日本と台湾の学生たちは、現地を訪れるまでの間、オンライン交流や探究学習を重ねながら、カンボジアの教育や生活環境、国際支援のあり方について考えてきました。

◯「届ける支援」から「ともに考える学び」へ

今回の活動では、遊具を贈呈すること自体を目的とするのではなく、その背景にある地域の暮らしや教育環境を知り、現地の人々と直接交流することを大切にしました。

学生たちはシェムリアップ市内から学校へ向かう途中、地域の市場にも立ち寄り、人々の生活や地域社会の様子を学びました。

その後、現地の学校を訪問し、子どもたちと交流。贈呈した遊具で一緒に遊びながら、言葉や国籍を越えて時間を共有しました。

「支援する側」と「支援される側」に分かれるのではなく、お互いを知り、ともに学び、同じ時間を過ごすこと。

そこから、学生たちは国際協力において本当に大切なものは何かを考えました。

◯日本と台湾の学生が、カンボジアで行動へ

本校では、国際的な課題を知識として学ぶだけではなく、学生自身が「自分たちに何ができるのか」を考え、対話し、実際の行動へつなげる学びを続けています。

今回のカンボジア訪問も、その積み重ねの先にあります。

日本と台湾の学生がともに学び、現地を訪れ、地域の方々や子どもたちと出会うことで、教室やオンラインだけでは得ることのできない気づきが生まれました。

文化や生活環境が異なっていても、互いを尊重し、同じ未来を考えることはできます。

こうした経験を通して、学生たちは「国際問題を傍観するのではなく、自分たちも社会をつくる一人として行動する」という姿勢を深めています。

◯支援の先にある、持続可能な関係を

遊具の贈呈は、この活動の「ゴール」ではありません。

子どもたちが遊具を使い、笑顔で交流する姿を実際に見ることによって、学生たちは、自分たちがこれまで考え、準備し、行動してきたことが現地の人々とどのようにつながっているのかを実感しました。

 

同時に、一度の支援で終わるのではなく、地域の文化や価値観を尊重しながら関係を築き続けることの大切さも学びました。

ユネスコが大切にする平和とは、単に争いがない状態だけではありません。

異なる文化や背景を持つ人々が互いを理解し、尊重し、対話と協働を積み重ねていくことも、平和を築くための重要な一歩です。

今回の経験を、学生たちは今後の探究活動や学校での発信、さらに次の行動へとつなげていきます。

本校・本学では、これからも国内外の仲間と協働しながら、世界の課題を「誰かの問題」で終わらせず、自ら考え、対話し、行動することのできる若者の育成を目指していきます。

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名古屋経済大学ユネスコESD推進室・市邨高校ユネスコ平和教育推進部