台湾姉妹校との国際支援報告会を開催しました― カンボジア学校支援・パレスチナ学校支援について生徒が探究活動を発表 ―

台湾姉妹校との国際支援報告会を開催しました

台湾の姉妹校である国立鳳山商工高級中等学校の生徒・教職員の皆様を本校にお迎えし、国際支援報告会を開催しました。

報告会では、本校の生徒たちが継続して取り組んできた「カンボジア学校支援」と「パレスチナ学校支援」をテーマに、これまでの学習や支援活動について探究発表を行いました。

カンボジア学校支援の発表では、現地の歴史や教育環境、農村地域の子どもたちが抱える課題について学んだ成果を紹介しました。また、現地の学校や関係者との交流を通して、生徒たちが考えてきた支援の在り方や、遊具・学用品などを届ける活動について報告しました。

パレスチナ学校支援の発表では、難民となった子どもたちの教育環境や生活の現状、教育を受け続けることの大切さについて説明しました。国連機関や支援団体から学んだ内容を基に、遠く離れた地域の問題を自分たちの生活や社会と結び付け、何ができるのかを考えてきた過程を発表しました。

生徒たちは、支援活動の成果を紹介するだけでなく、現地の人々を一方的に「助ける対象」として捉えるのではなく、相手の文化や思い、尊厳を尊重しながら、共に学び、協力することの重要性についても伝えました。

発表を聞いた台湾の生徒たちからは、支援活動の目的や具体的な取組について質問や感想が寄せられました。日本と台湾の生徒が、それぞれの立場から平和、人権、教育、国際協力について考えを共有する、貴重な学びの機会となりました。

今回の報告会は、生徒が社会課題について調べ、対話し、行動し、その成果を他者に伝える探究学習の実践です。また、国や地域を越えて互いの考えを尊重し、持続可能で平和な社会の実現に向けて協働するESD(持続可能な開発のための教育)の学びにもつながっています。

本校では今後も、台湾の姉妹校をはじめ、国内外の学校、大学、国際機関、関係団体の皆様と連携しながら、生徒たちが世界の課題を傍観せず、自ら問いを持ち、対話と行動を通して未来を築く教育活動を進めてまいります。

当日の発表や交流の様子は、公式Instagramでも紹介しています。

【Instagram掲載ページ】

International Support Presentation Held with Our Taiwanese Sister School

Students Present Their Inquiry-Based Learning on School Support in Cambodia and Palestine

We welcomed students and teachers from our Taiwanese sister school, National Feng-Shan Senior Commercial and Industrial Vocational School, and held an international support presentation at our school.

During the event, our students presented the results of their inquiry-based learning on two major themes: school support in Cambodia and school support for Palestinian children.

In the presentation on Cambodia, the students introduced what they had learned about the country’s history, educational environment, and the challenges faced by children in rural communities. They also reported on their ongoing efforts to support local schools, including the provision of playground equipment and school supplies, as well as the importance of learning directly from local people and partner organizations.

In the presentation on Palestine, the students explained the educational and living conditions of refugee children and reflected on the importance of ensuring continued access to education. Based on what they had learned from United Nations agencies and support organizations, they considered how issues in distant regions are connected to their own lives and society, and what actions they themselves could take.

The students did not simply report the outcomes of their support activities. They also emphasized the importance of respecting the dignity, culture, and perspectives of local people. Rather than viewing others only as recipients of assistance, the students reflected on the need to learn with them, listen to their voices, and build relationships based on mutual respect and cooperation.

Students from our Taiwanese sister school shared questions and comments about the aims and practical aspects of the activities. The event provided a valuable opportunity for students from Japan and Taiwan to exchange ideas and deepen their understanding of peace, human rights, education, and international cooperation.

This presentation was an example of inquiry-based learning in which students investigate global issues, engage in dialogue, take action, and communicate what they have learned to others. It was also an important practice of Education for Sustainable Development (ESD), encouraging young people to respect diverse perspectives and work together across national and cultural boundaries toward a more peaceful and sustainable society.

Our school will continue to collaborate with our Taiwanese sister school, as well as schools, universities, international organizations, and partner institutions in Japan and overseas. Through these partnerships, we will support students in developing their own questions, refusing to remain passive observers of global issues, and taking action to help create a better future.

Photos and highlights from the event are also available on our official Instagram page.

[Instagram Page]
https://www.instagram.com/p/DZgn011T7Oo/?hl=ja

 

台湾姉妹校とのユネスコ国際交流会・活動報告会を実施しました

本校の姉妹校である台湾・国立鳳山商工高級中等学校の生徒・教職員の皆様が来校し、ユネスコ国際交流会および国際協働支援・探究活動の報告会を実施しました。

本校と国立鳳山商工高級中等学校は、これまでオンライン交流や相互訪問を通して、平和、国際理解、持続可能な社会、カンボジアや難民地域への国際支援などをテーマとした協働学習に取り組んできました。

今回の報告会では、日本と台湾の生徒たちが、それぞれの学校で取り組んできたユネスコ活動や国際支援、探究学習の成果を発表しました。生徒たちは、国や文化の違いを越えて互いの考えや実践を共有し、世界の課題を自分たちの問題として捉え、行動することの大切さについて学び合いました。

ユネスコ交流会では、生徒が主体となって交流を進め、学校生活や文化、社会課題への関心について対話しました。英語や身振りを交えながら相手を理解しようとする姿が見られ、異なる背景を持つ仲間との対話を通して、多様性を尊重する姿勢や国際的な視野を深める機会となりました。

また、歓迎行事では、本校校長と来校された国立鳳山商工高級中等学校の先生方による記念品の交換を行いました。両校の友好関係を確認するとともに、今後も継続して教育交流と生徒主体の協働活動を発展させていくことを願う、象徴的な時間となりました。

今回の交流は、単なる国際交流にとどまらず、平和や人権、国際協力、持続可能な社会について、生徒たちが対話し、共に考え、行動へとつなげるESD(持続可能な開発のための教育)の実践です。

本校では、今後も台湾の姉妹校をはじめ、国内外の学校や関係機関と連携しながら、生徒たちが世界の課題を傍観せず、自ら問いを持ち、他者と協働してよりよい未来を築く学びを推進してまいります。

当日の交流や生徒たちの活動の様子は、公式Instagramでも紹介しています。

【Instagram掲載ページ】
https://www.instagram.com/p/DZa6YmSE7X8/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

Explorer 3rd Year Course Activities

On July 15 and July 16, the Explorer 3rd year students worked on an individual research project. The students chose a controversial topic related to their future interests and interviewed the three American teachers in the Explorer course about the topic. The students wrote a short summary of the topic and summarized their own opinions on the matter, and then asked a series of short questions. The interviews were mostly done in English. The students took recordings of these interviews so they could listen again and confirm their understanding of what the American teachers said. Then, they wrote an essay in Japanese. Student topics were very diverse, ranging from topics focused on current events like “Japan as an Arms Exporter” and “Cashless Payments in Japan,” to topics of more personal interest like “Gambling in Muai Thai.”

On the afternoon of July 16, the 301 students broke up into three groups and visited museums in the Nagoya area. The largest group went to visit the Toyota Commemorative Museum of Industry and Technology. Another group visited the Nagoya City Archive and the Aichi Nagoya War Museum. The final group visited the Nanzan University Museum of Anthropology and the Nagoya University Museum. The students had a chance to see many things and to expand their knowledge of topics they found interesting. Afterwards, they wrote a reflection on their experience.

 

令和8年度 第1学期 終業式

7月17日(金)、中高では令和8年度 第1学期 終業式が行われました。連日続く高温により、中学校講堂で、高校記念体育館で、それぞれ空調完備の屋内にて実施しました。

中学校の終業式

校歌斉唱に続く校長先生のお話では、現在佳境に入っているサッカーワールドカップに関連して、試合後の観客席を来た時以上にキレイにして帰る日本のサポーターを例に挙げながら、「人が見ているときだけでなく、見ていないところでも責任ある行動をとることの大切さ」についての内容でした。

また、自分たちが使った場所や物を大切にし、周囲への感謝の気持ちを行動で表すことが、学校生活においても大切であると述べられました。生徒の皆さんには、日頃から教室や廊下の整理整頓を心掛け、思いやりのある行動を積み重ねてほしいと思います。

その後の生徒集会では、この夏にインターハイなど全国大会に出場する部・同好会活動の代表生徒たちが、壇上で抱負を語りました。今までの練習で培ってきた自分の力を信じて、頑張ってほしいと思います!

<夏の全国大会に出場する部・同好会>

女子体操部
女子テニス部(個人)
男子テニス部
バドミントン部(女子)
バドミントン部(男子)
eスポーツ部
麻雀同好会
ダンス部

最後は生徒会長・立松くん(高3)から、今年度の文化祭についてお知らせがありました。「笑顔満祭」のスローガンのもと、生徒主体の若いエネルギーあふれる文化祭にしてほしいと思います。

生徒会役員生徒の面々

いよいよ夏休みです。長い休みだからこそ、まずは健康管理に留意し、規則正しい生活を心掛けながら充実した毎日を送ってほしいと思います。また、自分の興味や関心のあることを深く調べたり、実際に体験したりする探究の時間としても、夏休みは絶好の機会です。

部活動や読書、地域行事への参加、家族との時間など、この夏だからこそできることはたくさんあります。一人一人が新たな発見や学びを得ることのできる夏休みの経験を通じて大きく成長し、2学期にはさらにたくましく成長した姿を見せてくれることを期待しています。生徒の皆さんにとって、この夏が次なる飛躍への大切な一歩となることを願っています!

Have a good summer vacation!

未来につながる学びへ ― 高校2年生アカデミックコース コース別自主活動日

高校2年アカデミックコースでは、生徒自身の「好き」や情熱が、社会にどのような価値をもたらすのかを探究するプロジェクトを行っています。

本取り組みの目的は、生徒が社会の第一線で活躍する専門家と直接対話することで、自らのキャリアはもちろん、「学ぶということの意義」を深く考えるきっかけを作ることです。

生徒たちは自身の興味・関心をもとに、3日間で複数の訪問先を選択し、訪問当日は以下の2つのステップでプログラムを実施しました。

  • 生徒からの「自己紹介プレゼンテーション」 生徒自身が「今学んでいること」や「将来のビジョン」を、専門家に向けて自分の言葉で直接プレゼンテーションしました。
  • 専門家との「ディスカッション」 専門家の方からプレゼンへのアドバイスをいただいた後、先生方が実際に行っている最先端の研究内容や、研究にかける思いについてお話を伺い、対話を深めました。

【ご協力いただいた大学・専門機関一覧】 本プロジェクトの実施にあたり、多くの大学・専門機関の皆様に多大なるご協力をいただきました。心より感謝申し上げます。(順不同)

  • 金城学院大学
  • 愛知工業大学
  • 愛知淑徳大学
  • 星城大学
  • 日本赤十字豊田看護大学
  • 名古屋学芸大学
  • 名古屋市立大学
  • 一宮研伸大学
  • 豊橋技術科学大学
  • 名古屋学院大学
  • 愛知学院大学
  • 愛知東邦大学
  • 名城大学
  • 愛知医科大学
  • 椙山女学園大学
  • 東海学園大学
  • 名古屋医専
  • アリアーレビューティ専門学校
  • 名古屋文化学園保育専門学校
  • 愛知県警察
    ひらけエデュケーション代表理事 若杉様

高2ブライトコース コース別自主活動日③

各コースがそれぞれに特色ある探究活動を展開する「コース別自主活動日」、今年度前期のコース別自主活動日は7月14日~16日の3日間に設定されています。

高校2年生ブライトコース、最終日となる3日目は、先日の企業訪問で学んだことや企業側からもらった課題について、グループごとに各場所に分かれてプレゼンテーションをしました。

プレゼン準備をしています

直前までスライドを1枚1枚調整したり、おのおのが話すことを確認し合ったりと、グループでの発表だからこそチームワークが必要となる場面が多かったように思います。事業内容を丁寧に説明するグループ、課題解決に向けた提案をすでにいくつか考えられているグループなどさまざまでしたが、発表を通じて言語化することで、これまでのふり返りとともに新たな改善点も見つかったようでした。

グループで発表

3日間の自主活動日、高校2年生ブライトコースはキャリア意識を高める活動や、自分の進路について具体的に考える機会を持ちつつ、その先の「働く」ことに意識を向けて、社会に存在するさまざまな職業まで視野を広げて探究活動をしました。12月には2度目の企業訪問を行い、今度は企業の方に向けてプレゼンをします。実社会で働く大人の方をあっと言わせられるようなアイデアと表現力をさらに身につけてほしいと思います。

スライドや伝え方にも工夫を

他の学年やコースはフィールドワークに出かけたりと校外で学ぶ機会も多かったように思いますが、それぞれが学んできたことを持ち帰って、じっくり振り返りながら他者と共有することはとても大切です。

発表後は聴衆からフィードバックをもらいます

このように、コース別自主活動日はそれぞれの学年・コースで特色ある活動を行います。教科の枠組みを超えた総合的な学びをすることで、むしろ各教科の重要性が際立ちます。そういったバリエーション豊かな学びを行き来しながら、少しずつ汎用的能力(特定の教科・分野・場面に限らず、どこでも活かせる能力)を身につけていってほしいと思います。

 

ユネスコ75周年事業「高校生によるSDGsグローバル対談」

第2回 カンボジア世界遺産からの探究学習会

カンボジアの悲しい歴史や世界遺産について学び、平和や人権の大切さを考えるオンライン学習会です。日本や台湾の高校生・大学生がカンボジアを訪問し、現地から活動内容・カンボジアに関する探究学習の成果を発表します。

詳しい内容はこちら!(タップで表示)

トゥールスレン虐殺資料館から中継を行い、虐殺の歴史や平和の重要性について学び、講師の先生方と対話しながら、ユネスコ憲章の理念ESD(持続可能な社会づくりのための教育)について考えます。

カンボジアで起きた過去の悲劇を知って人権の大切さを理解し、戦争や暴力のない社会について考え、国や文化の違う人々と対話することで、未来の平和づくりに自分がどう関われるのかを考えることを目的としています。

高2ブライトコース コース別自主活動日②

各コースがそれぞれに特色ある探究活動を展開する「コース別自主活動日」、今年度前期のコース別自主活動日は7月14日~16日の3日間に設定されています。

高校2年生ブライトコースの2日目午前は、大学・専門学校の先生方をお招きし、進路ガイダンスを実施しました。

全体での進路講演会

まず、講堂で行われた全体会では進路講演会を開催し、AI時代を生きる上で求められる力や将来の進路選択についてお話しいただきました。生徒たちにとっては、これからの学びや進路について考える貴重な機会となりました。

その後は校舎内の各教室に分かれ、大学・専門学校の先生方を招いて行う分野別ガイダンスに参加しました。生徒たちは事前に希望した分野ごとに分かれ、専門的な学問内容や学びの魅力について話を聞きました。

各学校の紹介にとどまらず、生徒自身が「何を学びたいのか」「どのような分野に興味があるのか」を深く考えることができる内容となり、キャリア意識を一層高める有意義な時間となりました。

この日の午後は、昨日に引き続き企業訪問ごとのグループに分かれ、翌日の中間発表用にスライドを作ったりしました。アイデアだけでなく企業の事業内容そのものや、何が求められているのか、もらった課題への深い理解も必要です。生徒たちは話し合いながら、準備をすすめていました。

グループで話し合う生徒たち

高2ブライトコース コース別自主活動日①

各コースがそれぞれに特色ある探究活動を展開する「コース別自主活動日」、今年度前期のコース別自主活動日は7月14日~16日の3日間に設定されています。

高校2年生ブライトコースでは一日目の午前、キャリア講演ということでマイナビ・キャリアデザイン事業本部の澤田さんにお越しいただき、自己理解とキャリア形成についてお話いただきました。生徒たちは、ワークシートを使って周囲と対話しながら、自分の今までの経験や魅力について掘り下げていきました。

キャリア講演

午後は先日行った企業訪問ごとのグループに分かれ、企業からもらった課題に対してアイデアを出し合ったり、発表用にスライドを作ったりしていました。訪問の際に見学したことをふり返りながら、課題の本質を確かめながら話し合いました。

ワークシートに取り組む生徒たち

このように、コース別自主活動日ではコースごとにクラスや教科の枠組みを超えた総合的な学び探究学習をじっくり時間を取って実施しています。この3日間は、こうした体験を通じて想像・協働・交渉・創造・表現といった力を少しずつ育んでいきます。

 

Co-Innovation University(CoIU)の特別講義を実施しました

今回お話を伺ったのは、2026年4月に開学したばかりのCo-Innovation University(CoIU)の教授、松林康博先生です。岐阜県飛騨市に本校を構えるCoIUは、経済学や経営学を土台としながら、日本全国の地域課題を多様な人々と協力して解決していく「共創」を実践する、新しい学びの場です。

講義のテーマは「マーケティング」。私たちは「どうすれば山の登山客を増やせるか」という課題に挑戦し、グループでアイデアを出し合いました。

 

その中で特に印象に残ったのが、「山頂に登頂記念のガチャガチャを設置する」というアイデアです。ただ商品を販売するのではなく、「山頂まで登った人だけが手に入れられる記念品」という特別な価値を生み出すことで、人の「達成感」や「誰かに自慢したい」という心理を引き出し、登山の魅力を高めるという考え方でした。

今回の講義を通して、マーケティングとは単に商品やサービスを売るためのテクニックではなく、「人はなぜ行動するのか」「どうすれば人の心が動くのか」を考えることが大切なのだと学びました。一見変わったアイデアでも、人の心理や価値観を理解し、少し工夫を加えることで、多くの人の行動につながることを知り、とても驚きました。

今回学んだ「相手の立場や気持ちを考え、工夫する」という視点は、これからの学校生活や将来社会に出たときにも役立つと感じています。学校行事を企画するときや、誰かと協力して物事を進める場面でも、「相手はどう感じるだろう」「どうすればもっと楽しんでもらえるだろう」と考えることで、より良いアイデアが生まれるのではないかと思いました。

今回の講義は、マーケティングについて学ぶだけでなく、人の心を理解することの大切さや、新しい視点でものごとを考える面白さを実感できる、とても貴重な時間となりました。