卒業生の声<キャリアデザインコース>

秋田 このはさん
出身コース:キャリアデザインコース
進学先:名古屋経済大学 人間生活科学部 管理栄養学科
出身中学校:名古屋市立山王中学校

在学中は募金活動や障がいのある方との交流をはじめ、さまざまなボランティア活動に取り組みました。人の役に立つことにやりがいを感じる中で、活動では常に「相手の視点に立って考える姿勢」を大切にしてきました。この姿勢は、多くの人の健康を支える管理栄養士にとっても不可欠だと感じ、進路選択につながりました。当初は専門学校も考えましたが、知識や資格を身につけることで、より幅広く人の役に立てると考え、管理栄養士の国家資格が取得できる大学を選びました。現在は解剖生理学や食品学実験など基礎から専門へつながる学びに励んでおり、それらを今後の実践に生かしたいと思います。

卒業生の声<エクスプローラーコース>

永谷 緋梨さん
出身コース:エクスプローラーコース
進学先:名古屋外国語大学 世界教養学部 世界教養学科
出身中学校:名古屋市立守山東中学校

市邨では国際理解と社会貢献に力を注ぎ、名古屋大学の模擬国連や大学講義の聴講に参加しました。また、インターアクトクラブやユネスコ委員として清掃活動や募金活動などのボランティア、聴覚障がい児施設訪問、カンボジア支援に取り組みました。学業面では英検準一級を取得し、留学費用全額支援制度に魅力を感じて現在の大学を選びました。現在は英語に加えて韓国語や歴史・宗教等も学んでおり、特に米仏文学とその背景を知る授業に興味を持っています。多様な課題を管理しながらTOEFL対策に励み、将来の国際的な活躍を目指して充実した大学生活を送っています。

卒業生の声<ブライトコース>

纐纈 玲悟さん
出身コース:ブライトコース
進学先:東京農業大学 生物産業学部 北方圏農学科
出身中学校:市邨中学校

高校時代は生徒会活動と森林の研究活動に力を注ぎました。生徒会では2年間、生徒会長を務め、日々の運営に加えて校則の改定や前夜祭の実施など、生徒の声を形にする取り組みに挑戦しました。また、森林の研究では東京大学の演習林を活用し、他地域との比較から森林遷移と炭素固定量の関係を探究し、全国大会に出場する機会を得ました。こうした経験から農学への関心を深め、専門性の高い大学かつ、日本の食料生産を担う北海道という地で学ぶ道を選びました。現在は農学を包括的に学びながら、一次産業のアルバイトや実習を通して、現場に根ざした学びを重ねています。

令和8年度 PTA総会・学級懇談会

5月13日(水)、PTA常任委員会およびPTA委員会、講堂にてPTA総会が行われました。総会では各種承認手続きだけでなく、PTA会長のあいさつや学校長による教育の概要紹介など、お越しいただいた皆さまに市邨の理念や魅力などをあらためてお伝えすることができました。

総会終了後は、各ホームルームにて学級懇談会を実施。各クラスの担任教諭がお越しいただいた保護者の皆さまと和気あいあいに、日ごろの学校生活の様子や家庭での状況などを情報交換する機会となりました。

学級懇談会の様子

保護者の皆さま、日頃より本校の教育活動への深いご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。今後も市邨の教育にご期待くださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

体操部 県大会団体V!

いちむら・女子体操部は、5月10日(日)に日本ガイシスポーツプラザで開催された、令和8年度愛知県体操競技選手権大会 兼 第80回国民スポーツ大会体操競技愛知県選手選考会に出場し、団体総合優勝を果たしました!その結果、3名の選手が国民スポーツ大会(旧・国体)の愛知県代表に選出されました。

なお、この大会は第80回愛知県高等学校総合体育大会も兼ねており、この夏に神戸市で開催される全国高等学校総合体育大会(インターハイ)への出場も決まりました。

当日は朝早くからたくさんの方に応援に駆けつけていただき、誠にありがとうございました!引き続き練習に励んで参りますので、みなさんの応援よろしくお願いいたします!

市邨高校と台湾国立鳳山商工高校が姉妹校協定を締結

台湾報告会レポート5 姉妹校協定の締結 〜優しさを繋ぐ対話と交流を通したESD〜

市邨高校と国立鳳山商工高校が、今後の継続的な交流と協働を確認

本事業に取り組んできた名古屋経済大学市邨高等学校国立鳳山商工高校は、このたび姉妹校協定を締結しました。

これまで両校は、オンラインでの継続的な学び合いを基盤としながら、パレスチナの子どもたちへの学校支援、カンボジアの子どもたちへの学校支援、難民女性のフェアトレード支援など、国境を越えた国際支援活動にともに取り組んできました。今回の協定は、そうした実践を一過性の交流で終わらせることなく、今後も継続的に発展させていくことを両校で確認する大切な節目となりました。

姉妹校協定では、両校がこれまで築いてきた信頼関係を基盤にしながら、今後も教育交流と協働を進めていくことが確認されました。具体的には、生徒・教職員の相互交流、オンラインを活用した継続的な学習交流、教育活動や探究活動に関する情報共有、平和・国際理解・ESDに関わる協働的な学び、そして必要に応じた学校訪問や文化交流などを通して、相互理解と友好関係をさらに深めていくことが協定の趣旨として盛り込まれています。

また、本協定は、単に学校間の親善を確認するものではなく、両校の教育実践を今後も支え合いながら発展させていくための約束でもあります。世界の課題についてともに学び、発表するだけにとどまらず、その学びを実際の国際支援活動へとつなげてきた両校の歩みは、今回の姉妹校協定によって、より確かな継続性をもつものとなりました。

今後も、両校の生徒たちが互いの文化や価値観を学び合いながら、対話と交流を通して学びを深めていくことが期待されます。

このような姉妹校協定の締結は、ユネスコ憲章第1条が示す、教育・科学・文化を通した諸国民の交流と相互理解の促進にも通じるものです。異なる国や地域に生きる若者たちが、継続的に学び合い、共に考え、共に行動する関係を築いていくことは、「人の心の中に平和の砦を築く」というユネスコの理念を、学校教育の中で具体的に形にしていく営みの一つといえます。

また、文部科学省が重視する「主体的・対話的で深い学び」や、文部科学省EDU-Portニッポンが大切にする、国境を越えた教育交流と学びの共有という視点から見ても、両校が継続的な協働を確認したことは、今後の教育実践を考えるうえで大切な意味をもつものです。

これまでの探究活動や国際支援活動を今後の学びにつなげていくことは、生徒たちにとっても、自らの学びが社会や世界とつながっていることを実感する機会となります。

さらに、こうした継続的な交流の約束は、ESD(持続可能な開発のための教育)の視点からも大切な学びの基盤となります。

異なる背景をもつ仲間と長期的に関わりながら、世界の課題を共有し、問いを深め、行動につなげていくことは、持続可能な社会の担い手を育てる学びと深く関わっています。また、互いを尊重しながら対話を続ける関係を築くことは、SEL(社会性と情動の学習)の視点からも、生徒たちの関係形成やウェルビーイングにつながる大切な経験となります。

市邨高校では今後も、ユネスコの理念、ユネスコ憲章の理念、文部科学省EDU-Portニッポンの趣旨、そして市邨学園の建学の理念に則り、国立鳳山商工高校との姉妹校交流を大切にしながら、対話と交流を基盤とした探究的な学びと国際協働のESD実践を積み重ねてまいります。

これまでのとりくみはこちら(市邨高校ユネスコ平和教育インスタグラム報告)

 

「世界遺産×SDGsチャレンジ!2025」小論文部門で本校生徒4名が受賞しました

世界遺産を切り口に、持続可能な社会の実現に向けた提言を競う「世界遺産×SDGsチャレンジ!2025」の小論文部門において、本校の生徒4名が見事な成績を収めました。
全国から897名の応募が寄せられた中、本校からは優秀賞に2名、入賞に2名が選出されました。優秀賞は全国で10名のみが選ばれる賞であり、そのうち2名を本校生徒が占める大変喜ばしい結果となりました。
優秀賞
小池 あい実さん 「写真の奥にあるもの ― 修学旅行で気づいた世界遺産の本当の姿」
清水 快さん 「世界遺産地域のためにわたしたちができること」
入賞
内田 瑠璃さん 「私一人では難しい。でも、みんなで協力すればできる。」
山田 優真さん 「世界遺産を未来につなぐ-私たちができること」
受賞作品には、世界遺産を単なる観光地や歴史的建造物として見るだけでなく、その背景にある地域の暮らし、文化の継承、環境保全、そして未来へ引き継ぐために私たちができることを考えようとする姿勢が表れていました。生徒たちは、世界遺産を「遠い場所にある特別なもの」としてではなく、持続可能な社会について考えるための身近な入り口として捉え、自分自身の言葉で提言をまとめました。
本校では、ユネスコスクールとしての学びや、日々の探究学習を通して、社会課題を自分事として捉え、考えを深め、発信する力を大切にしています。今回の受賞は、そうした学びの積み重ねが実を結んだ成果でもあります。
世界遺産を未来へつなぐために、今を生きる私たちには何ができるのか。生徒たちの小論文は、その問いに一人ひとりが真剣に向き合った成果です。
受賞した皆さん、本当におめでとうございます。今後も本校では、社会とつながる学びを通して、生徒一人ひとりの探究心と発信力を育んでいきます。

園芸ゼミ 【2026年度いちむらゼミⅠ+ⅡA】

初夏の陽気を感じる5月8日。
本日も、2・3年生合同の「いちむらゼミⅠ+ⅡA」が行われています。

全33ゼミがそれぞれのテーマに沿って活動を進める中、園芸ゼミではいよいよ畑に「命」が吹き込まれる瞬間を迎えました。

今日は種を植える作業がメインかと思いきや、まずは土を掘り起こす作業に熱心に取り組む生徒たちの姿がありました。

「良い収穫は土から」 その言葉通り、ふかふかの土床を作るためにスコップを入れ、丁寧に土を耕していきます。自分たちが選んだ野菜がしっかりと根を張れるように、基礎となる土台作りに一切の妥協はありません。

生徒たちが育てるのは、実にバラエティ豊かな野菜やハーブたちです。
ナス、ピーマン、オクラ、トマトといった夏野菜。甘みが楽しみなホワイトコーンや、秋の味覚サツマイモ。さらに、刺激的なハバネロや、爽やかな香りのローズマリー、ミント。

「なぜこれを選んだのか」という思いは一人ひとり異なります。自分の興味を形にするために、真剣な眼差しで土と向き合っていました。

2年生と3年生が合同で活動するこのゼミでは、作業を通じて自然と会話が生まれます。 土の感触を確かめ合い、これからの成長を想像する。そんな学年を越えた一体感が、園芸ゼミの温かい雰囲気を作っています。

今日耕した土に、それぞれの思いが詰まった種や苗が収まりました。 これから夏に向けて、畑がどのような彩りを見せてくれるのか非常に楽しみです。

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アップデートする国語  市邨発・生徒主体で切り拓く授業 ①

市邨では新カリキュラムが始まり授業改革に力を入れて5年が経過しました。その間、市邨が目指す新しい学びを実現するために国語科では教科会で授業実践について共有し、ブラッシュアップを図ってきました。その国語科の取り組みについて、一部を紹介していきます。

本校の国語のカリキュラムでは「国語表現」という科目を様々な学年で採用していることが1つの特徴として挙げられます。Explorer コースで2年次に週3コマ、Career Designコースで2年次に週4コマ、Academicコースで3年次に選択科目で週3コマ、Brightコースで3年次に選択科目で週3コマと多くの時間をとっていることも特徴です。

今回はこの科目で取り組んだ「私の虫類図譜をつくろう」という単元の取り組みを紹介します。

名詞で表された政治・経済・社会・心情・観念などの抽象的な言葉を具体的に「虫」に見立てて表現し、その「虫」を説明することを通して、抽象的なものを具体的なものを通して説明しようという単元です。生徒の豊かな考え方が生きるような単元で、創作活動をおもしろく楽しむことができました。学力の3観点の中でも市邨が特に大事にしている「思考力・判断力・表現力」、「主体的に学習に取り組む態度」を養う単元として非常に有意義な授業になったのではないかと感じます。

以下に一部の生徒の作品を載せますので、ご覧ください。

2026年度のいちむらゼミⅠ+ⅡAがスタートしました

4月30日、2・3年生合同による「いちむらゼミⅠ+ⅡA」の初回ゼミが行われました。
今年度は、全33のゼミが開講されています。

初回となる今回は、多くのゼミでオリエンテーションやチームビルディングが実施されました。
いちむらゼミは、生徒一人ひとりの興味・関心を出発点とした学びの場ですが、同時に同じゼミに所属する仲間とともに探究を進める「チーム」としての側面も大切にしています。

対話や活動を通して互いを知り、これからの学びを共に創っていくための土台づくりが、各ゼミで進められていました。

今年度も、それぞれのゼミでの探究活動を通して、生徒が自分自身と向き合いながら、「自分づくり」「キャリアづくり」へとつながる多様な学びを展開していきます。