ワンダーフォーゲル部 1月山行

市邨高校ワンダーフォーゲル部は、ハードな登山だけでなく自然に親しむための活動を多く実施しています。日頃の低山ハイクに加えて、動植物の観察、星空観測など体験重視の活動を実施しています。

これまでの活動はこちらをご覧ください。

公式インスタグラム
https://www.instagram.com/ichimura.wangel?igsh=YTI1aXBhOWtxYnZh&utm_source=

2026.1.31 冬の低山を自然を感じて歩く春日井3山(弥勒山・大谷山)

1月の山行は、最長最強寒波後の低山を歩きました。低山は生物基礎で学習した森林構造や地域のバイオーム(この地域は照葉樹林帯)を実際に観察することができます。また、野鳥観察にも適した季節です。今回も木の実を手のひらにのせると野鳥(ヤマガラ)が食べに来てくれました。

2年前の春日井三山の様子はこちら

手のひらの木の実にヤマガラがきました

弥勒山山頂の昼食タイムは、他の登山者との交流タイムにもなります。とても楽しい時間を過ごすことができました。

山頂からの景色は最高です。名古屋中心部のビル群が見えます。
登山道脇の残雪を丸めて
本日の歩行距離は5.9km、獲得標高は436mでした。

 

中学校合格者登録 & 高校入学前学習会

2月7日(土)、中学校では合格者登録高校では推薦・特色入試合格者対象入学前学習会がそれぞれ行われました。

中学校の合格者登録は講堂にて行われ、多くの入学予定者を迎えることができました。合格された皆さん、おめでとうございます。ようこそ市邨中学校へ!中学校では今後、2/28(土)・3/7(土)・3/14(土)の3回にわたって入学前学習会を予定しています。新学期にいいスタートができるよう、入学までの期間も学びを継続してほしいと思います。

高校・入学前学習会の様子

高校の入学前学習会では、国語・数学・英語の3教科で授業が行われ、事前学習課題の回収や今後の学習に向けての案内がありました。授業と言っても、ペアワークやグループワークを行い、在校生のボランティアがサポートするという、どの教科も市邨らしい協働学習のスタイルで展開されていました。次回の学習会は2/21(土)です。入学予定者の皆さんには、それまでに自分たちのペースでそれぞれ学習に取り組んでほしいと思います。

台湾と日本の学生によるオンライン合同会議を実施

本校ユネスコスクールの平和教育活動の一環として、本事業に取り組む台湾と日本の高校生がオンラインでつながり、合同会議を実施しました。

地理的な距離や国境を越え、ICTを活用して対話と交流を行う本取り組みは、ユネスコ憲章の理念である「人の心の中に平和の砦を築く」ことを目指した、ESD(持続可能な開発のための教育)の実践です。

本事業の目的

本事業は、

  • 世界で続く戦争や紛争、人道課題について正しく学ぶこと

  • 立場や文化の異なる他国の若者と対話を重ね、相互理解を深めること

  • 学びを「自分ごと」として捉え、平和で公正な社会の実現に向けた行動へとつなげること

を目的として実施しています。

台湾と日本の教育課程に基づき、両国の教員と生徒が協働しながら、ESDの視点を共有し、対話を軸とした学びを積み重ねています。

本事業の意義

国際情勢が不安定さを増す中、若い世代が国境を越えてつながり、対話を通して世界の課題を考えることは、これまで以上に重要になっています。


本事業は、知識の習得にとどまらず、生徒一人ひとりの自己有用感の向上や、社会と関わろうとする姿勢の育成につながっています。

今後も本校では、台湾をはじめとする国内外のパートナー校と連携し、ユネスコスクールとしての役割を果たしながら、平和と持続可能な社会の実現に向けた学びを継続していきます。

市邨高校ユネスコ平和教育推進部 インスタグラムはこちら

高2エクスプローラーコース 生徒が東京でプレゼン

↑先日の名大院生との共同学習時の発表

高校2年生・エクスプローラーコースが、「文理探究」の授業で2学期より取り組んできた「地層処分の学習活動」の成果を、生徒4名が東京で発表します!
原子力発電環境整備機構NUMO(ニューモ)主催の「地層処分事業の学習活動に参加いただいた団体の皆さま等の全国交流会」において、全国の小中高、そして大学がそれぞれ「地層処分を未来に繋げるために、いま私たちができること」をテーマに、活動報告を行います。

2月8日(日) 13時30分~14時40分(予定)このページ内の視聴用リンクから、オンラインにて実際の発表の様子をご覧いただくことができます。(YouTubeライブ配信)

※原子力発電環境整備機構NUMO(ニューモ)は、原子力発電により発生する使用済燃料を再処理した後に残る「高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)」「地層処分低レベル放射性廃棄物(TRU廃棄物等)」安全な地層処分実現に向けて事業を行っています。

第32回中部カーリング選手権大会に愛知県代表選手として出場!

高校1年生・エクスプローラーコースの伊藤叶翔くんが、第32回中部カーリング選手権大会愛知県代表選手として出場します!

期間:2026年2月20日(金)~23日(月)

会場:軽井沢町風越公園「軽井沢アイスパーク」(長野県北佐久郡軽井沢町)

1-Year Explorer Course: Kanato Ito
He will be representing Aichi Prefecture at the 32nd Chubu Curling Championships!
Date: February 20th (Fri) – 23rd (Mon), 2026
Venue: Karuizawa Ice Park, Kazakoshi Park, Karuizawa Town (Karuizawa Town, Kitasaku District, Nagano Prefecture)

名古屋大学webマガジン『広報名大』に掲載

昨年12月のコース別自主活動日における、エクスプローラーコースによる名古屋大学大学院生たちとの共同学習・「原発」「放射性廃棄物」をテーマにした青森研修&フィールドワークの様子が、名古屋大学webマガジン『広報名大』(←クリックで当該記事に移動)に掲載されています。

名古屋大学webマガジン広報名大トップページ

愛知工業大学とのゲームづくりを通じた高大連携プロジェクト ② 出展編

市邨高校eスポーツ部では、愛知工業大学およびスSchooMyさんと連携し、大学生と高校生が協働してゲームを企画・制作し、実際に出展まで行う高大連携の探究活動に取り組みました。本活動は、「つくること」と「社会にひらくこと」の両方を経験することを通して、学びを教室の外へとつなげることを目的としています。


② 出展編|「つくった学び」を社会に届ける経験

完成したゲームは、12月20日にはイオンモール長久手、年が明けて1月12日にはららポート安城で開催された体験型イベントに出展し、地域の子どもたちや保護者、買い物客など、幅広い来場者に実際に遊んでもらいました。会場では、高校生自身が制作者としてブースに立ち、来場者への声かけ、ゲームの説明、操作のサポートを行いました。

初めは緊張した様子も見られましたが、子どもたちが画面に夢中になり、「もう一回やりたい」「これどうやって作ったの?」と声をかけてくれる中で、生徒たちは次第に自分の言葉でゲームの工夫や面白さを伝えるようになっていきました。
ルール説明がうまく伝わらなかった場面では、その場で言い方を変えたり、操作方法を工夫したりと、来場者の反応を見ながら柔軟に対応する姿も見られました。

また、実際に遊んでもらうことで、「思っていたより難しい」「ここが一番盛り上がる」といった率直な感想を直接受け取ることができました。生徒たちはその反応をもとに、「もっと分かりやすくするには」「次に改良するとしたら」と自然に振り返りを行い、制作と社会とのつながりを実感していました。

自分たちが考え、形にしたものが、見知らぬ誰かの「楽しい」につながる。その経験は、教室の中だけでは得られない、学びの手応えとなりました。出展という実践の場は、生徒にとって「学びを社会にひらく」大切な一歩となりました。

SchooMyさんのページにも詳しく取り上げていただいています。
https://note.com/schoomy/m/m2dd99893cafb

愛知工業大学とのゲームづくりを通じた高大連携プロジェクト ① 制作編

市邨高校eスポーツ部では、愛知工業大学およびSchooMyと連携し、大学生と高校生が協働してゲームを企画・制作し、実際に出展まで行う高大連携の探究活動に取り組みました。本活動は、「つくること」と「社会にひらくこと」の両方を経験することを通して、学びを教室の外へとつなげることを目的としています。


① 制作編|「発想」を「形」にする学び

2025年12月6日/7日/13日の3日間、実際に愛知工業大学 八草キャンパスにもお伺いしました。制作の段階では、東京ゲームショウへの出展経験をもつ愛知工業大学の学生と、高校生が混合チームを組み、ゲームの企画・開発に挑戦しました。高校生はまず、大学生が制作した複数のゲームを実際に体験し、「なぜ面白いのか」「どこに工夫があるのか」を言語化するところからスタートしました。

その後は、アイデア出し、ルール設計、試作、改善というプロセスを繰り返しながら、チームで一つの作品を作り上げていきました。
正解のない問いに向き合いながら対話を重ねる中で、高校生は「自分の考えを伝える力」だけでなく、「相手の意見を受け止め、より良い形に更新していく力」の重要性を実感していきました。また、水野教授による研究室の事例紹介も行っていただきました。

技術的な知識を学ぶこと以上に、発想を形にする過程そのものが、探究的な学びとして大きな意味をもつ時間となりました。

SchooMyさんのページにも詳しく取り上げていただいています。
https://note.com/schoomy/m/m2dd99893cafb

JICA「特別学校賞」受賞のご報告 ― ESDの視点で未来をひらく、国際協力と探究の学び ―

JICA「特別学校賞」受賞のご報告

― ESDの視点で未来をひらく、国際協力と探究の学び ―

本校がユネスコスクールとして継続的に取り組んできた平和教育・国際協力を柱とするESD(持続可能な開発のための教育)の実践が評価され、このたび 国際協力機構(JICA)より、「特別学校賞」**を受賞しました。

本表彰は、生徒一人ひとりの学びを中心に据え、国際社会が抱える課題に対して、主体的・対話的・探究的に向き合う教育実践を継続してきた点が高く評価されたものです。

本事業の概要と有用性(ESDの実践として)

本事業は、ユネスコ憲章の理念およびESDの考え方を基盤に、「世界で起きている課題を、自分自身の生き方と結び付けて考える力」を育むことを目的として実施してきました。

単なる知識理解や支援活動にとどまらず、学習者が問いを立て、調べ、対話し、考え続ける過程そのものを重視しています。

生徒は、

  • カンボジア学校支援を通して教育格差や学ぶ権利について学び、

  • パレスチナ難民キャンプ学校支援では、紛争下における教育の意義を多面的に理解し、

  • シリア・パレスチナ難民女性支援では、フェアトレードを題材に、経済的自立と尊厳を支える国際協力の在り方を探究してきました。

これらの学びを通して、生徒は他者の立場を想像し、公正な視点で社会課題を捉え、持続可能な社会の担い手として判断する力を育んでいます。

採択・評価実績と外部からの評価

本事業は、これまでにJICAエッセイコンテスト機関長賞をはじめとする生徒個人の成果に加え、学校全体としての取り組みが評価され、今回のJICA特別学校賞の受賞につながりました。

これは、生徒の学びの成果が、学校内にとどまらず、外部機関からもESD実践として認められたことを示すものです。

文部科学省学習指導要領との整合性

本事業は、文部科学省学習指導要領が重視する

  • 「主体的・対話的で深い学び」

  • 思考力・判断力・表現力の育成

  • 社会とつながる探究的な学習

と高い整合性をもって実施されています。
特に「総合的な探究の時間」や「公共」などの教科・領域と連動し、実社会の課題を題材に学びを深めるカリキュラムとして位置付けられています。

未来を切り開く探究活動

本事業は、知識の習得を目的とする従来型の学びから、未来を自ら切り拓く力を育てる学びへと転換し、学習者の心を育む教育活動して、文部科学省EDU-PORT応援プロジェクト採択されています。また、2025 ユネスコ/日本ESD賞国内選考案件として、選考されています。

国際協力や平和、持続可能性といったテーマを通して、生徒は正解のない問いに向き合い、多様な価値観の中で考え続ける姿勢を身に付けています。

おわりに(パートナーへの感謝)

本事業は、本校のみで実現したものではなく、国際協力機構(JICA)はじめ、国内外の教育関係者、国際機関、支援先の現地関係者、地域の皆様、そして保護者・卒業生の皆様との協働によって支えられてきました。
ここに、心より感謝申し上げます。

市邨高校ユネスコ平和教育推進部 主任 松野至

JICAエッセイコンテスト「機関長賞」受賞のご報告 ― ESDの視点で世界と向き合う、探究の学び ―

JICAエッセイコンテスト「機関長賞」受賞のご報告

― ESDの視点で世界と向き合う、探究の学び ―

本校で継続して取り組んでいるユネスコ平和教育・ESD(持続可能な開発のための教育)を柱とする国際協力事業に参加した生徒が、国際協力機構(JICA)エッセイコンテストに応募し、このたび機関長賞を受賞しました。
これを受け、JICA中部所長が来校され、校内にて表彰式が行われました。

ESDとしての本事業の位置づけ

本事業は、ユネスコスクールとしての実践を基盤に、文部科学省学習指導要領が重視する「主体的・対話的で深い学び」を具現化するESD実践です。
世界で起きている紛争、貧困、難民問題といった地球規模課題を、知識として理解するだけでなく、「自分はどのように社会と関わり、どのような未来を選び取るのか」という問いとして捉え直すことを目的としています。

生徒は、カンボジア学校支援を通じて教育環境の格差について学び、カンボジア学校支援に取り組みました。

パレスチナ難民キャンプ学校支援では、学ぶ権利が脅かされている現状を現地の声や資料から多面的に理解してきました。

また、シリアおよびパレスチナ難民女性支援では、フェアトレードを題材に、経済的自立と尊厳を支える国際協力の在り方について探究しています。

これらの学びは、特定の立場や主張に立つものではなく、国際社会の課題を多角的に捉え、公正に考え、持続可能な社会の担い手として判断する力を育むことを重視しています。

受賞エッセイの内容と学びの深まり

受賞した出口さんのエッセイは、こうしたESDの学びを土台に、国際協力の現場で起きている現実を自分自身の問題として捉え直した内容となっています。
支援活動や探究学習を通して得た知識や経験を整理し、「相手を知ろうとすること」「想像力をもって考えること」の大切さを、自らの言葉で丁寧に表現しました。

また、昨年度に実施した「市邨高校 難民支援の夕べ」において公開上映した、文部科学省選定映画 わたしは憎まない にも触れています。本作品は、深い対立と悲しみの中にあっても、憎しみではなく人間の尊厳と対話を選び続ける姿を描き、「暴力の連鎖を断ち切るために、私たちは何を選択するのか」という問いを投げかけるものです。

出口さんはこの映画から、誰かを単純に断罪するのではなく、命の重さや人の心に目を向け続ける姿勢を学び取り、これまでの国際協力の探究と結び付けて考察を深めています。

こうした学びは、ユネスコ憲章前文に示される「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない」という理念とも重なります。

エッセイは、映像教材・体験的学習・探究活動を通して育まれた思考力・判断力・表現力の成果として、高く評価されました。

学びの成果としての外部評価

今回の受賞は、個人の成果であると同時に、本校がESDの視点から積み重ねてきた教育実践が、外部機関によって評価されたものでもあります。

生徒が社会課題を自分事として捉え、対話を重ねながら考え続ける姿勢は、これからの社会を支える市民としての基礎的な力につながるものです。

おわりに(パートナーへの感謝)

本事業は、本校のみで実現したものではなく、多くのパートナーの皆様との連携によって支えられています。
国際協力機構(JICA)をはじめ、国内外の教育関係者、国際機関、支援先の現地関係者、地域の皆様、そして日頃より本校の教育活動をご理解・ご支援くださっている保護者・卒業生の皆様に、心より感謝申し上げます。

今後も本校では、ESDの視点を大切にしながら、パートナーの皆様と共に、生徒一人ひとりが公正で持続可能な社会の担い手として成長していける教育実践を継続してまいります。

ユネスコ平和教育推進部主任 松野至

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