ユネスコ平和活動報告会@台湾

いちむら高校ユネスコスクールは、3月13日(木)~17日(月)に代表生徒6名が台湾(高雄•台中•台北•九份•十分)へ渡航しました。パートナーシップ協定を結び、ともに協働して国際平和貢献活動を実施している台湾鳳山商工高校とのユネスコ平和活動報告会を開催するためです。

このたびのツアーでは、本校の学校代表生徒が鳳山商工高校を訪問して平和活動の活動報告会をするとともに、同校の授業体験、高校生同士の文化交流を実施しました。また、台湾の歴史と文化、日本との繋がりのある施設を訪問しました。十分では「世界平和」と書き、願いを込めた「ランタン」をあげました。

両校の国際平和貢献活動は、ともに先輩達から受け継いでいます。この活動は2018年から始まり、今年で7年目となりました。国内外の高校生が、国際機関、JICA、NPO、企業などの専門家から学び、高校生にできることは何かをともに考え、行動しています。パレスチナおよびシリア難民女性の支援としてフェアトレード(難民女性が作成したファッションブランド品の販売と応援)活動、カンボジアの貧困地域へは子どもたちが通う小学校へ遊具等(ブランコ・鉄棒・手洗い場・井戸)を送る活動をしています。
普段はオンラインで学び合っている両校ですが、今回の対面での報告会、交流会を通じて、心の距離が一層近くなったことを感じました。これからも活動を通して、世界の平和を願うとともに、お互いを理解し合うことの大切さ、戦争のない社会の実現を目指すことを誓い合いました。

Instagramでも報告しています。

工芸品を作る授業を体験しました。台湾の生徒がデザインしたイラストをトートバッグに転写します。両校の国際貢献活動が描かれています。
十分であげたランタン。「世界平和」の願いを込めてあげました。
パートナーシップ協定校の最寄り駅「鳳山」。3月中旬ですが気温は29℃です。このような気候の違いも新鮮です。
台北市のシンボル「台北101」で市内を展望しました。101とは101階まであると言うことです。建設当時は世界一の高さを誇りました。
鳳山商工学校の校内見学途中で立ち寄った「購買部」です。パンや弁当、ドリンク類が豊富です。
ビジネスの授業を一緒に受けたみんなと記念撮影。とても楽しい授業でした。
ネイティブによる英語の授業。台湾と日本の生徒が協力してミッションをクリアするために頑張りました。
台湾の古い町並みで知られる九份を散策しました。金鉱脈が発見されて街が発展しましたが、いまは観光地として賑わっています。通路や階段はすれ違うのがやっとです。
バナナの輸出港として発展した高雄港に隣接した貨物駅には古い列車が展示されています。輸送の中心が鉄道から自動車へ変わり、貨物駅は公園として整備されています。