サイエンスアクティビティ@東京大学犬山研究林

3月25日(火)、サイエンスアクティビティの一環として、本校エクスプローラーコース・アカデミックコース・ブライトコースに所属する高1~3の生徒13名と一宮高校・一宮南高校の合同調査チームが、東京大学犬山研究林にて森林調査と林業遺産学習を実施しました。

2019年4月調査の様子はこちら
2021年3月調査の様子はこちら
2022年3月調査の様子はこちら
2024年3月調査の様子はこちら
2025年3月調査の様子はこちら

犬山研究林内に設置した方形区を示す看板
調査区まで約15分、早春の森の中を歩きます。
地上から130cmの位置にある幹を特殊なメジャーで測ります。幹の円周を測るだけで直径に換算された数値を読むことができます。

2019年度より研究林内に設置した方形区(長期生態系プロット)内に生育する樹木の胸高直径を計測し、森林樹種の変遷を調べています。またこのたびは、はげ山から現在の森林へ作り変える土木技術(谷をせき止めて土砂の流出を防ぐ)の痕跡を見学しました。

この森の成り立ちを学んでいます。約100年前は樹木がなく地表がむき出しになったはげ山だった。信じられません。
春の林床を彩るカタクリです。このカタクリは調査後に鳩吹山麓で見学したときに撮影しました。
約100年前に設置されたコンクリート放水路付き土堰堤(どえんてい)。コンリクートはとても高価でした。

なお、本調査区域は東京大学が10年に一度実施している調査区域で、2019年度からは高校生が特別に利用させていただいています。毎年県内の高校3校が参加し合同調査しており、毎年の調査によって新たな発見があったり、調査結果の考察などを通して高校生たちの学びが深まっています。

東大の澤田先生、市邨・一宮・一宮南の合同調査チームと協議会のみなさん

昨年度までの実習の様子はこちらです。

ユネスコ平和活動報告会@台湾

いちむら高校ユネスコスクールは、3月13日(木)~17日(月)に代表生徒6名が台湾(高雄•台中•台北•九份•十分)へ渡航しました。パートナーシップ協定を結び、ともに協働して国際平和貢献活動を実施している台湾鳳山商工高校とのユネスコ平和活動報告会を開催するためです。

このたびのツアーでは、本校の学校代表生徒が鳳山商工高校を訪問して平和活動の活動報告会をするとともに、同校の授業体験、高校生同士の文化交流を実施しました。また、台湾の歴史と文化、日本との繋がりのある施設を訪問しました。十分では「世界平和」と書き、願いを込めた「ランタン」をあげました。

両校の国際平和貢献活動は、ともに先輩達から受け継いでいます。この活動は2018年から始まり、今年で7年目となりました。国内外の高校生が、国際機関、JICA、NPO、企業などの専門家から学び、高校生にできることは何かをともに考え、行動しています。パレスチナおよびシリア難民女性の支援としてフェアトレード(難民女性が作成したファッションブランド品の販売と応援)活動、カンボジアの貧困地域へは子どもたちが通う小学校へ遊具等(ブランコ・鉄棒・手洗い場・井戸)を送る活動をしています。
普段はオンラインで学び合っている両校ですが、今回の対面での報告会、交流会を通じて、心の距離が一層近くなったことを感じました。これからも活動を通して、世界の平和を願うとともに、お互いを理解し合うことの大切さ、戦争のない社会の実現を目指すことを誓い合いました。

Instagramでも報告しています。

工芸品を作る授業を体験しました。台湾の生徒がデザインしたイラストをトートバッグに転写します。両校の国際貢献活動が描かれています。
十分であげたランタン。「世界平和」の願いを込めてあげました。
パートナーシップ協定校の最寄り駅「鳳山」。3月中旬ですが気温は29℃です。このような気候の違いも新鮮です。
台北市のシンボル「台北101」で市内を展望しました。101とは101階まであると言うことです。建設当時は世界一の高さを誇りました。
鳳山商工学校の校内見学途中で立ち寄った「購買部」です。パンや弁当、ドリンク類が豊富です。
ビジネスの授業を一緒に受けたみんなと記念撮影。とても楽しい授業でした。
ネイティブによる英語の授業。台湾と日本の生徒が協力してミッションをクリアするために頑張りました。
台湾の古い町並みで知られる九份を散策しました。金鉱脈が発見されて街が発展しましたが、いまは観光地として賑わっています。通路や階段はすれ違うのがやっとです。
バナナの輸出港として発展した高雄港に隣接した貨物駅には古い列車が展示されています。輸送の中心が鉄道から自動車へ変わり、貨物駅は公園として整備されています。

 

令和6年度 修了式

3月19日(火)、市邨中高では令和6年度 修了式が行われました。前日夜に降った雨の影響でグランドコンディションが良くなかったため、晴天ではありましたが放送にての実施となりました。

放送にて修了式を実施

校長先生のお話は、「行動することの大切さについて」ということで、才能をいくら持っていてもそれを発揮することがなければ意味をなさない、知識をいくら持っていてもそれを活用する力が無ければ意味をなさない、生かすも殺すも自分自身であり、自ら行動することによってそれらを育てていくことが大切である、ということでした。

市邨の教育モットーを表す表現として「自ら考え、自ら行動する」「知識を活用する」「想像・創造する」という3つの柱に触れ、先日野球殿堂入りを果たしたイチロー氏のインタビューでの発言を引用して「自分から一歩踏み出すこと」の重要性についてお話しされました。

全国大会出場を報告する代表生徒

その後は今春、全国規模の大会に出場する各部活動の壮行会および、探究活動において顕著な活躍をした生徒から報告がありました。

顕著な探究活動成果として報告した生徒

・1年エクスプローラーコース 篠田くん「JICA主催国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2024/高校生の部 佳作」

・2年エクスプローラーコース 吉田さん「第八回 徒然草エッセイ大賞/一般の部 大賞」

【全国選抜大会出場クラブ/開催地】

・女子体操部/3/22~高知県

・男子テニス部/3/20~福岡県

・バドミントン部(男・女)/3/22~石川県

・女子ハンドボール部/3/24~大分県

【全国私学大会出場クラブ/開催地】

・弓道部/大阪府

生徒会長・纐纈くん(高2)のあいさつで壮行会および報告会を終了しました。まだまだ寒い日が続いていますが、明日から春休みです!報告してくれたクラブの皆さんをはじめ、期間中に試合や大会、発表会などを控えている皆さんの健闘を祈ります!

生徒会長・纐纈くんによる挨拶

新学期に向けて、自分には何ができるか、どんなアクションを起こせるか、じっくり考えつつ、健康に留意して過ごしてください。そして4月にはまた元気な姿で会いましょう!

中学・高1・高2 Exhibition Dayを開催!

3月11日(火)、中高全体で探究・学習発表会【中学・高1・高2 Exhibition Day】を開催しました!先月2月13日に行われた高校3年生Exhibition Dayに続き、このたびは中学1~3年生、高校1,2年生の生徒全員がこの1年間の学びをあらゆる表現方法で発表しました。

前回と同様、生徒たちの発表テーマは身近な学校生活の話題や各分野の学問はもちろんのこと、社会課題に向けた取り組みや自身の体験談など多岐にわたっていました。小牧・長久手の戦いについて自分なりの考察を交えて説明したり、3DCGを自ら作ってみたり、第二言語習得についてリサーチしたり、黄金比と白銀比について具体例を用いて比較したり…ひとり一人がそれぞれの知的好奇心を追い求め、伝えたいことを自分の言葉で一生懸命に語っていました。

講堂ではミュージカルゼミの生徒たちが『美女と野獣』を披露。ピアノに合わせて表現力豊かに歌い、手作りの小道具大道具を駆使して世界観を表現していました。

2Fの自主学習室では、エクスプローラーコースが日ごろの探究活動における成果物や、コースならではの活動を伝える展示が行われました。

当日はあいにくの雨模様でしたが、卒業生や他校の先生方をはじめ、教育ビジネスに携わる関係者の方々や、この春から新入生として入学予定の中学生、本校への受験を検討している親子など本当にたくさんの方にお越しいただきました。ありがとうございました。高校3年生のボランティア生徒も応援に駆け付け、受付や来客の案内サポートをしてくれていました。

昨年度本格的に始まったこの【Exhibition Day】ですが、文化祭や体育祭とともに、生徒たちの学びを総括する、全校挙げての大きな学校行事として定着できればと思っています。発表した皆さん、お疲れさまでした!

中学校 入学前学習会②

3月8日(土)、中学校では先週に引き続き新中1入学前学習会(2回目)が行われました。冒頭は数独パズルで頭の体操をしました。じっくり黙々と考えている姿が印象的でした。

まずはそれぞれ思い思いに折ってみる

後半は教室ごとに分かれて探究活動を行いました。ある教室では【紙飛行機プロジェクト】と題して、グループでいかによく飛ぶ紙飛行機を作れるか、という探究を行いました。ただ単に紙飛行機を折って飛ばして終わりではなく、決まったルールの中で①飛距離②滞空時間③まっすぐ飛ぶかという3つの要素を追究したオリジナルの機体を作って飛ばしました。距離や時間はiPadのアプリで正確に計測。はじめは作って飛ばすことだけに夢中になっていましたが、次第にグループで相談をはじめ、よりよいものを作ろうと翼の角度を変えたり、投げるスピードを変えたりと試行錯誤していました。

試行錯誤しています

最終的に飛距離が10mを軽く超える機体や、約7秒間の滞空時間を持つ機体など、予想をはるかに超えた作品ができあがりました。最後は班ごとに作った機体の説明と実演を行い、今日の探究のふり返りを行いました。

出来上がったものを廊下で飛ばす

一見遊びに見えるようなものでも、分析や研究を続けていけば立派な探究活動です。この紙飛行機にしても、重心や空力など物理的な法則を考察していけば、大学での研究と何ら変わりません。

上手く飛ぶかな!?

入学予定者の皆さんには、そうした「探究」の入門としてそれぞれの企画を体験してもらいました。答えのない問題に向き合うためにも、こうした視点での学びを大切にしていってほしいと思います。

中学校 入学前学習会①

3月1日(土)、中学校では新中1入学前学習会(1回目)が行われました。8:45~11:30の時間帯で、初回となる今日はコミュニケーションのマナー、自己紹介などペアワークを行い、後半はグループに分かれて活動しました。

冒頭はコミュニケーションについて
伝える難しさ、心がけを学びます

座学による教科の学びはもちろん重要ですが、市邨中学校では学んだことを相手にきちんと言葉で「伝える」こと、仲間と「協力する」ことを大切にしています。今日はそうしたトレーニングを通じて、「学ぶ楽しさ」を体験してもらいました。

ビー玉選手権スタート!
20個達成か?
上には上がいる

この日行われたのは、おりがみ1枚を使ってどれだけ多くのビー玉を入れられるかをチームで競いあう【ビー玉選手権】です。紙の折り方を工夫したり、ビー玉の置き方を工夫したり…20個を超えたグループに「すごい!」と驚いていると、最高記録はまさかの100個超えでした!

こんな発想アリ!?
最後にこの日のふり返りを記入

どのチームも試行錯誤して自分たちなりの最適解を探していました。単なる遊びに見えますが、活動は「探究」そのもの。実にいちむららしい、学びのイントロダクションとなりました。

【高校】入学前学習会②

2月22日(土)、高校では特色・推薦入試合格者を対象にした入学前学習会(2回目)が行われました。前回と同様に、国語・数学・英語の3教科の授業を行い、理科・社会については課題の提出と返却が行われました。「授業」とは言っても、ペアワークやグループワークを中心に、周囲とコミュニケーションを取りながら展開する”市邨らしい”スタイルでした。

ペアワーク・英語で自己紹介
読んできた英語の本をグループで紹介

今回も在校生のボランティアが多数参加しました。各教科の授業でグループワークの補佐をしたり、次の指示を出したり、個別の質問対応等をしていました。在校生にとってはある意味、普段の学校生活でもやっていること。慣れた様子で授業をサポートしてくれていました。

在校生ボランティアのサポート
グループワークの補佐
教え合い・学び合いで進みます

入学式までまだ時間がありますが、入学予定者の皆さんはこの間も決して学びを止めることのないよう、教科の学習はもちろん、自分自身の興味・関心のあることに積極的に取り組んでみてください!新年度にいいスタートができるよう願っています!

【ユネスコスクール】「私は憎まない」第7回いちむら高校難民支援の夕べ

2月15日(土)13:30より、JICA中部(名古屋駅・ささしまライブ)にて『第7回 いちむら高校 難民支援の夕べ』を開催しました。

ユネスコスクール加盟以前からスタートしたこの会も、今年で7回目を迎えました。しかしこれは同時に、いまだに世界から戦争がなくならず、難民問題が今日も生まれているということでもあります。


松野至教諭から「2024年アンマン訪問の報告」「UNRWA小川氏の紹介」


国連UNRWAからいちむら高校の皆さんへのメッセージ
(アンマンUNRWA保健局職員小川まい氏)

これまでの活動報告展示
生徒たちが作成したパネル

市邨高校ではユネスコ委員会を中心に、【市邨ゼミ】のユネスコゼミに所属する生徒たち、そのほか有志の生徒や保護者、教職員たちが難民問題について考える機会を設けています。街頭での募金活動をはじめ、イベントの企画・参加、服のチカラプロジェクトなど校内での活動等、継続的な取り組みを展開しています。

フェアトレード・トライバロジー商品の展示

このたびのイベントでは、シリア・パレスチナ難民女性支援、UNRWA学校支援、カンボジア公立学校支援2024報告と、本校と交流を続けている台湾の高校とのリアルタイムでのオンライン交流、パレスチナ難民問題を扱ったドキュメンタリー映画『私は憎まない』の鑑賞と参加者の交流会を行いました。


第7回市邨高校難民支援の夕べ「私は憎まない」ポスター

鑑賞する生徒たち


参加者の映画の振り返りや学びを参加者全員で共有しました
(アイアイモンキー)


映画から個々が「学んだこと」「考えたこと」を可視化
※文科省「道徳教育の抜本的改革・充実に関わる支援事業」アイアイモンキーシステム


グループディスカッションの前に
参加者が感じたことを匿名で共有


会場内で感想を共有する様子

イスラエルのガザ侵攻で3人の娘を失ったアブラエーシュ医師を追ったこの映画は、戦争の残酷さと戦禍に追われて難民となる一般市民の現実を生々しく伝えています。鑑賞後の生徒たちはそれぞれ感じたことを振り返り、お互いの意見や感想を共有しました。

グループディスカッション後の報告 司会進行の生徒
それぞれの意見や感想を語り合いました

こうした体験を通じて、ニュースだけでは知ることのできない、今現実に世界で起こっていること、そのために私たちができることは何かを考える機会としています。この日はユネスコゼミの生徒に加え、保護者、教職員など大勢の参加者でともに難民問題について考えることができました。

開催にあたって共催・後援の株式会社日本旅行、愛知県教育委員会、名古屋市、独立行政法人 国際協力機構JICA中部、ロータリークラブ、UNITED PEOPLE関根様はじめ、応援をいただいております皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

今後も、ユネスコ憲章前文「心の中に平和の砦を築く」活動を続けていきます。

 

これまでの活動はこちら

高校3年生 Exhibition Day

2月13日(木)、高校3年生による探究成果発表会【3年生・ICHIMURA Exhibition Day】が行われました。卒業を控えた最上級生である3年生全員が、これまでの探究活動の成果を思い思いのカタチで発表するイベントです。

スライドや動画を交えてプレゼン
こちらは講堂での発表

プレゼンテーションはもちろんのこと、楽器演奏やミュージカル発表、制作物の展示など、形態はさまざま。内容もこれまでの【市邨ゼミ】で継続的に取り組んできたことをまとめて発表する生徒もいれば、部活動に関連するもの、自らの進路に関係するもの、あるいはそのどれにも属さない個人的な興味・趣味に関するものなど、「探究」のカタチにも生徒の個性が表れていました。

ギター、ピアノ、バイオリンなど学期の発表をする生徒も
ミュージカル「美女と野獣」を披露

保護者の方はもちろんのこと、他校の先生や教育産業に携わる方など教育関係者も多く来校され、生徒の姿をご覧いただきました。来月(3/11)は中学生・高校1,2年生の発表会です。先輩たちの堂々とした発表を見て、後輩たちも頑張ってほしいと思います!

ユネスコ活動を発表する生徒
高3生全員が発表しました

【高校】入学前学習会①

2月8日(土)、高校では推薦・特色入試合格者を対象に、第一回入学前学習会が実施されました。事前課題の提出に加えて、国・数・英の3時間の授業を行いました。確認テストを行う教科もありましたが、どの授業もグループワークやペアワークなどを展開し、市邨らしい形態での学習会となりました。

参加者とボランティア生徒たち

ボランティア生徒も多数参加し、アドバイスをしたりファシリテーター役をしたりと、見学会や説明会に引き続き、ここでも在校生が活躍していました。

グループにアドバイスします
教え合いと学び合い

次回の高校・第二回入学前学習会は2月22日(土)です。入学予定者の皆さんには、この日に学んだことをふり返りつつ、新たに出された課題等に前向きに取り組んでほしいと思います。新学期のスタートに向けて、学びを継続しましょう!