令和4年度入学式を行いました

連日の晴天に恵まれ、9時30より、本校記念体育館にて令和4年度入学式が行われました。

コロナ禍にあって、各家庭1名までの参列に制限せざるを得ず、式後のHRは生徒とは別室で行うという制約の中での入学式でした。

初めて聞く校歌に真剣に耳を傾ける新入生が印象的でした。良い学年になりそうな予感がしました。

 

 

 

 

校長式辞です。

桜の花は満開を過ぎ、柔らかな木々の緑が萌えるこの春の日に、令和4年度名古屋経済大学市邨中学校・高等学校入学式を挙行できますことを心より嬉しく思います。
 本日ここに、中学校77名、高等学校473名の入学を許可するにあたり、これからの3年間あるいは6年間にわたって、互いに敬い、互いに励まし合って、共に夢を追いかける仲間になって欲しいと願います。
 新型コロナウィルス感染症の第6波が今だ収まらず、オミクロン株はしぶとくその勢いを保っています。密集することを避けるために、ご家族の参列を制限せざるを得ませんでした。申し訳なく思います。
 あらためて、新入生の皆さん入学おめでとうございます。そして、この日を心待ちにしておられたご家族の皆様にお祝いと感謝を申し上げます。
 さあ今日からいよいよ始まると、初々しい気持ちで校門をくぐられたと思います。一方では、前の夜に新しい教科書を手にして、分厚いな、字が小さくなったな、大丈夫かなやって行けるかな、という不安な気持ちを抱いた人もいると思います。
 大丈夫です。市邨は優しく包み込んでみんなで共に進んでいく、そんな学校です。安心して一緒に行きましょう。
 「コロナを乗り越えて、新しいいちむらが始まる」と、学校案内のパンフレットで宣言しました。
 市邨高校・中学校は今年で創設116年目を迎えます。そのような長い伝統を受け継ぐ学校が「新しいいちむら」とあえて言うのは、「学校が変わらなければ、日本の未来は危うい」と考えるからです。世界は大きく変わろうとしています。いや、変わってしまっています。新型コロナウィルス感染症のせいだけではありません。百年に一度という規模のこの感染症が、社会や経済にどのような傷跡を残すことになるのか、ましてや10年後の未来がどうなるのか、予測できません。コロナ禍がなくても、ネット社会の進展やAI;人工知能の発展は産業構造の転換をもたらし、新たな職業が生み出され、一方では今ある職業がなくなり、雇用形態や働き方も大きく変わり、これまでとは違うLife-Designが必要になっています。そんな中、冷戦終結後の世界のひずみが一挙に噴出した形でウクライナ戦争が始まりました。これまでの世界の枠組みを壊そうという動きは、核戦争の危機をも孕んで、否応なしに政治や経済や社会構造を一変させようとしています。民主主義や資本主義といった枠組みが変わり、思想や世界観が変わろうとする中で、人々はどのように変わっていくのでしょうか。
 未来を生きる若者たちには、そのような時代の変化の中でも、たくましく生きる力が求められます。

 そのような未来を生きるためのツールは、一つはICT教育で培われる技術です。本校では全校どこでもインターネットに繋がる全校無線LAN環境があり、一人一台のタブレット端末iPadを配布し、最先端アプリを導入して、考える文房具として使っています。それらを活用することで得られるICT能力が未来を生きるツールです。コロナ禍でも、オンラインの授業は当たり前、臨時休校でも学級閉鎖でも学びを止めることはなく、夏休みは短縮せず、全ての学校行事を実施することができたのはICT活用能力のお陰です。
 更に重要な未来を生きるツールは、自ら考える力です。”TeachingからLearningへ”というスローガンは、先生主体の授業から、「生徒を主体とする学び」への転換を進めようという主張です。授業が単なる知識の伝達の場でなく、生徒が自分の頭で考え、自分で気づき理解するという場面を作りたいと考えています。授業では、生徒と生徒が話し合い、先生と生徒が話し合い、自分の考えを全体に伝えるためにどのように表現すればよいかを考える。それが、深い学びに繋がるというのが、新しい学習指導要領で求められる「主体的・対話的で深い学び」です。そのような授業では、正解を求めるのでなく、どのように考えるかに重点を置き、友達の考え方を知り、自分の考えを表現することを狙いとします。
 つまり、生徒に教え込むことは最小にして、生徒の好奇心を刺激し探究心を喚起する授業に変わります。生徒の学びの時間は授業だけではなく、むしろ授業の外で学びは発展します。先生は生徒に寄り添い、一人ひとりに最適な学びを実現するために、授業時間を減らします。大切なのは、生徒の中に自然に湧きおこる好奇心を授業の内と外でいかに成長させるかです。
 高校での新しい授業がどのように展開されるかを少しお話ししましょう。本校の中学校ではすでに学校が設定する教科「未来」の中で形を変えて取り組まれていることです。そこでは、タブレット端末が駆使されています。
 まず、 Global Competence Programでは、「自分とは何か」を考え、自分を発見し、他者を尊重する「心を育てる」。この授業は、native のfacilitatorによってAll English で行われます。言語力を鍛え、論理的な思考を育てる「言語力・論理力」の時間では「言葉を育て」ます。そして「言葉があなたを作ります」。また、全ての授業で探究に繋がる活動を展開します。授業はどのコースも3時に終わります。そこからが自分の勉強です。放課後の学びと呼んでいます。通称「学びカフェ」です。 授業中に分からなかったことやもっと深めたいことに自分で取り組む「スタディカフェ」、先生が問題提起して生徒が集う「市っちゃんカフェ」、外部の指導を受けて、(一例として、AIが課題をプログラムするatama+を使う講座もある)じっくり学習に取り組む「じっくりカフェ」、社会人講師を招いてSDGsなどに取り組む「ウェルカムカフェ」など、自分が動いて、自分の学びを創る時間です。もちろん、この時間を利用して部活動に参加することもできます。この時間をどう過ごすかで3年間の君たちの成長が決まるといっても過言ではありません。このような多様な学びを支えるのが、「まなびサポーター」と呼ばれる先生方です。自分の学習について相談したり、悩みを相談することもできます。クラス担任とは別です。自分で自分の先生を選びます。これらの新しい取り組みは、すべて「生徒が主体となって、自ら考え、自ら行動する力を養う」という教育目標を具現化するものです。 
 新入生の皆さんにとって、これまで、学習=勉強とは、学校であれ塾であれ、先生がいて、先生の言うこと、あるいは教科書に書いてあることを出来るだけたくさん覚えることだったのではないでしょうか。なぜそうなるのかと考えるより、そうなっていることを覚えることが勉強だと思っていませんか。「正しい」と先生が言うことを、つまり正解を覚えることが勉強であると思っていませんか。覚えた知識の量が学力であると思っていませんか。試験とは、その覚えた正解をはき出して学力を測ることで、その試験対策が勉強だというイメージがありませんか。そういう学力は今の社会でも既に通用しません。ましてや、曲がり角を曲がってしまった新しい世界では通用しない力です。
 今まで見たことの無い、正解のない課題を解決する力となるのは、自ら考える力です。学びのきっかけは様々な経験や体験です。社会や自然の様々な現象に興味を持ち、好奇心が湧いてきて、知りたい、わかりたいという学びの原動力が湧いてきます。学ぼうとする意欲、自分で考えようとする力、学ぶ方法、そしてひらめき、その全てが合わさって、まだ見ぬ課題を見つけ、解決する力になる、それが学力です。 私たちは、将来にわたって、学び続けることが必要です。本学園の創設者である市邨芳樹先生はこのことを「終身教育」と呼びました。終身、つまり生きている限り勉強せよ、と言ったのです。百年も前にです。本校の建学の精神の一つの柱となっています。
 市邨先生は、次のように述べています。
 「人の尊きは実に其の「人」たるに在り。富貴や栄爵や知識や才覚や其有無は必ずしも直ちに人たるの価値を増減するものにあらず。自ら人たるの尊きを意識して始めて他人の人格を尊重するに至る」と。「人が尊いのは、実にその「人」であることにある。財力や名声や地位、知識や才能、それらの多少や有無が必ずしもそのまま人である価値を増減させるものではない。人である自分自身の尊さを意識して初めて他人の人格を尊重することができる」、と言っています。人は人であることで、それだけで尊いのだという、先生の教えは、本校の建学の精神である、「一に人物、二に伎倆」の大本にある理念です。学力よりも、能力よりもそのもとにある人としての気高さを高めようとしたのです。現代のSDGs(持続可能な開発目標)の理念に通じるものがあります。
 新入生の皆さん、学校は学ぶところです。授業で学び、部活動で学び、学校行事で学びます。そして、本校には、放課後の学びがあります。つらいことも多いし、悔しいこともある、仲間のことで悩み、自分の人生のことで悩み、くじけそうになる。でも、友と一緒に学ぶことで、やがて楽しくなるところです。本校での新しい学びの中で、新しい自分を見つけ、人として成長してください。君達が、自分の力を信じ、自らの未来を切り拓いていくことを祈念して、式辞といたします。

令和四年四月七日                  学校長 澁谷有人

校舎の外では、「SDGsボランティア有志」のメンバーが、「ウクライナ難民支援」の活動をしていました。御協力ありがとうございます。

令和4年度 入学式

4月7日(木)、市邨中学校・高等学校  令和四年度  入学式を行いました。

暖かくすがすがしい天気です
受付に向かう新入生と保護者の方々
高校校舎が出迎えます

晴天に恵まれ、ちょうど桜も舞い散る最高の日和となりました。新入生たちは新品の制服に身を包み、市邨生として初めての登校日に不安と期待でいっぱいだったことと思います。

式典が始まりました
代表生徒による「誓いのことば」

9:30に体育館にて式典がスタート。校長先生の式辞、理事長先生の祝辞ののち、中高それぞれの代表生徒が壇上で「誓いのことば」を述べました。

担任の紹介(エクスプローラーコース)
担任の紹介(アカデミックコース)
担任の紹介(ブライトコース①)
担任の紹介(ブライトコース②)

式典終了後は高校4コース13クラスと中学校3クラスの新担任・学年主任の紹介がありました。その後は教室に移動し、担任による初めてのホームルームと、放送でiPadの使用に関する説明を行いました。

ホームルームが始まりました
クラスの方針など共有します
保護者へのiPad取り扱い説明

ご参列いただいた保護者の方も、別室にてiPadの説明をお聞きいただき、その後お子さまのクラス担任からあいさつをさせていただきました。

朝、校門では在校生が募金の呼びかけ
SDGsボランティアによるウクライナ支援です
講堂でiPad周辺機器の展示

校門付近では朝から記念写真を撮るために長い列ができていました。市邨での新たな学校生活への期待を表しているようでした。高校では今年度の入学生から、新しいカリキュラムのもと新たな学びが展開されていきます。慣れないうちは大変だと思いますが、ぜひ積極的に、与えられるのを待つことなく、自ら一歩踏み出し自らの学びを創っていってほしいと思います!皆さんの大きな飛躍を期待しています!!

令和4年度始業式を行いました

令和4年度の始業式を行いました。

晴天に恵まれ、グランドで行いました。桜は満開を過ぎていますが、はらはらと散る花びらの中での式になりました。

素晴しい、充実した一年になるように願いを込めた式になりました。

校長式辞です。

おはようございます。

 桜の花は満開を過ぎて、草木が一斉に芽吹き、春爛漫の4月になりました。令和4年度(2022年度)を皆さんと共に迎えることができて、本当に嬉しく思います。

 まず、始業式の始めに、この春休み中の皆さんの活躍をお知らせしておこうと思います。

 全国選抜大会に出場した部活動の活躍です。大会前には、コロナ感染者が何人か出て、参加できるかどうか大いに心配しましたし、十分に練習ができなかったのではないかと思いますが、市邨の名を背負って皆さんがばってくれました。

 熊本で行われた体操競技では、笠原さんが個人総合優勝を遂げました。段違い平行棒で優勝。牛奥さんが個人総合5位となり、跳馬で優勝しました。加藤さん、伊藤さん、中島さんもそれぞれ素晴らしい成績です。豊田市で行われた女子ハンドボール競技はベスト8に入りました。福岡で行われた男子テニス競技では2回戦進出,栃木県で行われたバドミントン部は、男女とも団体戦ベスト8、個人戦のシングルス、ダブルスでも活躍し、全国に名経大市邨の名を高めてくれました。さらに、香川県高松市で開かれた全国選抜中学校テニス大会では、決勝戦に進出し準優勝に輝きました。素晴しいことです。  このコロナ禍で、その頑張りにどれだけ励まされたかわかりません。頑張った皆さんに感謝したいと思います。全校で、その努力をたたえたいと思います。

  次に文化部の活躍です。3月21日に、文化部合同発表会を開催しました。パフォーマンス、研究発表、作品展示など15の文化部が参加して開催しました。卒業生や保護者の方もたくさん参加して、盛大な会になりました。昨年の文化祭では大幅に縮小されてしまったのですが、年度の最後になってようやく活動の成果を多くの人達に見てもらうことができました。市邨の「コロナに負けない」底力を見た気がしました。

 そして、ボランティアの有志の人達が、ウクライナ難民支援に立ち上がり、街頭で募金活動を行いました。春休中の毎土曜日、今池や栄、名古屋駅前の街頭に立ち、市民の皆さんにウクライナ難民支援を呼びかけました。その様子は、テレビや新聞にも取り上げられ、多くの人達の共感を得ました。市邨生ならではの、これまでの多くのボランティア経験が大きな一歩を踏み出したと言えると思います。このような活動は、今年から発足するユネスコ委員会の活動につながることで、皆さんの積極的な活動を期待しています。

 さて、いよいよ新しい学年が始まります。今年も、当たり前の日常ではありません。世界中でオミクロン株による第6波は収まっていません。3年目のコロナ禍での学校生活が強いられています。学校がコロナ対策についてどのように考え、どのような方針でいるかをこれまでも皆さんに伝えてきました。「コロナを怖れなさい、でも負けてはいけない」というのが、基本的なスタンスです。「コロナを侮らないで、克服する道を探る」ということです。これからも学校の方針はこの考えで進めます。

 毎朝、体温を測り体調管理アンケートに答える、手洗い消毒に努める、そして三密を避ける、密閉された空間、人の密集した状態、会話や話し合い等での密接を避けるということです。つまり、人と人との距離をとる、互いに接触しない、向かい合って話さない、向かい合って食事をとらない、自分の出したゴミは持ち帰る、ということです。この始業式でも、グランドという開放された場所で、互いの距離をとって行っています。卒業式や入学式の参加人数を減らすというのもそのためです。コロナが疑われる風邪症状や感染を心配する欠席は、欠席扱いをしませんが、出席欠席の判断は必ず保護者にしてもらってください。自分の都合でコロナを理由にして欠席をすることは許されません。

 このようなコロナ禍ですが、明日の入学式では、高校生473名、中学生77名が入学します。昨年より32名増えました。全校生徒数は、1577名となります。ここ数年生徒の数は安定して伸びています。それは本校の良さを理解してくれる人が増えているということであり、地域の皆様の期待の表れであると思います。iPadを使ったオンライン授業よって、臨時休校中でも「学びを止めな」かったこと、他の私学や公立校に先駆けてICT教育が進んでいることが評価されています。また、日本を変えるような教育改革が進む中、先頭に立って新しい教育に取り組んでいることが生徒や保護者だけでなく多くの学校関係者に期待感をもって受け止められているということもあります。数年来の授業改革は生徒の皆さんや保護者の方々の協力なくしては進めることはできなかったことです。皆さんに感謝したいと思います。

 社会の変化、というか世界の混乱をこれほど切実に感じさせる3月はありませんでした。毎日のトップニュースはウクライナ戦争です。街が破壊され、黒焦げになった病院や住宅、遺体らしき影、涙も枯れ声も出ない子供たちの姿を毎日テレビやネットニュースで観ています。世界は既に2年以上もコロナで痛めつけられ、未来の不透明さが暗くのしかかってきたころ、ロシアの暴力的な侵攻が始まったのです。昨日までの世界が明日も続くとは限らないことが、明らかになってきました。世界は思っていたより確かではないのではないか、もしかすると明日にも壊れ始めるのではないかという不安が世界を覆っています。

 コロナ禍やウクライナ侵攻の前にすでに社会は大きく変わり始めていました。これまでの慣習や社会生活が大きく変わってきています。ICTつまり情報や通信の技術が目まぐるしいスピードで進化し、これまでになかった社会が出現しています。コンビニなどで買い物をするのにお金は必要ありません。ビットコインなど暗号資産または仮想通貨といわれる、インターネット上の財産など、数年前までは考えられませんでした。しかし、この様な変化でさえ、世界から見れば数年は遅れているといわれます。特に公共機関、とりわけ学校の遅れが指摘されています。ICTへの対応だけではなく、社会の変化に追いついていないということです。ジェンダー、マイノリティ、いじめ、ハラスメント、とりわけ進路決定の不自由など未解決の課題が山積しています。このような課題を解決し、未来を開いていくのはあなた方若者です。そのような若者を育てる教育を担う学校が変わっていかなければならないと考えています。

 今年度から、校則を変更します。昨年度、皆さんや保護者の方からアンケートを通じて様々な意見をもらいました。その結果をまとめて、常識的な規定だけを残して簡単なものにしました。詳しい内容は、後ほど生徒指導部から示されるので、注目してください。ただ、今回の改訂が最終的なものではないと言っておきます。社会は大きく変化しています。規則は正しく前に進むためのものですが、常に見直さないと自分を縛るものになってしまいます。もっと君たちの意見を聞いて、あるいは君たち自身が決定する規則を作ることが必要だと思っています。大切なことは、君たち自身の意見も一通りではないということです。服装の規程を緩くしてほしいという意見もあれば、もっと厳しく規則を徹底してほしいという意見もあります。全員が満足する規則はできませんが、全員が納得する方向は出せるはずです。今回の改訂に続く更なる改訂を期待しています。

 制服については、本校は私学ですので、制服は学校をアピールする大事なアイテムでもあります。生徒の満足感を得ながら、社会に対して本校の清廉なイメージを伝える必要があります。学校の規律が緩んでいるという印象を与えてはいけません。自分の好きなように着崩してもらっては困るのです。服装の規定は、伝統を大事にする学園のイメージを体現するねらいがあります。

 問題行動があったときにどのように指導するかについて定めた懲戒規定というのがあります。この懲戒規定についても見直しをして、皆さんがわかるようにホームページにあげていますので、見ておいてください。

  本年度の本校の教育目標は、「生徒が主体となって、自ら考え、自ら行動する力を養う」です。個々の才能を伸ばして、未来への可能性を広げたいと思います。自分の頭で考え、自分の判断で行動し、自分の意思で責任をとる、そのような人物を市邨で育てたいと思っています。

 最後に、最も言いたいことを言います。勉強しましょう。自分のために、自分の未来のために、他の人と生きるために、世界が救われるために。勉強は、楽しいのです。自分が知りたい、わかりたいと思い、それを見つける行動がどんなに楽しいか。わかったと思った時に、新たに湧いてくる次の疑問、知りたいことが次々に沸き起こる快感を感じてほしい。人に教えられるのでなく、自分で考え、自分で行動することによって得られる、満足感、達成感を味わってほしい。

 本校は、伝統を受け継ぎながら、チャレンジする学校として、教育改革を進めてきました。市邨芳樹先生は、100年前に生徒たちに向かって、「起てよ、憤りを発せよ。有用の人たれ。活舞台に於いて活躍する活人物たれ。世界は我が市場ならずや。」と言って、世界に出ていこうと呼びかけました。コロナウィルスに苦しめられ、世界戦争の不安を感じているこの現代にあっても、本校は同じことを目指しています。創立116年目となる今年度も、自ら考え、自ら行動することによって確かな学力を育んでいくことを目指したいと思います。

 もう一つ、お願いです。コロナウィルス感染症が終息するまで、感染防止の手を抜かないでください。医療に従事する人たちに敬意を払い、感謝の念を持ってください。もし感染者が出ても、濃厚接触者が出ても科学的、医学的な根拠の下に対応して、自分の気持ちをコントロールしてください。偏見や差別感を持つことなく淡々とコロナに立ち向かいましょう。「人間の尊厳」を建学の精神とする市邨がコロナに負けるわけにはいきません。

 令和4年度が、ウィルスに負けないで、生徒一人ひとりが主体的なって学び続ける、充実した年になるよう願います。

【準優勝】 全国選抜中学校テニス大会

第10回全国選抜中学校テニス大会が香川県高松市で3月29日、30日に行われました。

市邨中学校は昨年に続き2年連続5度目の出場となりました。結果は、準優勝を収めることができました。

応援して下さった皆様、ありがとうございました。

 

<結果>

〇1回戦 vs 奈良学園中学校

D2 下鍋 虎清・衣川 信親 6-1 、S 水野 晴貴 6-0 、D1 森 新・森 蓮基 6-2

〇2回戦 vs 香川県立高松北中学校

D2 下鍋 虎清・河野 史乃介 6-1 、S 水野 晴貴 6-2 、D1 森 新・森 蓮基 6-1

〇3回戦 vs  海星中学校

D2 森 新・森 蓮基 5-7 、S 水野 晴貴 6-0 、D1 下鍋 虎清・河野 史乃介 6-3

〇準決勝 vs 聖徳学園中学校

D2 森 新・森 蓮基 2-6 、S 水野 晴貴 6-1 、D1 下鍋 虎清・河野 史乃介 7-6(3)

●決勝 vs かえつ有明中学校

D2 下鍋 虎清・河野 史乃介 4-6 、S 水野 晴貴 1-6 、D1 森 新・森 蓮基 4-6

教員向け理科講座を開催

3月29日(火)、かねてよりコロナの影響で延期されていた教員向けの研修会『令和3年度 「中学理科で使える高校理科の技術」講座』が開催されました。

名古屋大学・林熙崇先生
本校理科教員・大津先生

名古屋大学基本粒子研究室客員研究員 林熙崇(ひろたか)先生を講師にお迎えし、自然放射線を測定できる林式高感度霧箱の製作・実験を行いました。

霧箱の制作中です
身近な材料で放射線測定装置を手作り!

加えて本校科学研究部の生徒による研究成果の発表と、教員によるレポートもありました。当日は県内各地の中学校から十数名の理科の先生に参加していただくことができました。ご来校いただいた先生方、誠にありがとうございました。

ハンドボール部 全国選抜大会ベスト8!

豊田市・スカイホール豊田で行われている全国選抜大会に出場のハンドボール部ですが、結果はベスト8でした。

試合前の練習
ボールの感触を確かめます

対戦相手は富山県代表・高岡広陵高校。体格差の大きい相手に前半を1点差で終えましたが、後半善戦の末、攻守ともに粘りましたが、22-24で惜しくも敗れました。

いよいよ試合が始まります
ハーフタイムの作戦会議

このたびの大会で得たこと、見つかった課題を活かして、また来月から始まる県総体予選に向けて再スタートです。

選手の保護者はじめ、応援してくださった皆さま、ありがとうございました!

引き続き市邨ハンド部をよろしくお願いします!

東京大学犬山研究林実習(Science Activity)

 


2022.03.25 東京大学犬山研究林実習を行いました

犬山市にある東京大学犬山研究林(東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林)の長期生態系プロットをお借りして植生の変化を調べています。東京大学の先生と研究林利用者協議会のみなさんありがとうございました。

東京大学の先生から研究林の歴史を説明していただきます。

愛知県の北部地方は良質な粘土に恵まれていることもあり、昔から焼き物の街として栄えてきました。山林の木々は焼き物の燃料として最適であったため次々と切り取られました。昭和時代の初めごろにはすっかり木々がなくなり、土壌がむき出しとなった「ハゲ山」になってしまいました。木々がなくなったことにより多量の土砂が大雨のたびに下流域の街に流れ込み大きな被害を出していました。この事態を収集するために研究が始まりました。研究林の中の谷には土砂の流出を防ぐための堰堤がつくられました。100年前の堰堤が今も活躍しています。

今は緑で覆われていますが、100年前はハゲ山です。
100年前はコンクリートは高価であると説明を受けました。今でも健在です。

長期生態系プロットに到着です。この場所に20☓20の方形区が作られています。この内部の植物を測定します。胸高直径を計測します。木々は1年に数ミリずつ成長していきます。木々の成長がどうなっているか。それに伴って森の木々はどのように変動しているかを調べています。

根本から約1.3mの位置を特別なメジャーで計測します。
東京大学の先生から説明を受けます
木々には3年前にアルミのプレートをつけて識別しています。あたらしく認識した木々には目印を付けておきます。
アセビの花です。東海地方では毎年2月ごろから咲き始める。ことしの満開は例年より遅かったそうです。感じで書くと「馬酔木」と書きます。毒を持っているため馬もシカも食べないそうです。
ヒメカンアオイの葉を観察しています。ギフチョウの幼虫が好んで食べます。そのため、ギフチョウは春になるとヒメカンアオイに葉に産卵します。

調査結果をエクセルに入力します。過去のデータと比較して、研究林の植生がどのように変動しているかを考察します。

これらのデータは毎年、先輩から後輩へと受け継がれていきます。森を見つめることをこれからも続けていきます(SDGs・森の多様性を守ろう)。

昨年の様子

一昨年の様子

ハンド部・体操部女子 名古屋市スポーツ奨励賞

昨年度、選抜・インターハイ春夏連覇を達成したハンドボール部と、インターハイ団体優勝、個人でも素晴らしい成績を残している体操部女子が、2022年3月24日(木)に名古屋市スポーツ功労者の表彰式に参加しました!どちらも、地元を代表するクラブとして名古屋市よりスポーツ奨励賞を受賞。両部の今後の飛躍にも期待です!

ハンドボール部(先日卒業したばかりの3年生)
体操部女子

 

体操部女子 全国選抜大会 個人総合優勝!

3月21日(祝)まで、熊本県にて開催された全国高等学校体操競技選抜大会において、本校の笠原有彩選手個人総合で優勝牛奥小羽選手個人総合第5位となりました!

表彰式の様子

インターハイに続く快挙、おめでとうございます!!

文化部合同発表会を開催!

3月21日(祝)、東区のウィルあいち4Fのウィルホールにて、令和三年度 市邨中高「文化部合同発表会」が開催されました。ここ数年続くコロナ禍の影響で、文化祭をはじめ各部のコンテスト等が延期・中止になってしまい、文化部の生徒たちは日ごろの活動の成果を発表する場が次々に失われることとなってしまいました。このたびは徹底した感染対策のもと、大きなステージを貸し切って市邨中高の文化部で活動する生徒たちに練習の成果を披露する場を設けることになりました。

発表会はステージ発表展示発表から構成され、展示発表はホールのロビーに展示ブースを設け、各部とも作品や活動報告などを掲示しました。以下、ステージ発表と合わせて写真とともにご紹介します。

展示発表の部活動

・手芸部

・写真部

・美術部

・情報処理部

・科学研究部

・漫画研究部&文芸同好会

ステージ発表の部活動

・軽音楽部

・吹奏楽部

・トーチトワリング部

・科学研究部

・SDGs探究部

・演劇部

・バトン部

・ダンス部

当日は朝からリハーサルが行われ、午後13時からの開演となりました。開場前から多くの観覧者にお越しいただきましたが、検温ならびに消毒にご協力いただき、さらに会場内では客席数半分に減らすなどコロナ対策を徹底して実施したしました。

午前中のリハーサル
いよいよ開場時間です
軽音楽部のステージからスタート

軽音楽部のスタートから、最後のダンス部まで約4時間半にわたる各部の発表でしたが、研究発表も含めてどの部も大変素晴らしいパフォーマンスでした。あらためて生徒たちのエネルギーを肌で感じることができました。舞台に上がった生徒たちの笑顔が大変印象的で、この日のために活動し、その成果を存分に発揮できたことと思います。発表者の皆さん、お疲れ様でした!

また保護者の皆さまはじめ、当日お越しいただいた皆さま、会場でのコロナ対策にご理解・ご協力いただき誠にありがとうございました。今後とも、本校文化部の活動をご支援くださいますようお願い申し上げます。