令和7年度 修了式

↑生徒会役員・全国選抜大会に出場する部活動の生徒たち

3月19日(木)、中・高では令和7年度 修了式が行われました。前日から降り続いた雨の影響で校庭での実施が困難だったため、全校放送の形となりました。

雨に濡れるやぶつばき

校歌斉唱の後の校長先生のお話では、先日のWBC日本代表選手のコメントを例に挙げながら、これで一つの区切りとはなるが、「次につなげる」ことを意識しながら、失敗してもチャレンジを続けて成長してほしい、という内容がありました。大事なのは転ばないことではなく、転んでも起き上がること。それが「学び」の本質であり、自ら行動することなくして転ぶことはあり得ないし、転んだままでは成長はない。失敗からしか得られないものも多く、恐れずチャレンジを続けることが大切である、ということに改めて気づかされました。

全校放送での実施

高校3年生は一足早く卒業しましたが、それぞれが新しいフィールドで新たな挑戦を続けてくれることでしょう。そこでの失敗・挫折を経て、一回りも二回りも大きくなって、母校に帰ってきてくれることを願っています。

在校生の皆さんも、春休み中には英気を養いつつ、新たな挑戦の待つ新学期に向けて、着実に準備を進めてほしいと思います。休暇中に部活動の大会など控えている皆さんも多いと思います。ケガに気を付けて、思う存分カラダやアタマを動かして健康に過ごしてほしいと思います。

後半は生徒集会ということで、生徒会役員の司会のもと、この春に全国選抜大会に出場する部活動から大会への抱負や報告がありました。日ごろの練習の成果が存分に発揮されるよう、皆さんの健闘と飛躍を願っています!

【全国選抜大会に出場する部活動】

バドミントン部(男子・女子):3/24~(香川県・高松市ほか)

女子体操部:3/24~(長野県・長野市)

女子ハンドボール部:3/24~(大分県・大分市ほか)

男子テニス部:3/21~(福岡県・福岡市ほか)

【全国大会に出場する部活動】

軽音楽部:3/21,22「全国高等学校軽音楽発表会」@ Lives NAGOYA

それぞれの部活動の代表生徒が報告

歴史総合 図書での授業

歴史総合では生徒自身がテーマを決めて行う探究的な学習も進めてきました。図書館も含め様々なツールを適切に使い探究を行って欲しいという思いのもと学校内の図書館での授業を行いました。

司書さんと協力して頂いて授業を行ってもらいました。生徒に聞いてみると、かなり図書館を利用する生徒がいる一方で、授業以外では図書館に来ていない生徒も多くいました。少しでも図書館に触れる機会を提供できればと思います。

歴史総合フィールドワーク

石碑から地域の歴史を知るをテーマにフィールドワークを行いました。

石碑は地域の歴史を知るために重要な教材です。石碑を手掛かりに今に残る歴史の痕跡を探す目を身に付けて欲しいと企画しまし。

千種公園に3つある石碑の碑文を読んで、なぜここに石碑が立っているのか考えグループで話し合って、教員に言いに来る活動を行いました。学校周辺も見学し、昔の街道の碑も見に行きました。3月16日の実施した時は、既に桜がきれいに咲いていました。

第二回 高校入学前学習会

2月21日(土)、高校では二回目の推薦・特色入試合格者対象の入学前学習会が行われました。

前回と同様、国語・数学・英語の3教科で授業が行われ、前回からの課題の回収・返却や今後の学習に向けての案内がありました。また、前回以上に多くの在校生ボランティアが参加し、新入生のペア・グループ活動をサポートしていました。

新入生たちも2回目ということでお互い打ち解け合い、在校生とともに活発にコミュニケーションを取りながら協働学習を行っている姿が印象的でした。このような光景がまさに市邨の『文化』であると言えるでしょう。

入学予定者の皆さん、二度にわたる学習会お疲れさまでした。次に市邨に登校するのは、3月11日(水)『合格者のための出校日』です。保護者同伴でお願いします。

令和7年度 防災Day

2月20日(金)、中高では【防災Day】として午後、防災帰宅訓練が行われました。全校生徒を自宅地区ごとに細かくグループに分け、それぞれのポイントまで徒歩で帰宅する「訓練」をしました。

災害時に交通インフラの遮断などで帰宅が困難になった際、場合によっては徒歩で自宅方面あるいは避難場所まで向かわねばなりません。それと同時に、同じ地区から通っている他学年・他コースの仲間たちと連携・協力し、自らの命を守る行動【自助】からお互いに助け合う【共助】も必要になってきます。

グループによっては7kmほどの距離を先生の引率のもと、学校から歩いて解散場所まで向かいました。当然歩き疲れたと思いますが、万が一の際の帰路を実際に歩いて確認することで、普段は気づかない道路や周辺の状況を把握することができたのではないでしょうか。

校庭からそれぞれの方向へ出発

中学校合格者登録 & 高校入学前学習会

2月7日(土)、中学校では合格者登録高校では推薦・特色入試合格者対象入学前学習会がそれぞれ行われました。

中学校の合格者登録は講堂にて行われ、多くの入学予定者を迎えることができました。合格された皆さん、おめでとうございます。ようこそ市邨中学校へ!中学校では今後、2/28(土)・3/7(土)・3/14(土)の3回にわたって入学前学習会を予定しています。新学期にいいスタートができるよう、入学までの期間も学びを継続してほしいと思います。

高校・入学前学習会の様子

高校の入学前学習会では、国語・数学・英語の3教科で授業が行われ、事前学習課題の回収や今後の学習に向けての案内がありました。授業と言っても、ペアワークやグループワークを行い、在校生のボランティアがサポートするという、どの教科も市邨らしい協働学習のスタイルで展開されていました。次回の学習会は2/21(土)です。入学予定者の皆さんには、それまでに自分たちのペースでそれぞれ学習に取り組んでほしいと思います。

JICA「特別学校賞」受賞のご報告 ― ESDの視点で未来をひらく、国際協力と探究の学び ―

JICA「特別学校賞」受賞のご報告

― ESDの視点で未来をひらく、国際協力と探究の学び ―

本校がユネスコスクールとして継続的に取り組んできた平和教育・国際協力を柱とするESD(持続可能な開発のための教育)の実践が評価され、このたび 国際協力機構(JICA)より、「特別学校賞」**を受賞しました。

本表彰は、生徒一人ひとりの学びを中心に据え、国際社会が抱える課題に対して、主体的・対話的・探究的に向き合う教育実践を継続してきた点が高く評価されたものです。

本事業の概要と有用性(ESDの実践として)

本事業は、ユネスコ憲章の理念およびESDの考え方を基盤に、「世界で起きている課題を、自分自身の生き方と結び付けて考える力」を育むことを目的として実施してきました。

単なる知識理解や支援活動にとどまらず、学習者が問いを立て、調べ、対話し、考え続ける過程そのものを重視しています。

生徒は、

  • カンボジア学校支援を通して教育格差や学ぶ権利について学び、

  • パレスチナ難民キャンプ学校支援では、紛争下における教育の意義を多面的に理解し、

  • シリア・パレスチナ難民女性支援では、フェアトレードを題材に、経済的自立と尊厳を支える国際協力の在り方を探究してきました。

これらの学びを通して、生徒は他者の立場を想像し、公正な視点で社会課題を捉え、持続可能な社会の担い手として判断する力を育んでいます。

採択・評価実績と外部からの評価

本事業は、これまでにJICAエッセイコンテスト機関長賞をはじめとする生徒個人の成果に加え、学校全体としての取り組みが評価され、今回のJICA特別学校賞の受賞につながりました。

これは、生徒の学びの成果が、学校内にとどまらず、外部機関からもESD実践として認められたことを示すものです。

文部科学省学習指導要領との整合性

本事業は、文部科学省学習指導要領が重視する

  • 「主体的・対話的で深い学び」

  • 思考力・判断力・表現力の育成

  • 社会とつながる探究的な学習

と高い整合性をもって実施されています。
特に「総合的な探究の時間」や「公共」などの教科・領域と連動し、実社会の課題を題材に学びを深めるカリキュラムとして位置付けられています。

未来を切り開く探究活動

本事業は、知識の習得を目的とする従来型の学びから、未来を自ら切り拓く力を育てる学びへと転換し、学習者の心を育む教育活動して、文部科学省EDU-PORT応援プロジェクト採択されています。また、2025 ユネスコ/日本ESD賞国内選考案件として、選考されています。

国際協力や平和、持続可能性といったテーマを通して、生徒は正解のない問いに向き合い、多様な価値観の中で考え続ける姿勢を身に付けています。

おわりに(パートナーへの感謝)

本事業は、本校のみで実現したものではなく、国際協力機構(JICA)はじめ、国内外の教育関係者、国際機関、支援先の現地関係者、地域の皆様、そして保護者・卒業生の皆様との協働によって支えられてきました。
ここに、心より感謝申し上げます。

市邨高校ユネスコ平和教育推進部 主任 松野至

霞ヶ関 EDU-PORTフォーラム ポスターセッション参加のご報告

EDU-PORTフォーラム ポスターセッション参加のご報告

― カンボジア・パレスチナ・難民支援を通じた「ユネスコ平和教育」の実践 ―

本校(名古屋経済大学市邨高等学校)は、霞ヶ関にて開催される 文部科学省「EDU-PORTフォーラム」ポスターセッション に参加し、本校が長年取り組んできたユネスコ平和教育・国際協力教育の実践事例を紹介します。

今回はフォーラム終盤のポスターセッションにて、本事業の目的・成果・教育的意義を発信いたします。

本事業は、ユネスコ憲章前文に掲げられた「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない」という理念を教育の軸に、ESD(持続可能な開発のための教育)とSDGsを統合した実践型の学びとして展開しています。

◆ 本校の主な国際支援・学習活動

本校では、国内外のパートナー校・国際機関・専門家と連携し、以下の取り組みを継続的に実施しています。

カンボジア学校支援

教育環境が十分に整っていない地域の幼稚園・学校と連携し、学習環境の改善支援や交流学習を実施。子どもたちの「学ぶ権利」を守ることの大切さを、実体験を通して学びます。

パレスチナ学校支援

紛争下にある地域の子どもたちの教育状況を学び、UNRWA等と連携した支援活動や対話型学習を実施。ニュースでは見えにくい「生活と教育の現実」に向き合います。

シリア・パレスチナ難民女性支援(フェアトレード)

難民女性による手工芸品のフェアトレードを通じて、尊厳ある自立支援と公正な経済のあり方を学びます。消費行動が社会課題の解決につながることを実感します。

これらの活動は、単なる支援ではなく、「対話」「相互理解」「自己有用感」「主体的な社会参画」 を育む学習として位置づけられています。

生徒たちは国境を越えた仲間と協働しながら、平和・人権・貧困・教育格差といった世界的課題を自分事として捉え、行動につなげています。

◆ EDU-PORTフォーラムで発信する意義

EDU-PORTは、日本の優れた教育実践を国際社会と共有し、教育を通じた国際協力と質の高い学びの創出を目指す国家プロジェクトです。

本校の取り組みは、ESD大賞、文部科学省EDU-PORT応援プロジェクト採択など、社会的にも高く評価されています。

今回のポスターセッションでは、学校現場から生まれる「平和をつくる教育」の具体像を、全国・海外の教育関係者と共有し、新たな連携の可能性を広げていきます。

◆ 一緒に取り組む学校・生徒を募集しています

本校の国際支援学習・ユネスコスクール活動は、共に学び、共に行動する仲間を歓迎しています。

・国際協力・SDGs・平和教育に関心のある学校・生徒のみなさん、
・海外校との交流や共同学習に取り組みたい学校
・実践的なESDを学校教育に取り入れたい教育関係者のみなさん

ぜひ、本校の取り組みにご参加ください。
「世界の課題を、自分たちの学びと行動につなげる」仲間として、共に平和の未来を築いていきましょう。

ユネスコ平和教育推進部主任 松野至

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立教大学コンテスト優秀賞受賞 平和の架け橋協働プロジェクト〜台湾と日本で取り組む難民支援・貧困支援〜

立教大学SDGsコンテスト「優秀賞」受賞のご報告

このたび、本校ユネスコスクールの国際協力・平和教育事業が、立教大学主催「SDGsコンテスト」において優秀賞を受賞しました。

その他、各賞においては、全て受賞しました。
・国際活動賞受賞
・多目的活動賞受賞
・連携活動賞受賞
・インクルーシブ活動賞受賞

本コンテストは、全国の高校・大学・団体によるSDGsに関わる実践を対象に、
・社会課題への理解
・課題解決への具体的行動
・教育的意義と持続可能性
・他者との協働・発信力

といった観点から総合的に審査されるものです。

本校の取組は、教育活動としての体系性と、実社会と結びついた国際協力の実践性が高く評価され、今回の受賞に至りました。

本事業の概要(評価されたポイント)

本事業は、ユネスコ憲章前文にある
「人の心の中に平和の砦を築かなければならない」
という理念を教育の中心に据え、ESD(持続可能な開発のための教育)およびSDGsの視点から、以下のような国際協力・平和学習を継続的に実施してきました。

1、国際連携による対話的学習
台湾・韓国などのユネスコスクールとのオンライン合同学習会
高校生によるSDGsグローバル対談の継続実施
学習指導要領「公共」の視点と接続した探究型学習

2、難民・紛争地域への具体的支援活動
・UNHCRと連携した子ども服支援(UNIQLO “服のチカラ” プロジェクト)
・UNRWA難民キャンプとの交流学習
・シリア・パレスチナ難民女性へのフェアトレード支援
・カンボジア国境地域の学校・幼稚園支援事業

3、学びを「行動」と「発信」につなげる教育設計
・学習後の振り返り・対話・発表を重視した構造化されたカリキュラム
・国際会議・発表会・報告会でのプレゼンテーション
・地域・大学・国際機関との多様なパートナーシップ

これらの活動を通して、生徒が当事者として世界の課題に向き合い、自ら考え、行動し、他者と協働する力を育む教育モデルとして評価されました。

4、大学から評価された教育的意義

審査においては、単なるボランティア活動ではなく、
・学校教育の中に体系的に位置づけられていること、
・日本と海外の教育課題を相互に学び合う構造になっていること、
・生徒の自己有用感・社会参画意識の向上につながっていること、

といった点が、「高校教育におけるESDの先進事例」として高く評価されました。
立教大学コンテスト結果WEBサイト

2025SDGs実践コンテスト各賞審査結果

 

5、今後に向けて

本事業は、これまで多くの国内外の学校、大学、国際機関、地域の皆様とのパートナーシップによって支えられてきました。今回の受賞は、生徒一人ひとりの努力はもちろんのこと、関係してくださったすべての方々との協働の成果でもあります。

今後も、市邨高校ユネスコスクールとして、学ぶだけで終わらず、社会とつながり、ユネスコ憲章の理念、いちむら学園の理念の推進といった、ESD教育に貢献し、平和と持続可能な社会の実現に参画する教育を、引き続き実践してまいります。

応援いただいております、国内外の関係者の皆様に心から感謝もう仕上げます。

市邨高校ユネスコ平和活動 インスタグラムはこちら

市邨高校ユネスコ平和教育推進部主任 松野至

UNESCO WEEK SIDE EVENT 高校生によるSDGs グローバル対談〜共創国際支援難民支援貧困支援発表会〜

台湾・日本をつないだ「高校生によるSDGsグローバル対談」を実施しました

名古屋経済大学市邨高等学校は、文部科学省主催「ユネスコウイーク2025」(12月5日~11日)の一環として、

2025年12月8日(月)に、台湾の協定校、本校(市邨高校)、埼玉県立越谷北高等学校をICTで接続し、「高校生によるSDGsグローバル対談」をオンライン、名古屋会場にて実施しました。

会場・オンラインでご参加いただきました100名以上の皆様、心より感謝申し上げます。

本対談会では、日本と台湾の高校生が、SDGsや平和、人権、国際支援、地域と世界のつながりをテーマに、
それぞれの学びや実践を発表し合い、対話を通して相互理解を深めました。

〜コロナ前から継続してきた国際対話型の学び〜

本校の「高校生によるSDGsグローバル対談」は、新型コロナウイルス流行以前より、年に数回、ICTを活用して全国および世界の高校生の参加を募り、継続的に実施してきた取り組みです。

これまでに、日本各地のユネスコスクールをはじめ、
台湾、韓国、カンボジア、パレスチナ(UNRWA協力校)など、

多様な地域の生徒たちが参加し、国境を越えた対話と協働学習を積み重ねてきました。

コロナ禍においてもオンライン環境を活用することで学びを止めることなく、
年間複数回の国際対談を実施し、

「知る」だけでなく「考え、語り合い、行動につなげる」ESD(持続可能な開発のための教育)を実践しています。

ユネスコウイーク2025における本校の取り組み

ユネスコウイークは、ユネスコ憲章の理念に基づき、
教育・文化・科学を通して平和で公正な社会の実現を目指す全国的な取り組みです。

(文部科学省 ユネスコウイーク公式サイト
https://unesco-sdgs.mext.go.jp/unesco-week-04)

本校では、ユネスコウイーク2025において、

12月8日:台湾・日本を結ぶ高校生SDGsグローバル対談
12月11日:ユネスコ学習会(講師:野口昇先生)および難民映画祭の実施
といった複数の教育プログラムを展開し、

ユネスコ憲章前文に掲げられた
「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない」

という理念を、具体的な学びとして形にしてきました。

文部科学省採択・各種表彰を受けたESD実践

本校のユネスコ・ESDに関する取り組みは、
・文部科学省 ユネスコウイーク事業としての採択
・文部科学省EDUーPORTニッポン応援プロジェクトの採択
・UNHCR pledge 提出
・第15回ESD大賞個人賞 優秀賞受賞
・第16回ESD大賞(団体・個人)優秀賞受賞

をはじめとする各種表彰・受賞、政府関係機関からの感謝状、
国内外の教育機関・国際機関との連携実績など、
継続性と社会的意義が評価されています。

これらの実績は、単発のイベントではなく、
長年にわたり積み重ねてきた国際協働と対話型学習の成果であり、
生徒一人ひとりが「世界とつながり、社会に貢献する探究活動」を
深めていることの証です。

今後に向けて

市邨高校は今後もユネスコスクールとして、学校・地域・世界をつなぐESD教育を推進し、若者が主体的に平和で持続可能な社会づくりに参画できる学びを実践していきます。引き続き、本校の取り組みにご注目ください。

ユネスコ平和教育推進部 主任 松野至