【コース別探究活動】 高2ブライト 企業訪問・中間発表会

10月28日(火)の6限目、高2・ブライトコースでは、コース別探究活動の一環として実施している企業訪問プログラムの【中間発表会】が行われました。

訪問先の企業から出された課題=「明確な答えのない問い」について、高校生ならではの視点から継続的に考え、12月の2回目の訪問ではその課題に対する自分たちなりの解決案を、今度は生徒たちが企業側へプレゼンします。その前段階として、現時点で考えたアイディアや考察を、グループ同士で発表し合いました。

お互いの発表内容について活発な質疑応答も行われ、次の中間発表⇒本番でのプレゼンに向けてさらにブラッシュアップしていきます。

動画作成コンテストで教育長賞!

第3回FESコンテスト愛知県予選に作品を出品した高3ブライトコース・佐橋心那さんが教育長賞、高2アカデミックコース・安藤蓮人くんが奨励賞を受賞しました!

FESコンテスト・・・正式名称「Financial Education Support Contest for Student」の略で、中高生が小学生向けの金融教育動画を制作するコンテストです。主催は一般社団法人日本金融教育支援機構で、文部科学省などの後援も受けている社会的意義のあるイベントです。

STATION Aiで行われた表彰式の様子

ゼミの授業にてFESコンテストに向けての動画を作成する取り組みを行い、授業や夏休みを使って生徒がそれぞれ作成した作品を応募しました。ゼミでは株式投資をテーマに行っていますが、金融についての知識を増やしてもらうことを目標にこのコンテストに応募しました。

FESコンテストは今回から愛知県予選が開催され、本校生徒が4名参加、結果としてうち2名が受賞となりました。両者とも動画のターゲットである小学生に分かりやすく内容を説明をすることに注力し、それぞれの動画が分かりやすくよくまとまっていました。

佐橋さんは貯金をテーマに、安藤くんは消費税をテーマに動画を作成しましたが、佐橋さんの作品は全国から選ばれた動画が集められる全国大会に出展されることが決まっており、そちらでも賞が取れることを願っています。

受賞した佐橋さん

令和7年度 高校・秋の学校見学会

10月25日(土)、高校では秋の学校見学会が行われました。午前の部午後の部の二部制で、冒頭の全体会ではZOOMにて学校の沿革、教育方針、コース紹介や市邨ならではの教育活動の紹介など、最新のトピックスを交えた説明がありました。その後はそれぞれ体験授業、部活動体験、校内見学ツアーの3つに分かれて参加者の皆さんに体験・見学していただきました。

多くの参加者を迎えました
朝の受付の様子
ボランティア生徒が出迎えます
全体会の様子

この日も学校見学会ボランティア生徒が多数参加。校門から来場者を出迎え、受付、校内での案内、見学ツアーのガイドや見送りに至るまで、終始元気な笑顔で参加者をもてなしていました。

午前の部・食堂が営業
中庭でライブ演奏する軽音楽部
見学ツアーのガイドをするボランティア生徒

部活動体験においても、先輩たちが後輩たちを励ましながらやさしく教えていました。中学生・保護者の皆さんにも積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢が市邨生らしいと感じられました。

部活動体験の様子
バレーボール部
ハンドボール部
バスケットボール部

天気が心配でしたが、予報を覆して午後の部の最後まで奇跡的に雨は降らず、屋外実施の部活動も予定通りに実施することができました。

剣道部
サッカー部
硬式野球部

先週の文化祭に引き続き、盛況のまま終えることができました。ご参加いただきました皆さま、誠にありがとうございました!次回、受験生向けのイベントは【高校】入試・入学説明会(11/29)です。すでに参加申込を好評受付中です!市邨への受験を検討されている方はぜひお越しください!お待ちしております!

軽音楽部の部室コンサート
図書館での個別相談会

高2 篠田くんの研究が受賞!

高校2年生・アカデミックコース篠田芳斗くんが、「島根大学グローバルサイエンスキャンパス(GSC)」研究発表会のGSjointセミナーにおいて、「奨励賞」を受賞しました。

篠田くんは「CoQ欠損分裂酵母における寿命延長因子の研究」をテーマに設定し、コエンザイムQを欠損させた酵母株の寿命をどうしたら延長させることができるか研究しました。

また現在、第23回高校生・高専生科学技術チャレンジ(JSEC)の審査が行われています。そちらの結果発表を待ちながらさらなる研究を進めています。引き続き、応援をよろしくお願いいたします!

トラッププランナー引き継ぎ会

10月22日(水)の授業後、高1・高2のトリッププランナー引き継ぎ会が行われました。

各コースのプランナーたちがプレゼン

先月の高校2年生・北海道への修学旅行からはや半月になります。今年度は目的地の違う4つのコースに分かれて実施しましたが、それぞれのトリッププランナーが旅行社とともに行程を作り上げた成果でもあります。

コースの魅力や注意点を伝えます
オリジナルのスライドにこだわったり
分かりやすく説明していました

この引き継ぎ会では、実際に作り上げた行程で修学旅行に行ってきた2年生のプランナーと、これから行程の詳細を考える1年生のプランナーが対面し、行程を考える際のアドバイスや注意点を伝えたり、質疑応答をすることでより良い行事にしよう、という意図のもと行われました。

旅行社の方の説明

2年生によるプレゼンテーションだけでなく、グループセッションの時間も設けられ、1年生のプランナーたちは一生懸命、先輩たちに助言をあおいでいました。

グループセッションの様子

来年度の修学旅行がさらに充実することを願っています!プランナーの皆さん、お疲れ様でした。

令和7年度 文化祭

いちむら中・高では、10月17日(金)・18日(土)の2日間にわたって、令和7年度 文化祭が行われました。中学校、高校全クラス、文化部を中心とした部活動、PTAや父母懇談会、外部から招いた団体・企業や特別ゲストなど、市邨に関わるありとあらゆる皆さんの力によって、このたびも大変盛り上がるイベントになりました!

野外ステージのトップバッター・軽音楽部
クラス企画の様子
中学校の作品展示

両日ともに、校舎に囲まれた中庭で行う野外ステージ、講堂ステージ、模擬店やアトラクションなどの多彩なクラス企画や有志企画、文化部の作品展示やパフォーマンス、PTAバザーや父母懇の手作りワークショップ、自衛隊や千種警察、企業による特別企画など、校内のあらゆる場所で記載しきれないほど盛りだくさんの内容でした。

PTAバザー会場
手作りワークショップ
文化部の作品展示
華道部の作品も
茶道体験

初日17日は学内公開日ということで、在校生と保護者のみなさんを中心に実施。この日の特別ゲストとしてインフルエンサーの吉田いをんさんが来校し、アーティストとして中庭ステージでデビュー曲を披露してくれました。その後はクラス企画にも参加。1年8組の巨大ブランコを楽しんでくれたみたいです。

吉田いをんさんのステージ
みんなで記念撮影
自衛隊車両展示
千種警察ブース
ヤクルト東海㈱による健康測定企画

二日目18日は一般公開日として小中学生やその保護者、卒業生や在校生の友人など、実に大勢の皆さんにお越しいただきました。この日の特別ゲストは、ミュータントウェーブ。のメンバーで元なでしこリーグのサッカー選手、現在は男性として生きる大嶋悠生さんこと「おおちゃん」、そのパートナーでヘアメイクアップアーティストとしても活躍するMIYUさん、そして学校での性教育や講演会で活躍する助産師のグループ・ナーベルプラ座にお越しいただき、講堂にて性の多様性に関するトークライブを行いました。午後には中学校校舎入口で「藍染体験ワークショップ」を実施。Tシャツ等を持参した参加者の方々に、その場で実際に藍染を体験していただきました。

特別講演会の様子
生徒からの質問
質問に答えるおおちゃん
藍染体験ワークショップ
上手く染まりました!
今年初実施の中学部模擬店
軽音楽部ライブは満員

この2日間での来場者数は昨年度を200名ほど上回る約3500名。二日目の最後にはダンス部による白熱のステージと、表彰式、そして紙吹雪が舞う感動的なフィナーレで今年の文化祭は幕を閉じました。市邨生たちの若いエネルギーと創造力が見事に発揮されていたと感じます。お越しいただいた皆さま、誠にありがとうございました!

中庭ステージの最後はダンス部
フィナーレで舞う紙吹雪

高校生ボランティア・アワード2025

2025.08.23-24 高校生 Volunteer Award 2025

この夏に東京新宿の住友ビル(三角広場)で開催された高校生ボランティア・アワード2025に出場して本校のユネスコ活動を発表するとともに、全国の高校生とボランティア活動の交流をしました。また、この活動に協賛していただいている様々な著名人、企業、各種団体の方々とも意見交流をさせていただきました。一つ一つの活動に意味があり、「高校生は無力ではない」という元気と勇気をいただきました。これからの活動に活かしていきたいと強く感じました。

交流会場は東京都新宿区・三角広場

市邨高校はユネスコスクールとして、ユネスコ憲章が掲げる「世界平和」の理念を実現する活動を全校生徒で実施しています。特に、ユネスコ委員会やユネスコゼミの生徒たちが中心となって、世界の難民の置かれた状況(難民キャンプでの生活、人間としての尊厳、経済的状況なと)や戦争に起因した貧困地域の教育問題を専門家の人たちから学んでいます。埼玉県立越谷北高校、台湾の鳳山商工学校と平和貢献活動に関するパートナー協定を結び、「高校生に何ができるか」を考えて実践しています。

パートナー協定を結ぶ学校と一緒に取り組む活動を他校生徒に報告しています。

おもに、難民女性の経済的支援・精神的支援として、難民女性が製作した商品(難民女性を支援している日本人デザイナーの林芽衣さんが立ち上げたトライバロジー商品)をフェアトレード活動として販売しています。

フェアトレードでは全校生徒や保護者・教員にはたらきかけています。

また、カンボジアではかつての内戦の影響が今も残っており、特に都心から遠く離れた農村地域は「極貧困地域」となっており、幼稚園や小学校・中学校などの教育支援が急務です。本校は今までに、公立小学校へ文房具やこども服、遊具(ブランコ・鉄棒)、井戸や手洗い場を寄贈してきました。この夏もJICAカンボジアの協力を得て貧困地域の幼稚園への教育支援を計画しています。

戦争や紛争地域の医療支援をしている「国境なき医師団」末藤千翔と対談させていただきました。

私たちの活動は世界平和の実現にとって小さな一歩かもしれませんが、その一歩を多くの地球に生きる皆さんとともに歩めたらと思います。わたしたち一緒にユネスコ活動を取り組んでみませんか。

【参加生徒の振り返り】
今回、高校生ボランティアアワード 2025 サイネージ部門に出場し、私たちが普段している活動をたくさんの人に知っていただけてとても嬉しいです。私たちは普段「国際」という視点から活動することが多いのですが、今回のアワードを通して、全国の高校生が日本や世界の課題に対して多様なアプローチで取り組んでいることを知り、とても刺激的で貴重な経験になりました。特に、同じ国際支援をしている高校や、国際活動をしている特別応援のブースには積極的に足を運び、仲間の想いや工夫に触れて、多角的に世界について考えるきっかけになりました。日本ではまだボランティア活動が広く根付いているとは言えませんが、このアワードを通して、私たちと同じ世代の高校生が「困っている人のために」「未来のために」とそれぞれの立場から活動している姿を見て、自信や安心感につながりました。また、勇気をいただきました。ボランティアは 1 人では継続することが難しいことがありますが、全国に仲間がいると実感できたことが私たちにとって大きな支えになりました。私たちの活動も、その大きな流れの一部なんだと実感し、今後の励みにしていきたいと思います。(高3女子)

 

 

令和7年度 前夜祭

10月16日(木)、文化祭を前日に控えたこの日、16:30より令和7年度 前夜祭が中庭・グラウンドにて行われました。以前は2009年度まで、初日終了後に「中夜祭」として開催されていましたが、今年から特別企画を携えて「前夜祭」として復活を果たしました!

冒頭、生徒会長あいさつ

中庭に設置されたステージでは、この企画の立役者、生徒会長・纐纈くんのあいさつに続き、軽音楽部・吹奏楽部・書道部・ダンス部といった、本校を代表するクラブによるパフォーマンスがありました。

一番手は軽音楽部!
吹奏楽部の演奏
書道部のパフォーマンス
圧倒的人気のダンス部

そしてお待ちかね、前夜祭の目玉「手筒花火」です!本校PTA豊橋松山奉賛会の皆さまの多大なご協力により、グラウンドで大迫力の花火を観覧することができました!消防や地域の皆さまにもご理解・ご協力をいただき、感動の前夜祭となりました。夜空を彩る力強い光の柱に生徒たちも大喜びでした。ありがとうございました!

薄暗くなってきました
ついに手筒花火スタート!
熱気と明るさ、大迫力
ダブルの光柱!
感動の夜でした!

なお、当日の模様は新聞の取材が入り、10月17日(金)の中日新聞・朝刊12面(愛知県民版)に記事掲載されました!さあ、いよいよ翌日から文化祭本番のスタートです。若さと創造力を爆発させてほしいと思います!

【放課後の学び】社会科見学ツアー(南極観測船「しらせ」)

【放課後の学び】社会科ツアーの報告です。

社会科放課後の学びシリーズとして、通称:南極観測船:砕氷艦「しらせ」での特別見学・研修を行いました。砕氷艦「しらせ」の名古屋港への寄港は、2019年10月以来の6年ぶりとのことで大変貴重な「本物からの学び」となりました。この日は一般の方も見学されていますが、生徒たちは一般では見られない特別ルートで案内していただきました。

艦橋と呼ばれる指揮室やレーダー室等艦内の特別見学、南極の氷や岩石なども間近に南極観測隊の隊員の方に直接案内していただき、遥かかなたの南極の観測の重要さ意義、環境の違いややりがいなど多くのことを学ばせていただきました。数年に1度しか名古屋では見られない貴重な経験ができました。南極観測隊の皆様、砕氷艦「しらせ」を保有されている自衛隊の皆様ありがとうございました。





 

【放課後の学び】社会科見学ツアー(海上自衛隊舞鶴基地)

夏休み期間中の【放課後の学び】社会科ツアーの報告です。

放課後の学びシリーズとして、「安全保障・防衛・分野の本物から学ぶ:海上自衛隊舞鶴基地」で見学・研修を行いました。本校では、ゼミ等でも航空自衛隊・陸上自衛隊での安全保障・防衛分野について学んでいますが、今回は初めて海上自衛隊に赴きました。これで、陸上・航空・海上と3つ全ての自衛隊で安全保障分野の研修を実施することができました。

今回の舞鶴基地では、海上自衛隊特有の通信手段である手旗信号、海上自衛隊体操を体験しました。また各種艦艇、特に護衛艦の内部・甲板・はもちろん航空管制室、Air bossの椅子に座るなど沢山の貴重な場所で体験をさせていただきました。

日本は四方を海に囲まれており、海上自衛隊は国の安全保障・防衛の観点から大変重要な任務と責任を担っていることを最前線の経験を、艦艇の内外で直に語っていただいた自衛官の皆様のお話で改めて深く認識し学ぶことができました。

今回も教科書等での机上の学びを、本物の実体験し見聞きすることで、新たな深い学びにつなげることができました。海上自衛隊・舞鶴基地の皆様、特別な貴重な機会をいただきありがとうございました。