【市邨ゼミ】花王 身だしなみ&メイク講座

クラスを超えて、学年を超えて、自分で選んだテーマについて探究する市邨独自の授業【市邨ゼミ】「色彩学ゼミ」では、色や色の組み合わせが人にどんな印象を与えるのかについて学び、知識を活かして服のデザインやカラーコーディネートを考えてプレゼンテーションしたり、自分たちで料理を作り、彩りを考えて工夫した盛り付けにチャレンジする実習などを積み重ねてきました。

今回は花王グループ山田さん、大西さんにお越しいただき、「身だしなみ&メイク講座」を行なっていただきました。学校で行うメイク講座に、始まる前から生徒のワクワク感が止まりません。自分が選んだ好きなテーマについて、学校の外の大人とつながりながら学ぶことができる時間。これが【市邨ゼミ】の大きな魅力です。

はじめにメイクの歴史や移り変わり、身だしなみの印象の違いについて講義をしていただいた後は早速実践です。まずはスキンケア、ベースメイクからスタート。さらにポイントメイクは眉、アイシャドゥ、口紅、チークと続きます。お手本動画でポイントを確認したら、いざメイク開始です。

 

ゼミ担当の先生からもアドバイス
 

普段は友達から教えてもらったり、SNSやインターネットからの知識だけで、見よう見まねでメイクをしているという生徒たち。この日はメイクのプロから直接ポイントを教わったり、アドバイスを受けたりすることができ、とても貴重な機会になりました。最後はしっかりメイク落としをして終わりました。

学校生活のルールはありますが、生徒の興味関心に刺さるテーマをその道のプロに学ぶことができた刺激のある時間でした。山田さん、大西さんありがとうございました。

【市邨ゼミ】幼稚園児が遊びに来てくれました

1月18日、天満幼稚園の園児たちが遊びに来てくれました。【市邨ゼミ】の1つ「子供のためのミュージカルゼミ」では、昨年12月に高校生が天満幼稚園にお邪魔して、ミュージカルを披露しました。今回は園児のみなさんを本校に招いて交流を行いました。

はじめに、3学期に発表会を控えているという園児のみなさんに、ミュージカルを経験した高校生が「役者係」「音楽係」「大道具係」のグループに分かれて、どんな準備が必要かお話ししました。園児のみなさんから「どんなふうに歌ったらいいの?」「どんな楽器を使ったの?」「どのように色を塗ったの?」と質問があがり、高校生がひとつひとつ答えました。園児のみなさんの発表もいまから楽しみです。

 

次に紙人形劇を行いました。高校生が準備した紙人形を使って、ピアノの伴奏に合わせてみんなで歌いました。途中からは園児のみなさんも一緒に紙人形を手に持って歌いました。うれしそうに紙人形を手にしながら、楽しそうに歌う園児のみなさんの表情が印象的でした。

「ももたろう」

「いぬのおまわりさん」

「おべんとうばこのうた」

「ドレミのうた」

「だんご3きょうだい」

「チューリップ」

「どんぐりころころ」

最後はみんなで記念撮影。本当に楽しい時間でした。高校生は、今回の交流を通じて、おもてなしの気持ち、何より園児のみなさんの笑顔を見て、自分たちが準備したことで楽しんでもらえる嬉しさを感じている様子でした。貴重な学びの機会をいただきました。天満幼稚園の先生方、園児のみなさん本当にありがとうございました。

【市邨ゼミ】幼稚園でミュージカルを行いました

【市邨ゼミ】の1つ『こどものためのミュージカル』ゼミの発表実習を12月14日に天満幼稚園で行いました。このゼミでは、幼稚園児のためのミュージカルを高校生が企画・準備し、実際に幼稚園で発表して、こうした活動が園児の情操教育につながることを学ぶ、ということを目指します。

発表するミュージカルは「白雪姫」です。生徒たちはこの日のために4月から準備を始め、演目を決め、役割を決め、大道具・小道具を作り、楽器の練習や歌の練習をしてきました。何カ月にもわたる長い準備期間で、気持ちが途切れてしまいそうな生徒もいましたが、生徒たちの中から「先生、もっと厳しく指導してください!」と発言する生徒も現れるなど、本番が近づくにつれ、自分達が進める企画の意義を感じて、最後までしっかりつくりあげたいという気持ちが、多くの生徒に生まれました。

発表当日、緊張していた生徒もいましたが、目をらんらんと輝かせて演技を見ている園児たちを前に、生徒たちは勢いに乗り、「白雪姫」をやりきりました。最後のクリスマスソングを歌う場面では、園児たちも一緒に歌い始め、会場はあたたかい雰囲気に包まれました。

発表後、園児たちが衣装を着た生徒に駆け寄り、手を握りしめて、しばらく放しませんでした。幼稚園からの帰り道、生徒たちは自分たちのミュージカルで園児の心を動かすことができたことを実感して、充実した表情をしていました。早くも話題は「来年は何のミュージカルをやるか」で盛り上がりました。この市邨ゼミ『こどものためのミュージカル』の目的が達成されたように思います。ご協力いただいた天満幼稚園の先生方、園児のみなさん、本当にありがとうございました。

【市邨ゼミ】体育系大学の魅力

クラスを超えて、学年を超えて、自分で選んだテーマについて探求する市邨独自の授業【市邨ゼミ】。今回「高校野球探究ゼミ」では、国立・私立 体育・スポーツ系大学受験専門予備校の進学センターから浦野先生佐々木先生をお招きして「体育系大学の魅力」をテーマに授業を行っていただきました。

 

まずは体育系大学やスポーツ系大学にはどんな大学があるのか、体育系大学が企業、社会から評価される理由とは何かについて、お話しいただきました。日々、部活動に打ち込む生徒たちにとって、その意味や価値を改めて気づかせてくれる、頑張る背中を押してもらえる、そんなお話でした。

 

さらに、実際の予備校の小論文の授業の一部を体験しました。小論文の試験で大切なのは「書くこと」と考えがちですが、浦野先生からは「書ける前に、読めることが大切」とお話しいただきました。そこで、例文を用いて接続語や主語・述語に注目して段落分けしたり、正しく意味を読み取る練習をしました。

 

佐々木先生はご自身が大学でハンドボールの主将として活躍していたということもあり、ハンドボール部の生徒と交流する場面もありました。

生徒たちにとって興味のある体育・スポーツ系大学について、進路実現に直接つながるような貴重なお話を聞くことができ、真剣な表情で説明に耳を傾け、演習に取り組む生徒の姿が印象的でした。来年に迫る進路実現に向けて、大きな刺激を感じる時間となりました。浦野先生、佐々木先生、ありがとうございました。

【市邨ゼミ】自分のカラダを知る

クラスを超えて、学年を超えて、自分で選んだテーマについて探究する市邨独自の授業【市邨ゼミ】。今回「高校野球探究ゼミ」では、東海学園大学教授で管理栄養士堀尾拓之先生をお招きして、「自分のカラダを知る」をテーマに授業を行っていただきました。

堀尾先生の出張授業「スポーツ栄養学〜試合前の糖質の取り方〜」はこちらから。

まずは自分のカラダを数字で測ってみよう、ということで専門の機器で上半身と下半身の筋肉量やそのバランス、体脂肪率などを計測しました。

 

堀尾先生の講義では、筋肉量や体脂肪率を知ることにどのような意味があるのか。カラダをつくっている栄養素について、そして自分のカラダについて数値を記録すること、変化を知ることの大切さを学びました。

 

堀尾先生からは「鏡を見ないと自分のことを見ることができないのと同じで、自分の身体のことはわかっているようで実は自分ではよくわかっていないことが多い。自分の体重や体温、その数値の変化は自分を映す鏡と同じ。ぜひ記録することを大切にして自分の身体についてよく理解してください。」とお話しいただきました。

日々、部活動でカラダを動かす生徒たちは真剣に聞き、計測した数値を見ながら自分の身体と向き合っていました。堀尾先生、ありがとうございました。

市邨ゼミ及び地理の授業で 地震についての実験を実施 

9月7日㈭市邨ゼミ「災害に強い街づくりや町おこしのための地域調査」において、地震の被害について理解するための実験を実施しました。生徒自身が手順書に沿って実験道具を組み立て、地震によってどのような現象が起こっているのか他の班の生徒に説明しました。

行った実験は3つ。生徒はそれぞれ自分が担当する実験を決めました。自分が行っていない実験の説明を聞いて理解しています。

共振の実験 揺れの周期がゆったりとした揺れ、早い揺れと揺れ方によって、一番揺れる建物の高さが異なるものです。

液状化の実験1 振動を加えると水が地面に湧き出てくる様子が分かります。

液状化の実験2 地中に埋まっている物が振動を加えると浮き上がってくることが分かります。

一部の地理総合授業でも、同様の実験を1学期の末に実施しました。

【市邨ゼミ】オリンピック選手になるためには!

クラスを超えて、学年を超えて、自分で選んだテーマについて探求する市邨独自の授業【市邨ゼミ】。今回「高校野球探究ゼミ」では、競泳の元オリンピック日本代表で東海学園大学の水泳部監督、教授の林享先生をお招きして、「スポーツ心理学〜オリンピック選手になるために〜」をテーマに授業を行っていただきました。

「オリンピック選手は我々と何がどのように違うのか」。自らもオリンピックに3度も出場し、世界を舞台に活躍したトップアスリートで、現在も多くのアスリートと関わっている林先生だからこそ伝えられる「違い」について、具体的に動画を使った認知クイズを用いて語っていただきました。

競技は違えど、より上のレベルを目指して部活動に取り組む生徒が多く参加するこのゼミ。トップアスリートに近づくヒントをいただいた、刺激のある授業でした。林先生、ありがとうございました。

【市邨ゼミ】試合の前に何食べる?

クラスを超えて、学年を超えて、自分で選んだテーマについて探求する市邨独自の授業【市邨ゼミ】。今回「高校野球探究ゼミ」では、東海学園大学教授で管理栄養士堀尾拓之先生をお招きして、「スポーツ栄養学〜試合前の糖質の取り方〜」をテーマに授業を行っていただきました。

このゼミには、野球部に限らず、日々部活動に取り組む生徒が多く参加しています。暑い夏の日も、寒い冬の日も、練習や試合に臨む生徒たちにとって、パフォーマンスを高める食事についての授業は、すぐに活かせる大変有意義な内容でした。堀尾先生、ありがとうございました。

【市邨ゼミ】社会科フィールドワーク(地域調査編)

市邨ゼミ「災害に強い街づくりや町おこしのための地域調査」で、フィールドワークに行ってきました。 フィールドワークの事前学習で、学校周辺について調べ理解しました。重ねるハザードマップで災害リスクを調べ、地理院地図を使用して自然地形や人口地形(盛土など)について調べ、今昔マップで土地の使われ方の変遷を調べました。 写真は、三角点を観察しているところです。実物を見たのは初めての生徒ばかりでした。   歩いて移動しているところです。台地から氾濫平野(氾濫原)に入ったあたりの場所です。 千種公園の石碑を観察する前に、休憩中。2時間連続の授業だったため、途中で休憩しました。   高等学校の地理総合の授業にも関連させて、フィールドワークを行いました。放課後の学びでも、フィールドワークを行うことを計画中です。  

新年度に向けた職員研修週間

本日より4日間に亘って、職員研修を行なっています。

 

初日(3/7)は、来年度からスタートする市邨ゼミの実施にむけて、ラーンネット・グローバルスクール代表、神戸情報大学院大学学長の炭谷俊樹さんに『探究学習を進める教員の役割について』をテーマに研修を実施しました。

40名以上の先生が、探究サイクルのあり方から教師としてのスタンス、評価のあり方まで幅広い内容を学びました。

生徒一人一人の選択が情熱を生み出し、集中して取り組む中で根気的に取り組み、達成感が更なる向上心を生み出し、このサイクルが、更に一人一人の探究的な学びを深めていきます。

 

研修を通じて学んだことを活かして、市邨ゼミでは生徒が個性を伸ばす姿をたくさん生み出していきたいです。