クエストカップ全国大会2022

先日開催されたクエストカップ2022全国大会(詳しくはこちら)に高2特進コースの生徒が出場しました。大会はコロナ禍のため今年もオンラインでの開催でした(本来は立教大学での開催)。校内のプレゼン発表会(記事はこちら)を勝ち抜いたチーム「ツバメの巣」(女子生徒2名)。全国大会にエントリーして、厳しい審査を見事に通過して全国大会に臨みました。

オンライン開催

ファーストステージを突破!やりました!

セカンドステージにむけてブラッシュアップ中!

プレゼンです!

 

無事に終了。審査員からコメントをいただきました。

 

審査員の方からは、困っている当事者に思いをめぐらせていたことがとてもよかった。そしてプレゼンの内容がファーストステージからセカンドステージにかけてさらにブラッシュアップできたこともすばらしかった。と評価いただきました。さらに、今後に向けて、当事者の方々とつながりをつくってヒアリングをしてみたり、自治体の担当者にコンタクトを取ってプレゼンしてみては。とアドバイスをいただきました。

全国大会を終え、クエストカップ2022「SMALL START」の取り組みはひと区切りです。実際に社会で、世界で活躍する大人からの評価は、大いに自信になったのではないでしょうか。アドバイスにもあったように、このアイデアをさらにカタチにするために、次のステップに挑んでほしいと思います。そう、この取り組みは小さなはじめの一歩「SMALL START」です。本番はこれから。生徒のさらなるチャレンジに期待したいと思います。

SDGs講演会を行いました

世界を舞台に環境コンサルタントとして活躍する石黒さんにオンラインで講演を行っていただきました。

初めに、環境コンサルタントとはどのような仕事なのか、話をしていただきました。そして、これまで取り組んだ仕事を具体的に話していただきました。例えば、沖縄の海辺のゴミ問題に対して、ゴミの削減方法や処分方法を考えて、実行するというプロジェクトに取り組んだこと。さらにその成功体験を活かして、同じように海のリゾートがあるインドネシアのバリ島でもゴミ問題に取り組んだこと。またミャンマーの農業支援、具体的には胡麻づくりの技術支援を行いながら貧困農家の救済にも取り組んだこと。しかし、政変が起こって事業の継続ができなくなったことなど、一つ一つの仕事の内容から、日本とは事情が異なる海外での仕事の厳しさ、難しさについても話をしていただきました。

石黒さんの話は、ここは現代社会の知識です。ここは科学の分野ですね。これは物理の話ですが・・・と生徒が普段学んでいる科目とひもづけて話をしていただきました。そのおかげで、科目の学びの向こう側には、大人が仕事をする世界が広がっていることが想像できたのではないでしょうか。

さらに、生徒の事前質問にもたくさん答えていただきました。この仕事に携わったきっかけや仕事のやりがい、大変だった仕事、普段大切にしていることから趣味の話まで、その答えから1人の社会人の先輩が働く姿や生きる姿をリアルに感じられたのではないでしょうか。

高校時代にやっておくべきことは?の答えとして「旅をすること」という答えをしてくれました。世界を舞台に活躍する中で、たくさんの素晴らしい光景を見てきた石黒さんならでは・・・と思いきや、旅は決してどこかに観光に出かけることだけを指すのではなく、「新しいこと、知らないことに出会うこと」だと石黒さんはいいます。それなら、自分の気持ち次第でいつでもできそうです。

最後は論語の一節からメッセージをいただきました。

子曰、「学而不思則罔。思而不学則殆。」

知識を学ぶことだけでは役に立たない。そこに思いや自分で考えることがなければ、身にならない。ただ、思いだけで知識がなければ考えが偏ってしまって危うい。社会人の先輩からいただいたメッセージ、大切にしたいと思います。

石黒さん、たくさんの刺激をいただき、ありがとうございました。

オンライン講演の様子


WEB上で感想を打ち込む生徒たち
 

ENAGEED SUMMIT 2021 3次審査へ

エナジードサミット(ENAGEED SUMMIT)2021

本校特進コース2年がエナジードサミット2021へエントリーをしました。その中の1チームが全国の応募者約3,297名から2次審査を通過した30チームへ選考されました。

次は30チームから10チームを選考する3次審査に進出します。

頑張れ!目指せ、全国大会!

ダンス発表会を行いました

高2特進コースの体育の授業でダンス発表会を行いました。この日に向けて各グループで音楽や振り付け、そして衣装を考え、練習を重ねてきました。生徒たちは楽しみながら練習の成果を発揮していました。当日の音響や照明は演劇部の生徒が担当してくれたり、学年の先生も観客として駆けつけるなど、手作りのアットホームな発表会となりました。

発表会の様子

SMALL START 高2特進 総合探求

「きみ自身が世界初、その挑戦が世界新。」を合言葉に、困っている誰かを救う新しい商品開発・サービス開発に挑む探究プログラム「SMALL START」。今年も目指すは全国大会出場です。

本日は校内の最終プレゼン大会を行いました。それぞれのアイデアに「もっと便利になったらいいのに」とか「困っている人を助けたい」という思いがあふれていました。

発表の様子

 
   

最後に生徒による投票を行いました。優勝したのは学生や社会人の学習アプリを提案したチーム「エフォスカ」とヘルプマークをさらに普及するためのアイデア製品を提案したチーム「ツバメの巣」の2チーム。同点優勝でした。

「エフォスカ」は普段の学校生活からもっとこんなアプリがあったら学習の効率が上がるのにとか、こんな機能があったら勉強のモチベーションが上がるのにという思いを形にした学習アプリで、ただ便利になるだけでなくオンラインの個別学習では孤独感を感じてしまうという課題を、みんなと繋がりながら学習している気持ちになれる機能があって、とても魅力的な提案でした。

一方で「ツバメの巣」は、普段の通学風景からヘルプマークが普及していない現実やそれによって起こる問題に目を向け、ヘルプマークを特別なものでなく、身近なものとしてさらに普及させ、誰もが安心して安全に生活できるための製品で、優しい想いの詰まった提案でした。

その他のチームも日常の課題に目を向け、高校生ならではのアイデアで提案された面白い製品やサービスばかりで、投票は接戦でした。今後、どのチームもそれぞれのアイデアをクエスト本大会にエントリーします。選考結果が出ましたらお知らせします。

これまでの取り組み

SMALL STEP(中間発表@文化祭)

SMALL STEP(ステップ8)

SMALL STEP(ステップ7)

SMALL  STEP(ステップ6) 

SMALL  STEP(ステップ4・5)

SMALL  STEP(ステップ3)

SMALL  STEP(ステップ1・2)

昨年の取り組み SOCIAL CHANGE

140年ぶりの「ほぼ皆既月食」の観月会

2021年11月19日(金)、進学補習や部活動帰りの生徒たちと一緒に140年ぶりの天体ショー「ほぼ皆既月食」を観賞しました。

やや曇りががった東の空を眺めながめていると、かすかに白く輝いている月を見つけることができました。6時頃になると食が最大となりました。肉眼とカメラで月を観賞しました。

大津先生からは、「なぜ赤く見えるのでしょうか」の問いがたてられました。真剣に考えている生徒たちはとても頼もしく感じられました。

学校からだけでなく、自宅からこの「ほぼ皆既月食」を観察している生徒たち。望遠レンズのついたカメラで世紀の瞬間を撮影してくれました。

 

高2特進コースSmall Start(中間発表−文化祭)

高2特進コースでは日頃の探究活動を文化祭で発表します。

私たちの身の回りをよく観察すると、まだまだ十分でなかったり、少しの工夫で便利になったりする商品やサービスがいっぱいあります。そんな課題から「新しい価値」を生み出すことを考えています。中間発表として文化祭でプレゼンします。みなさんからいただく厳しくも温かい言葉のフィードバックを受けて、更にブラッシュアップしたいと思います。12月に予定する最終プレゼンに向けてこれからも頑張っていきます。

10月13日(水)に実施したプレゼンの様子はこちらでご覧ください。

チームA「あなたのスマホを探します/さもふぃ」
無くしたスマートフォンが発見できるようになります。スマートフォンは様々なジャンルに活用されています。例えば電子通貨や個人情報などが含まれています。室内では見つけやすさ向上のために音が出るようにできます。音は発信機から3m以内に入るとなります。持ち運ぶ時には電源を落とすことで音が常にでることを防ぐことができます。

チームB「家事ロボット/まと」
このロボットは様々な家事を全自動で行うことができます。 大きくわけて3つの性能があるのですが、1つ目は食洗機です。ロボットの頭の部分から食器を入れると食洗機で自動で洗うことが可能です。 2つ目は腹部のドラム式洗濯機です。 ロボットが洗濯したいものを自分で拾ったり、私たちが洗濯機に入れることによってロボットが洗濯してくれます。 3つ目は掃除機です。このロボットは足元がルンバのような掃除機なっていて、動くと同時に掃除ができるのでとても効率が良いです。 このロボットが1家1台となり、普及することによって日頃家事をするイメージの強いお母さんだけではなく家族全体、私たち自身も助けられると考えています。

チームC「メガネをかけてる全ての人に快適を/ChGlass」
メガネをかけてる人にはわかる、マスクとイヤホンとメガネが絡んで面倒臭いという悩みなど。 そんなメガネをかけている人だけがわかる悩みを解決するために考案されたのがこのChGlass(チグラス)です。 この商品はメガネにつける色々なアタッチメントによってお客様に快適をお届けするものです。例えば、今考えているのが、骨伝導式イヤホンを眼鏡と一体化させるものです。これにより、今まで骨伝導式イヤホンはメガネの耳当てにあたるせいで併用することができなかったのが、併用できるようになり、使いたくても使えなかった人たちに快適を届けることができます。

チームD「スマイルステッキ/スマイルステッキ」
視覚障害者がより安全に便利に過ごすために「スマイルステッキ」という商品を作りました。この商品は買い物や通学・通勤を便利にし,より危険を察知することによって笑顔を届けることができると考えました。たくさんの人に商品の良さを伝えたいと考え動画では見やすいように字幕や写真などを使い説明をしました。ぜひこの動画を見てください!

チームE「家事を楽しくするために/Automaticers」
私たちの班のアピールポイントは、家事のご褒美として実際に、買い物ができることによって、ご褒美がないよりも家事が楽しく行うことができるようになるということです。実際に、家事の物理的な量は変わりませんし、家事の内容も変わりませんが、目標ができることによって心掛けが変わるという意味で、楽しくなると考えました。

チームF「てくてくライト/てくてくライト」
最近増加している自然災害と高齢者の方に向けた防災グッズです。普段でも使ってもらえるように、歩数計など多くの機能をつけています。軽く、便利で、ボタンひとつで操作できる簡単な仕組みなどのわかりやすい設計になっています。また、緊急時に常備薬がないということを避けるために、ピルケースもつけています。

チームG「みんなで学ぼう!/エフォスカ」
このアプリは、生徒の努力を先生のフォルダに貼り付けられるチャットを用意し、それを先生が評価するというもので、例えば自習したプリントを貼ったり、それが難しい人は動画を撮影して貼り付けたりできます。今まではプリントを提出することでしか評価できなかった自習内容もこのアプリがあればあらゆる形状で先生に見せることが可能です。

チームH「わりびきくん/れじれじ」
スーパーの店員にとって、割引シールを貼る行為は手間がかかり、客もシールが貼られるまで割引されているかか分からない。しかし、それが自動で割引されるようになったらどうだろうか。店員はシールを貼る作業をなくすことができ、客もシールが貼られるのを待たなくてもよくなる。こういった手間を省くことができるプログラムをレジにさすUSBとして販売する。これが私たちが考案する「わりびきくん」だ。

チームI「拡張現実で、新しい世界をあなたに/Ichimura Engineering」
私たちの提案するARゴーグルは、従来のARをより安全かつ効果的に使う方法を模索したものです。過去のARが活躍した例としてポケモンGOが挙げられますが、これはスマホの画面に意識が向きがちでとても安全と言える状況ではありませんでした。私たちは周囲の状況を確認可能であることが第一と考え、目の前に情報を提示するゴーグルタイプの道具を発案します。

チームJ「新感覚!流動性スーツ/ゲンターズ」
ゲンターズが世界を変える!のテーマで「新感覚!流動性スーツ」を考案しました。とても素晴らしい商品です。

チームK「部屋をきれいにしよう・充電コード整頓術/KIM」
部屋で散らかりがちな充電コードを見栄え良く、かつコンパクトに整頓する事ができる商品です。それだけでなく、当商品はバッテリーを搭載していて災害時でも充電をする事ができます。試作品を製作し、わかりやすい動画の構成となっていると思います。

チームL「〜ヘルプマークを知っていますか?〜/ツバメの巣」
ヘルプマークが過半数以上の方に知られていないことにより援助が必要な方が気づいてもらえないという問題からヘルプマークを今よりも目立たせる商品を考えた。マスクやリボン、リストバンドなど、誰でも安価で買いやすいものにヘルプマークをつけて、オシャレの一環としてつけられ、かつ目立つようにした。

チームM「つなぐ医療と暮らし〜理想の街構想〜/三田建設」
高齢化社会が進みつつある日本で今後求められることは何だろう?高齢者や基礎疾患を有する人には何ができるだろう?そんな疑問や課題に立ち向かうべく、私たちは「医療」と「暮らし」に着目した理想の街を考えました。誰もが健康的で充実した生活が過ごせるようにと思いを込めて。

チームO「料理をらくらく♪時短でハッピー!/カメモの巣」
主婦をターゲットにした全自動料理機だが子供からお年寄りまで幅広い年齢層も対象にしています。

チームP「家事の優先順位の把握!時短!効率的に!/主婦の見方」
この商品はセンサーになっていて、商品専用のアプリからスマートフォンに接続するとやっていない家事を光や音声で知らせてくれます。

これまでの取り組み

SMALL STEP(ステップ7)

SMALL  STEP(ステップ6) 

SMALL  STEP(ステップ4・5)

SMALL  STEP(ステップ3)

SMALL  STEP(ステップ1・2)

昨年の取り組み SOCIAL CHANGE

SMALL START(ステップ8)

今日はこれまでアイデアを出して考え、形にしてきた商品やサービスをポスターにまとめてプレゼンテーションを行いました。中には商品やサービス、アイデアを具体的な模型にして紹介したグループもあります。さらにアプリのサンプルページを作るチームもあり、ポスターデザインを含め生徒のICT活用力に驚かされます。

生徒のプレゼンの様子

        

聞く方も真剣

  

生徒の模型やサンプル

   

 

お互いの発表を聞いた後は良かった点やアドバイスなどコメントしました。今後はこれを共有してさらなるブラッシュアップを図ります。生徒の様子を見ていて感じたことは、1年時のsocial changeの発表に比べて表現力や表現方法もとても豊かになったこと。生徒たち成長しています!

 

これまでの取り組み

SMALL STEP(中間発表@文化祭)  

SMALL STEP(ステップ7)

SMALL  STEP(ステップ6) 

SMALL  STEP(ステップ4・5)

SMALL  STEP(ステップ3)

SMALL  STEP(ステップ1・2)

昨年の取り組み SOCIAL CHANGE

SMALL START(ステップ7)

「君自身が世界初、その挑戦が世界新。」を合言葉に、困っている誰かを救う新しい商品開発・サービス開発に挑む探究プログラム「SMALL START」。今年も目指すは全国大会出場です。

今日はプレゼンに向けてプロトタイプ(試作)をさらに進めました。ダンボールやボール紙、紙粘土を使って、実物のようなモデルを作る生徒、iPadで商品のデザインを作成する生徒、ポスターに直接デザインイメージを描く生徒、原稿を考える生徒、それぞれのグループが役割分担して、生徒みんなが各々動いていて、活気のある時間でした。次回はいよいよ1回目のプレゼンです。

生徒の様子

これまでの取り組み

SMALL  STEP(ステップ6) 

SMALL  STEP(ステップ4・5)

SMALL  STEP(ステップ3)

SMALL  STEP(ステップ1・2)

昨年の取り組み SOCIAL CHANGE

SMALL  START(ステップ6)

高2特進コースの総合探究、「君自身が世界初、その挑戦が世界新。」を合言葉に、困っている誰かを救う新しい商品開発・サービス開発に挑むSMALL START。

今回のテーマはプロトタイピング。商品やサービスの形やイメージを具体的にデザインしていきます。インターネット上から自分たちのイメージに近い画像を探す生徒、手書きでスケッチしながら話し合う生徒、アプリでデザイン作りをする生徒と、グループによって進め方は様々ですが、どのグループも具体的な中身を話し合いながら、なんだかとても盛り上がっています。自分たちが考えたことを具体的に形にしていくことの楽しさを感じているようでした。加えて先生からの大人のひと言で、「じゃあ、こうしたら?」「でも、ここはこうじゃない?」と、さらに話が深まっていきました。次回もさらに具体的に、できれば目に見える、手に取れる形にしていきます。楽しみです。