クラスを超えて、学年を超えて、自分で選んだテーマについて探究する市邨独自の授業【市邨ゼミ】
3月5日(木)、この日は2025年度最後のゼミの授業日でした。
今年度最後のゼミは「絵巻物などから当時の「映え」を探究しよう」ゼミを訪れました。
生徒たちはこれまで、絵巻物や古い絵画の中から、当時にSNSがあれば「映える」であろう、あるいは「バズった」であろうものを探してきました。
その過程を通じて、時代ごとにどのような習俗、生活様式がわかるか、また、どのようなこと・ものが流行ったのかといったことを読み取っていきました。
もっとも、本物の絵巻物を入手することは難しいので、絵巻物を紹介している文献などを主な資料として探究してきました。

今日は他の先生方もお招きして発表者2人による発表会です。
○地獄絵(主に酒にまつわる地獄)

こちらの発表者は、地獄にはさまざまなものがあって、その地獄に「落ちる対象」にスポットを当てて探究をしてきました。驚いたのは、「ゾウや僧侶にお酒を飲ませて酔わせた人が行く地獄」があるのだとか!
この他、地獄の種類は絵画に残っているもの、残っていないものを合わせても270種類以上もあるそうです。
発表者からは、宗教的秩序を守ること、社会秩序を守ることを目的として地獄絵が描かれたのではないかという考察がありました。
○弓道(鳥獣戯画など)

こちらの発表者は、弓道部の生徒です。鳥獣戯画の中に描かれる弓道を考察しました。
弓道には小笠原流と日置流がある中で、「鳥獣戯画で描かれるうさぎは、日置流の構えをしている。しかし描かれた平安時代には日置流はまだ確立されていない・・・」という矛盾を指摘。
そこから日置琉の源流は鳥獣戯画が描かれた時代や、さらにそれよりも前の射があったのではないかと考察していました。
発表が終わった後は、見学してくれた先生と発表した生徒と座談会です。活発な質問や意見が飛び交い、先生と生徒双方が発表内容の理解を深めました。


2025年度の市邨ゼミの授業が終了しました。
このブログでは、ほんの一部しか紹介できませんでしたがこの他にも生徒の興味関心が持てるゼミ内容が30以上も開講されています。
来月から始まる2026年度は、どんなゼミが開講されるのでしょうか。
そこには、生徒の興味関心が広がる学びがたくさん用意されていることでしょう。
次年度の市邨ゼミにもどうぞご期待ください!

