国語科の取り組み③

国語科の授業実践について、「国語科の取り組み①」「国語科の取り組み②」に続いて、ご紹介させていただきます。

【3年Br論理国語『日本文化の雑種性』】
「これからの日本文化は「純粋種」の文化と「雑種」の文化のどちらに近づき、またそのときどのような問題が起きるだろうか。」を考える授業です。
国語科で取り組んでいる、思判表ワーク(観点2テスト)の一部です。1時間で意見や構成を考えて、次の2時間をかけて原稿用紙に書いていくという内容です。      
論理国語の載っている文章は難しく、読解するだけではつまらなくなってしまうため、読み取ったことを踏まえたうえで考えさせることが大事ではないかと考えています。
今回の授業は「読解」ではないので、「いかに脳を使っているか。考えているか」に焦点を当てて取り組んでいます。
観点2は「評価をどうするか」が焦点になりがちだか、そういうことよりも「観点2をどのように利用して生徒の頭をフル回転させていくか」を考えていくかが大事ではないかと考えています。

【3年Cd論理国語『行動変容を起こす有効な方法』】
「ナッジ」というものを利用して、自身の行動をよりよく変容させていこうという内容です。読解の授業のあと、実際にそれぞれの行動に見合った「ナッジ」を設定し、実践し、教科書の内容が本当に適当なのかを批評して、発表するという授業を行いました。
本文から読み取ったことを自分の身に照らし合わせて考えることで、評論文というとっかかりにくい教材をより身近に感じることができたのではないかと思います。これを機に本を読んで、自分の人生に活かしていきたいなと思う生徒は増えればいいなと思っています。

【2Br文学国語「古典作品を翻案する」】
自分たちが興味を持った古典作品を分析し、iPadを使って、紙芝居にして発表し、さらにそれを現代風にリメイクするという授業を行いました。古典作品を読解し、分析する今まで授業からさらに現代版にリメイクするという作業を通して、今から1000年以上前に書かれた古典作品も現代に自分たちに通ずるところがあると感じることができたのではないでしょうか。

1学期も残り少しですが、まだまだ楽しい挑戦を続けていきます。

 

 

 

【市邨ゼミ】高2・高3ゼミレポート⑤

クラスを超えて、学年を超えて、自分で選んだテーマについて探究する市邨独自の授業【市邨ゼミ】。今週のゼミ活動の様子をご紹介します。

本日(6月20日)は「算数・数学オリンピックに挑戦!」ゼミの様子です。

これまでのゼミ活動では、生徒それぞれが数学オリンピックの過去の問題を選んでチャレンジしてきました。今日はその成果をプレゼンスライドにまとめ、発表を行いました。

生徒は、独自の視点や考えを加えて問題を解いてみたことなどを、楽しそうに発表していました。「解き方を伝えること」は、「問題を解くこと」とは別の難しさがある。そんなことを感じさせてくれる発表でした。

ゼミは、前期と後期の2期制です。通年開講のゼミもあれば、半期のみの開講のゼミもあります。半期開講のゼミにとって今日が折り返し。次回からは「後半」を迎え、生徒の成果発表も増えそうです。興味のあることに熱心に取り組み、それを堂々と披露する、そんな生徒たちの輝く姿をたくさん見られそうです。

次回の投稿もお楽しみに!!

(文責:市邨ゼミ広報教員)

【市邨ゼミ】高2・高3ゼミレポート④

クラスを超えて、学年を超えて、自分で選んだテーマについて探究する市邨独自の授業【市邨ゼミ】。今週のゼミ活動の様子をご紹介します。


本日6月6日の「野球を科学する」のゼミでは、体育の教育実習に来ている吉野珊珠先生の授業が行われました。

吉野先生は、本校ハンドボールのOGです。
本校でハンドボールをはじめ、現在で7年目のキャリア。

ですがこの間に、日本代表U16、U20に選ばれた他、先月行われた4年に一度の世界大会への出場権をかけた国際大会において、日本代表選手団「おりひめジャパン」の一人として活躍されました。

野球とは大きく異なる競技ですが、世界を舞台に活躍するアスリートのお話は、生徒にとってとても有意義なものでした。


市邨ゼミでは、スポーツに関するゼミが他にもたくさんあります。
実際に身体を動かすだけでなく、運動の理論を学んだり、シチュエーションに応じたプレイを考えたりなど、普段の体育や部活の中ではじっくり時間をとって学べないことが学べることも特徴です。

次回の投稿をお楽しみに!

(文責:市邨ゼミ広報教員)

令和6年度 高校 生徒会役員選挙

6月5日(水)の午後、高校では生徒会役員選挙が行われました。高1・2は記念体育館に、高3は講堂にそれぞれ集まり、役員候補の生徒たちが壇上で一人ずつ演説を行いました。

役員候補者立会演説会

堂々とした語り口で、自身の掲げる学校像、達成したい目標、いわゆるマニフェスト等を自分の言葉で語りかけていました。

講堂会場の様子
頼もしい姿で堂々と演説

このあと、生徒たちは各ホームルームで投票を実施。即日開票され、結果が貼り出されることとなります。新たなメンバーで新しい出発をする新生徒会役員たちを、生徒たちも先生たちも応援したいと思います!

各クラスの選挙管理委員が別室で開票作業

教育実習生が来ています

先月より、教育実習生が来ています。市邨を卒業したのち、各大学で専門分野を学び、教職課程を履修している卒業生たち。このたびは実習といえど「先生」という立場で、後輩たちに授業をしたり、教員の業務について学んだりしています。このたびは6名の卒業生が実習生として市邨に戻ってきました。

体育科実習生・梶田先生の授業(ハンドボール)

この実習の集大成となる研究授業も随時行われ、同じ教科の先生だけでなく、実習生を良く知る恩師や他教科の先生たちも参観に訪れていました。

大変なこともあったと思いますが、実習で得た経験を次に活かして、いつの日か教壇に立って活躍してくれることを願っています!頑張れ、教育実習生!

【ユネスコ平和活動】台湾訪日 ユネスコ世界遺産訪問 飛騨高山・白川郷

【ユネスコ平和活動】ユネスコ世界遺産訪問 飛騨高山・白川郷 2024.6.1〜6.2

ユネスコ平和活動パートナーシップ協定校の台湾の交流校が市邨高校を訪問しました。

 1日目の様子はこちら
「ユネスコ平和の架け橋協働プロジェクト」

2日目の様子はこちら
「名古屋市教育委員会 教育長表敬訪問・ジブリパークグループ活動」

3日目は、ユネスコの世界遺産を訪問しました。

世界遺産とは、地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から現在へと引き継がれ、そして私たちが未来の世代に引き継いでいくべきかけがえのない宝物です。



日本の世界遺産を学ぶ先生と生徒の皆さん







ユネスコ憲章によると、お互いの風習と生活を知らないことは、人類の間に疑惑と不信を起こし、それによって戦争が起きるとみなされています。

世界各国の文化の間には、優劣や上下といった序列関係は存在しません(文化相対主義)。

お互いの文化の違いを認めあい、社会のなかで複数の文化がそれぞれ対等に共存することを理解する活動を、今後も継続していきます。

飛騨高山教育クーポンを活用させていただき、ユネスコ世界遺産を訪問、ユネスコ憲章「心の中に平和の砦を築く」活動を実施させていただきました。

高山市の皆様より、平和活動の応援をいただきました。
心より感謝申しげます。

これまでのユネスコ活動はこちら

【ユネスコ平和活動】名古屋市教育委員会表敬訪問 〜台湾国立鳳山商工高校来校「平和の架け橋協働プロジェクト」

名古屋市教育委員会訪問 〜台湾国立鳳山商工高校来校「平和の架け橋協働プロジェクト」訪日2日目〜

ユネスコ平和活動パートナーシップ協定校の台湾の交流校が市邨高校を訪問しました。 1日目の様子はこちら

本日は、名古屋市教育委員会を表敬訪問し、台湾国立鳳山商工高校の皆さんが、「ユネスコ平和の架け橋プロジェクト」(文部科学省EDUーPORT事業)について報告し、ご助言をいただきました。


台湾の皆さんによる協働平和活動報告



日本と台湾の高校生による平和宣言

台湾の高校から名古屋市教育長先生へ記念品贈呈

名古屋市市役所中央広間にて(重要文化財)








台湾・日本の生徒・教職員のグループワーク平和活動

私たちパートナーシップ協定校は、国境を超えて世界の難民支援、貧困支援に取り組んでいます。

世界の平和を願い、ユネスコ憲章の「心の中に平和の砦を築く活動」を今後も続けていきます。

明日は、ユネスコ文化遺産「白川郷」を訪問します。

これまでのユネスコ活動はこちら

【市邨ゼミ】高2・高3ゼミレポート③

クラスを超えて、学年を超えて、自分で選んだテーマについて探究する市邨独自の授業【市邨ゼミ】。今週のゼミ(5月30日)活動の様子をご紹介します。

「裁判・法律探究」ゼミでは、2年生が裁判傍聴へ行き、3年生は学校にてすでに傍聴した裁判のレポートを作成する活動をしました。

  

窃盗、性犯罪、麻薬・・・生徒が傍聴してきた裁判は様々です。
それぞれが関心ある裁判を傍聴し、関連する法律や事件を調べることにつなげます。

法曹(弁護士、検察官、裁判官)をはじめ、「裁判所事務官」や「検察事務官」など、司法に携わる職業にも関心を高めるきっかけとなりました。

「分かって楽しい、人に話したくなる『地理』」のゼミでは、施設見学に行きました。

 

今回は名古屋大学減災連携研究センターの減災館を訪問しました。
「防災」ではなく、「減災」。すなわち災害が生じることを前提としつつも、その被害を最小限に抑えるためにどうするかという考え方です。

学校内にとどまらない学びができるのも、市邨ゼミの魅力です!
次回のレポートもお楽しみに!

(文責:市邨ゼミ広報教員)

【お願い‼️】ゼミ活動に関するお願い

平素は学校教育へのご理解ご協力まことにありがとうございます。

今年度よりゼミ活動として「園芸ゼミ」を開講させていただきました。

将来的に家庭でもできる「プランター栽培」の方法を探究し身につけることや学校内の花壇などの整備を目的とし、その中で生徒たちが、緑と触れ合い、生物を育てることの大変さを知り、自ら作ったものを自ら食すという体験をできればと思い活動しています。またコンポストも作り、学校の食堂ででる生ゴミや調理実習ででる生ゴミを堆肥にする活動も行なっていき、SDGsに貢献したいと考えています。

 

しかし、圧倒的にモノが足りません!!!!

植物を育てるために必須となる「土」がありません。花壇も放置され続けた結果荒れ果て、芝も侵入しています。プランターも不足しています。

 

そこでHPで告知させていただくこととしました。

以下のものをお譲りいただける、もしくは譲ってくださる方をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡をお願いします。

・土(畑などの使用済みで構いません。)

・園芸用品
 鍬やシャベルなど(錆びていても構いません。)
 ジョウロ、支柱、園芸ネット
 その他、園芸バサミなど使えそうなもの

・プランター、鉢植え

・コンポスト容器

 

土やプランターなど場所を教えていただければ取りに伺います。
その他、ご質問などは園芸ゼミ担当教員「近藤」までお問い合わせください。
連絡先:052−721−0161
ご協力何卒よろしくお願いいたします。

園芸ゼミ担当
近藤

 

 

国語科の取り組み②

国語科の授業実践について、前回の記事に引き続き紹介させていただきます。

https://ichimura.ed.jp/【国語科】授業の取り組み/

今回は、3CD文学国語、論理国語の取り組みです。

3CD文学国語では、『二十億光年の孤独』を扱いました。
QFT方式を用いて、生徒自身が「この詩の読みを深める」というテーマで問いをたくさん出しました。グループでその問いを解決していく形でこの詩の読みを深めていき、その成果を発表しました。多彩な読みと多くの班に見られる共通の読みと入り混じり、詩の読みが主体的に深まっていくような取り組みになりました。

生徒の発表の様子
発表のスライド

読みを深めるための問い

論理国語では、『二一〇〇年の世界地図』を扱いました。本文から読み取った内容+自分が関心を持って調べたことから「二一〇〇年の世界ではどんな問題や変化が起こるのか」をフィッシュボーンという思考ツールを使って整理しました。そして、その整理した内容をもとに問題、変化を解決、対応できるような「2100年の世界地図」を作成しました。
生徒の取り組みを見ると、思考ツールを使って、読み取ったこと、調べたことを整理することができ、また、それを使って、「2100年の世界地図」を作成するときには、本文、もしくは調べた情報を自分の言葉で明確に根拠として示すことができていました。
世間で話題になっている問題を国語の視点で考えていく取り組みとなりました。

「今後、世界ではどのような変化や問題が起こるのか」生徒取り組み


2100年の世界地図作成

このような取り組みを経て、やはり「板書は最低限」というスタイルが生徒にも浸透し、主体的な学びができているという手応えを感じることができています。初読では目が死んでいた生徒もグループで各々がわかったことを共有させたり、上記のような取り組みを通して、少しずつ目の色が変わってくる印象です。

今後もこのような挑戦をし、生徒と学びを作っていきます。