クラスごとの旅程ではなく、トリッププランナーの生徒たちが中心となって主体的に作り上げたコースを個々人で選んで行く、という「いちむら独自」の修学旅行のかたち。私が引率するA3コースのテーマは、「北海道の自然と開拓の歴史」。道東を巡る旅も、いよいよ後半です。
3日目 釧路湿原から阿寒湖へ
A3コースの3日目は、釧路市湿原展望台からスタートしました。この日も本当に天気に恵まれ、展望台からは気持ちのよい景色が広がっていました。展望台から眺めるだけでなく、約2.5kmの遊歩道をぐるっと一周する生徒も。途中のサテライト展望台(北斗展望台園地)からは、どこまでも続く雄大な釧路湿原を一望することができました。

名古屋ではなかなか見ることのできない景色に、思わず足を止めて写真を撮る姿も多く見られました。
その後は、釧路和商市場へ。
秋刀魚や八角の刺身、天然の時知らずなど、見慣れない魚もずらり。名物の勝手丼では、それぞれ好きな具材を選んで自分だけの一杯を完成させ、ここでも北海道の味をしっかり満喫しました。

午後は阿寒湖へ移動し、遊覧船に乗船。
湖の上から眺める景色はとても美しく、木々も少しずつ色づき始めていました。紅葉し始めた湖畔を背景に、写真撮影を楽しむ生徒の姿も。途中では、国の天然記念物であるマリモも見ることができました。

そして夜は、食事の前後に阿寒湖アイヌコタンへ。独創的な刺繍や木彫りの作品が並ぶ店を巡りながら、それぞれ気に入ったものをお土産に。北海道ならではの文化に触れながら、夜の時間を楽しみました。

4日目 最後まで道東を満喫
最終日は、メルヘンの丘からスタートしました。広大な畑の向こうにカラマツの木々が並ぶ、まさに北海道らしい景色。旅の最終日にも、道東らしい風景を楽しむことができました。

その後向かったのは、博物館 網走監獄です。歴史ある建物を実際に歩きながら見学し、昼食では当時の監獄食を再現した食事も体験しました。重要文化財を含む建物の中で食事をするというのも、なかなかできない経験です。

そして、空港へ向かう前に最後に訪れたのがオホーツク流氷館。マイナス15℃の部屋では、濡れたタオルがあっという間にカチカチに。あまりの寒さに驚きながらも、生徒たちは楽しそうに流氷の世界を体験していました。
館内では、流氷がどのように生まれ、網走までやってくるのかも紹介されています。今後、気候の変化によってこの景色が見られなくなるかもしれないという話もあり、旅の最後に少しだけ北海道の自然のこれからについて考える時間にもなりました。

4日間を通して、湿原、湖、動物、食、文化、歴史、そして流氷と、道東ならではの北海道をたっぷり味わったA3コース。
最後は女満別空港から名古屋へ戻ります。
たくさんの景色と、おいしいものと、お土産を抱えて、A3コースの修学旅行を終えました。

