高校2年生アカデミックコース コース別自主活動日④

今回、アカデミックコースの活動を通して、愛知教育大学の教授のお話を伺ったり、名古屋市立大学を訪問して教授とディスカッションを行ったりするという貴重な経験をしました。

私は以前、教育分野に興味があり教員を目指していたことから、今回の大学訪問では教育に関わる大学を選びました。しかし、現在は理学療法士という医療分野への進学を目指す気持ちが強くなっているため、自己紹介では現在の目標である理学療法士についてお話ししました。

その際、「一つの進路に決めきってしまい、他の可能性を見逃さないようにするためにも、広い視野を持つことが大切です」というアドバイスをいただきました。この言葉は私の中で特に印象に残っています。私は、目標とする大学や将来の夢に向かって勉強することばかりを考え、他の選択肢に目を向けることが少なくなっていたことに気付かされたからです。

今回の大学訪問を通して、自分の進路について改めて深く考えることができました。これからも理学療法士という目標に向かって努力を続けるとともに、「夢が決まっているから」と新しいことや興味を持った分野を最初から切り離すのではなく、広い視野を持って学び続けていきたいと思います。

高校2年生アカデミックコース コース別自主活動日③

コース別探究活動の一環として、名古屋学芸大学と名城大学を訪問し、それぞれの先生方とのディスカッションを通して、AI時代の学びや将来の進路、研究について理解を深めることができました。

名古屋学芸大学では、岩野教授とのディスカッションを行いました。AI技術の発展が社会や仕事に与える影響について、具体的な事例を交えながらお話を伺い、AIにできることと人にしかできないことを見極めることの重要性について考えることができました。特に「味覚」を例にしたお話では、人の感性や経験が新たな発想や価値を生み出すことを知り、AIと人がそれぞれの強みを生かしていくことの大切さを実感しました。また、アニメーションやデザインなどの分野では、AIを活用すること自体が悪いわけではない一方で、作品に込められた思いや独創性も重視されることを知り、AIとの向き合い方について改めて考える機会となりました。さらに、将来の進路は必ずしも一本道ではなく、自分自身の価値観や軸を持つことが重要であるというお話も印象に残りました。

名城大学理工学部機械工学科では、池本教授とのディスカッションを行いました。将来の進路については、高校生だけでなく大学生や先生自身も悩みながら歩んでいることを知り、進路に迷うことは決して特別なことではないと感じました。また、自分の趣味や興味のあることから将来の可能性を広げていくという考え方や、やりたいことが分からないときは少しでも興味を持ったことに積極的に挑戦してみることが大切であるというアドバイスをいただきました。さらに、研究室ではテンセグリティ構造を活用し、人や動物のようなしなやかな動きを実現する機械の研究を見学しました。関節や背骨、尾びれなどの動きを再現する研究から、機械工学の可能性や技術の進歩を間近で感じることができました。

今回の大学訪問では、先生方とのディスカッションや研究室の見学を通して、将来の進路は一つに決まるものではなく、自分の興味や価値観を大切にしながら挑戦を重ねていくことの重要性を学びました。それぞれの大学で得た学びを、今後の探究活動や進路選択に生かしていきたいと思います。

令和8年度 第1学期 終業式

7月17日(金)、中高では令和8年度 第1学期 終業式が行われました。連日続く高温により、中学校講堂で、高校記念体育館で、それぞれ空調完備の屋内にて実施しました。

中学校の終業式

校歌斉唱に続く校長先生のお話では、現在佳境に入っているサッカーワールドカップに関連して、試合後の観客席を来た時以上にキレイにして帰る日本のサポーターを例に挙げながら、「人が見ているときだけでなく、見ていないところでも責任ある行動をとることの大切さ」についての内容でした。

また、自分たちが使った場所や物を大切にし、周囲への感謝の気持ちを行動で表すことが、学校生活においても大切であると述べられました。生徒の皆さんには、日頃から教室や廊下の整理整頓を心掛け、思いやりのある行動を積み重ねてほしいと思います。

その後の生徒集会では、この夏にインターハイなど全国大会に出場する部・同好会活動の代表生徒たちが、壇上で抱負を語りました。今までの練習で培ってきた自分の力を信じて、頑張ってほしいと思います!

<夏の全国大会に出場する部・同好会>

女子体操部
女子テニス部(個人)
男子テニス部
バドミントン部(女子)
バドミントン部(男子)
eスポーツ部
麻雀同好会
ダンス部

最後は生徒会長・立松くん(高3)から、今年度の文化祭についてお知らせがありました。「笑顔満祭」のスローガンのもと、生徒主体の若いエネルギーあふれる文化祭にしてほしいと思います。

生徒会役員生徒の面々

いよいよ夏休みです。長い休みだからこそ、まずは健康管理に留意し、規則正しい生活を心掛けながら充実した毎日を送ってほしいと思います。また、自分の興味や関心のあることを深く調べたり、実際に体験したりする探究の時間としても、夏休みは絶好の機会です。

部活動や読書、地域行事への参加、家族との時間など、この夏だからこそできることはたくさんあります。一人一人が新たな発見や学びを得ることのできる夏休みの経験を通じて大きく成長し、2学期にはさらにたくましく成長した姿を見せてくれることを期待しています。生徒の皆さんにとって、この夏が次なる飛躍への大切な一歩となることを願っています!

Have a good summer vacation!

高校2年生アカデミックコース コース別自主活動日②

2年アカデミックコースでは、コース別活動日に進路実現に向けた学びを深めるため、生徒一人ひとりの希望する進路に応じて訪問先を決定し、先生方にアポイントメントを取っていただいた上で、大学や専門学校、県警などを訪問しました。

私は、愛知県警と名古屋文化学園保育専門学校を訪問しました。

愛知県警では、最初に警察官の一日を紹介する動画を視聴し、仕事内容について理解を深めました。その後、通信指令室や交通管制センターを見学し、信号機の管理などについても学ぶ機会をいただきました。特に印象に残ったのは、110番通報が約40秒に1回の頻度で入り、1日に約2,000件もの通報が寄せられるというお話です。実際のデータをもとに説明していただいたことで、警察の仕事の責任の大きさや大変さをより深く実感することができました。また、交通ルールや警察に関するクイズを楽しんだり、実際の制服を着用して白バイに乗車させていただいたりするなど、体験を通して警察の仕事への理解を深めることができました。

名古屋文化学園保育専門学校では、まず私たち生徒が自己紹介を兼ねたプレゼンテーションを行い、その後、先生方にも自己紹介やこれまでの経歴についてお話しいただきました。お互いを知ることで和やかな雰囲気となり、ディスカッションでは進路に関する疑問や相談に対して、一つひとつ丁寧に答えていただく貴重な機会となりました。先生方からは、「進路を一つに決めなくても、遠回りをしてもいつでも戻ってくることができること」や、「高校生活を後悔しないように全力で楽しみ、自分らしい人生を歩んでほしい」という温かい言葉をいただき、これからの人生を考える上で大切なことを学びました。

今回の訪問を通して、進路について具体的に考える貴重な経験となりました。このような機会を設けてくださった先生方をはじめ、温かく迎えてくださった愛知県警および名古屋文化学園保育専門学校の皆様に心より感謝申し上げます。

高校2年生アカデミックコース コース別自主活動日①

私はこのコース別活動で、二つの大学を訪れ、先生方からお話を伺いました。私は将来、歯科衛生士になりたいという気持ちが一番強い一方で、看護師にも興味があったため、看護学部のある豊田赤十字看護大学と一宮研伸大学を訪問しました。

豊田赤十字看護大学では、看護大学には堅苦しいイメージがありましたが、先生方と関わる中でその印象が大きく変わりました。先生方はとても親しみやすく、気軽に話しかけることができる雰囲気で、大学への印象がさらに良くなりました。また、歯科衛生士について質問したところ、歯科医院だけでなく、がん治療センターなどの医療現場でも活躍していることを知り、とても驚きました。歯科衛生士の仕事の幅広さを知ることができ、将来の進路について改めて考えるきっかけになりました。

一宮研伸大学でも、先生方が温かく迎えてくださり、安心して話を聞くことができました。さらに、助産師を目指せる進路があることを知り、将来の可能性が広がると感じました。また、実際に新生児の心音を聞いたり、抱っこを体験したりするなど、普段はなかなかできない貴重な経験をすることができました。

今回、実際に大学を訪れて話を聞いたり体験をしたりしたことで、パンフレットやインターネットだけでは分からない学校の雰囲気や仕事の魅力を知ることができました。また、看護師や歯科衛生士、助産師など、それぞれの仕事には「人を支える」という共通点があることにも気づきました。

今回の活動を通して、自分の将来についてより真剣に考えるきっかけとなりました。これからもさまざまなことを学びながら、自分に合った進路を選んでいきたいと思います。

未来につながる学びへ ― 高校2年生アカデミックコース コース別自主活動日

高校2年アカデミックコースでは、生徒自身の「好き」や情熱が、社会にどのような価値をもたらすのかを探究するプロジェクトを行っています。

本取り組みの目的は、生徒が社会の第一線で活躍する専門家と直接対話することで、自らのキャリアはもちろん、「学ぶということの意義」を深く考えるきっかけを作ることです。

生徒たちは自身の興味・関心をもとに、3日間で複数の訪問先を選択し、訪問当日は以下の2つのステップでプログラムを実施しました。

  • 生徒からの「自己紹介プレゼンテーション」 生徒自身が「今学んでいること」や「将来のビジョン」を、専門家に向けて自分の言葉で直接プレゼンテーションしました。
  • 専門家との「ディスカッション」 専門家の方からプレゼンへのアドバイスをいただいた後、先生方が実際に行っている最先端の研究内容や、研究にかける思いについてお話を伺い、対話を深めました。

【ご協力いただいた大学・専門機関一覧】 本プロジェクトの実施にあたり、多くの大学・専門機関の皆様に多大なるご協力をいただきました。心より感謝申し上げます。(順不同)

  • 金城学院大学
  • 愛知工業大学
  • 愛知淑徳大学
  • 星城大学
  • 日本赤十字豊田看護大学
  • 名古屋学芸大学
  • 名古屋市立大学
  • 一宮研伸大学
  • 豊橋技術科学大学
  • 名古屋学院大学
  • 愛知学院大学
  • 愛知東邦大学
  • 名城大学
  • 愛知医科大学
  • 椙山女学園大学
  • 東海学園大学
  • 名古屋医専
  • アリアーレビューティ専門学校
  • 名古屋文化学園保育専門学校
  • 愛知県警察
    ひらけエデュケーション代表理事 若杉様

中学生の弁論大会に参加しました!

今回、私はオブザーバーとして中学校の弁論大会に参加しました。

私は市邨中学校に在学していた頃から弁論大会に参加しており、今回も貴重な経験をすることができました。今回は、「自分の好きを見つけるためには」というテーマで発表しました。これまでにも何度か発表を経験してきましたが、本番ではやはり緊張しました。それでも、自分の思いを最後まで伝え切ることができ、大きな達成感を得ることができました。

今回特に印象に残ったのは、中学生の皆さんの発表です。私が中学生の頃と比べて、一人一人の発表のレベルがとても高くなっていると感じました。話し方や表現力だけでなく、聞き手を引き込む工夫や、自分の考えを分かりやすく伝える力にも優れており、大きな刺激を受けました。また、それぞれが自分の好きなことや普段考えていることをテーマにしており、どの発表も個性があって興味深く、「そんな考え方もあるのか」と新しい発見がたくさんありました。

私自身も、この活動を中学生の頃から続けてきたことで、人前で話す力や自分の考えをまとめる力が少しずつ身についてきたと感じています。一方で、聞き手に伝わる話し方や表情、間の取り方など、まだまだ改善できる点もあると気づきました。発表するだけでなく、他の人の発表を聞くことでも多くのことを学べると改めて実感しました。

今回の弁論大会を通して、自分とは異なる価値観や考え方に触れ、視野を広げることができました。この経験を今後の学校生活やさまざまな場面で生かし、自分の考えを分かりやすく伝えられるよう、これからも努力していきたいと思います。

高2ブライトコース コース別自主活動日③

各コースがそれぞれに特色ある探究活動を展開する「コース別自主活動日」、今年度前期のコース別自主活動日は7月14日~16日の3日間に設定されています。

高校2年生ブライトコース、最終日となる3日目は、先日の企業訪問で学んだことや企業側からもらった課題について、グループごとに各場所に分かれてプレゼンテーションをしました。

プレゼン準備をしています

直前までスライドを1枚1枚調整したり、おのおのが話すことを確認し合ったりと、グループでの発表だからこそチームワークが必要となる場面が多かったように思います。事業内容を丁寧に説明するグループ、課題解決に向けた提案をすでにいくつか考えられているグループなどさまざまでしたが、発表を通じて言語化することで、これまでのふり返りとともに新たな改善点も見つかったようでした。

グループで発表

3日間の自主活動日、高校2年生ブライトコースはキャリア意識を高める活動や、自分の進路について具体的に考える機会を持ちつつ、その先の「働く」ことに意識を向けて、社会に存在するさまざまな職業まで視野を広げて探究活動をしました。12月には2度目の企業訪問を行い、今度は企業の方に向けてプレゼンをします。実社会で働く大人の方をあっと言わせられるようなアイデアと表現力をさらに身につけてほしいと思います。

スライドや伝え方にも工夫を

他の学年やコースはフィールドワークに出かけたりと校外で学ぶ機会も多かったように思いますが、それぞれが学んできたことを持ち帰って、じっくり振り返りながら他者と共有することはとても大切です。

発表後は聴衆からフィードバックをもらいます

このように、コース別自主活動日はそれぞれの学年・コースで特色ある活動を行います。教科の枠組みを超えた総合的な学びをすることで、むしろ各教科の重要性が際立ちます。そういったバリエーション豊かな学びを行き来しながら、少しずつ汎用的能力(特定の教科・分野・場面に限らず、どこでも活かせる能力)を身につけていってほしいと思います。

 

アップデートする国語  市邨発・生徒主体で切り拓く授業 ③

今回は高2アカデミックコース、「文学国語」の授業紹介。「リーダーズシアター」として「音読劇」に挑戦しました。

手順は以下のとおり。

①グループごとに作品を選択する→1.夏目漱石「夢十夜」(第一夜)、2.森鷗外「高瀬舟」、3.芥川龍之介「魔術」、4.宮沢賢治「注文の多い料理店」、5.サン=テグジュペリ「星の王子さま」

②脚本を作り、配役(ナレーター含め)を決定する。

③演出(ポスター、BGM)を作成する。

④グループごとに発表する

では、ここから何が学べるのか、教室で何が起こっていたかを要約すると次のようになります。


「脚本を作る」ためには作品を「理解」する必要がある。その各自の「理解」は、一つの劇を創りあげるためにメンバーで「共有」される必要がある。「共有」されるためには「なぜそう読めるか?」の部分が言語化される必要がある。その過程で自身の「読み」が揺さぶられ、「変化」する。その「変化」が共有されることで作品は「自分たちのもの」に形を変えていく。また、音声で伝える表現を追究することで、「文字による表現」で何が実現されたかを再認識する。

きわめて「文学的」なキーワードが並ぶことに気づきます。

「国語」の授業は≪作者→(学者・教師)→読者≫の構図のなかで「こうあるべき・こう読まれるべき」という「文学の正解」が前提とされすぎていたように思います。そこに「ほかならない私」が入る隙間はほとんどありません。でも、このワークは≪作品―読者≫が前景にきて、それを「他者(自分以外の人)」と共有するという複線的な「拡がり」が期待されるもので、実際に生徒たちは教室でそれを体験しました。

生徒のふり返りは、そのことをはっきり語っていました。

◆脚本を作り読み進めていくときに、それぞれの受け取り方の違いや小さなズレについて話し合い様々な角度の視点から、解釈が深まったり変わったりした。

◆多様な表現に変換し共有するというプロセスを経る前は、よくある物語だな、という見方をしていた。しかし、このプロセスを経たことで音や視覚、声を用いても情景を伝えることはとても難しいことだと理解をし、文字だけで容易に情景が伝わってくる宮沢賢治の偉大さに気がついた。

◆私の中で「高瀬舟」は、ただの「兄弟愛」だけを描いた作品であると思っていた。しかし、リーダーズシアターを通して、読み手に対して「何を罪にするのか」と聞いているようにも感じられた。このように「罪」の基準というものを読み手に考えさせることで「本当の正しさ」というものが作られていくのだと思った。

 

たとえば、『星の王子さま』の本文は「『かんじんなことは、目には見えない。』と、王子さまは、忘れないように繰り返しました。」ですが、脚本は「『かんじんなことは、目には見えない……。かんじんなことは……、目には見えない』と抑揚と間を効果的に使って実際に「繰り返し」て読み、本文では「行間」であったニュアンスが臨場感をもって再構築されました。

また、『注文の多い料理店』では、いわゆる「現実」に戻った紳士二人のその後が描かれるのですが、山猫の親分が覗く場面の直後に「……果たして、この二人の紳士がどうなったのか、それを知る者は、もう、誰もいません。」と、あえて「現実」に戻さずに物語の「ホラー性」を前景に解釈できる可能性を示しました。

「文学」をどのように受け取って、自分のものにしていくか。その意味で意義の深いチャレンジだったと思います。

アップデートする国語 市邨発・生徒主体で切り拓く授業①

アップデートする国語 市邨発・生徒主体で切り拓く授業②

ユネスコ75周年事業「高校生によるSDGsグローバル対談」

第2回 カンボジア世界遺産からの探究学習会

カンボジアの悲しい歴史や世界遺産について学び、平和や人権の大切さを考えるオンライン学習会です。日本や台湾の高校生・大学生がカンボジアを訪問し、現地から活動内容・カンボジアに関する探究学習の成果を発表します。

詳しい内容はこちら!(タップで表示)

トゥールスレン虐殺資料館から中継を行い、虐殺の歴史や平和の重要性について学び、講師の先生方と対話しながら、ユネスコ憲章の理念ESD(持続可能な社会づくりのための教育)について考えます。

カンボジアで起きた過去の悲劇を知って人権の大切さを理解し、戦争や暴力のない社会について考え、国や文化の違う人々と対話することで、未来の平和づくりに自分がどう関われるのかを考えることを目的としています。