1学期終業式を行いました

今日も猛烈な暑さです。1学期の終業式ですが、熱中症対策のため、式は、教室で放送によって行うことにしました。

校長式辞です。

おはようございます。

 暑い夏がやってきました。予定では、グランドに全員集まって、終業式を行う予定でしたが、熱中症の危険を考えて教室で行うことにしました。全員が顔を合わせることができなくて残念ですが、この暑さですからやむを得ないと思います。

 さて、一学期が終わり、明日から夏休みです。42日間という日にちをどう過ごすかは君たちにとって非常に大きいことだと思います。

 1学期の授業アンケートを行っていますが、すでに答えてくれている人の回答を見ました。満足度が高いという結果で、市邨での学びに感謝するという姿勢の人が大勢いて、嬉しく思いました。もちろん、いろいろと不満や要望を持っている人もいるので、その意見を大事にしたいなと思います。まだ、アンケートに答えてくれていない人は応えてください。

 そして、大事なことは皆さんしっかりとわかっているなと感じました。TeachingよりLearningへというスローガンはよく知っていることと思います。これまでの学びの形を変え、先生中心の学びから生徒中心の学びに変えようとしています。先生がしゃべることの多い授業より、生徒自身が活動することの多い授業が支持されています。iPad を全ての授業でもっと使ってほしいとか。でも課題が多いのは嫌だとか、課題を減らして、むしろ授業で全部やってほしいという声がありましたが、これはこれから進めようとしている市邨の学びとは逆方向です。これからの市邨のまなびは授業だけに収まらない学びを大切にしようと考えています。あらかじめ、授業の内容を予習して、授業の後では自分でする学びを展開する、そのような授業を超えた学びを作っていこうと考えています。

 昨日までの個人懇談会の時に、一学期の通知表を見たと思います。紙の通知表は廃止しました。通知表を見て一喜一憂した人が多かったのではないでしょうか。

 市邨芳樹先生は、学生の勉学は単に試験のためにあらず、といいました。皆さんの勉強は試験でいい成績を取るための勉強になっていませんか。勉強は本来やりたいと思ってやるもので、このことが知りたい、わかりたいという意欲が学びの原動力であり、学力を伸ばす根源的な力です。試験のために、一週間前から必死で覚えたことは、試験が終われば、頭の中から消えてなくなります。そのような成績はいわば、見せかけの成績で、そのような勉強で身につくような学力は、建て前の学力だと言えます。建て前の学力を追いかけてはいけません。見せかけの成績を追い求めてはいけません。

 いま面白いと思える興味がわく勉強をしましょう。わかればわかるほどまだわからないことが増えてきて、切りがない、という経験はありませんか。あるいは、未来の自分のために必要とする学びをしましょう。学ぶことで自分の可能性が開かれるような学びです。学びというのは、数学や英語のような教科の学びに限ったことはありません。自分の得意な分野を伸ばしましょう。

 未来の自分のためにという学びとして、是非皆さんに学んでほしいことがあります。今はまだなんとなくしか必要性を感じていないかもしれませんが、世界は我が市場なりとして、世界を目指すには、グローバルコンピテンスが必要です。

先日、この授業を外国人の先生が来て、101クラスで行いました。世界でたった一人の存在である自分は自分のモノの見方を持っている、全ての人々がそれぞれのモノの見方を持っていて、そこから多様性が生まれるという内容でした。

 ホームページに今年の春卒業した塚本蓮君が進学先のアメリカから送ってきてくれた動画が載っています。自分で道を切り拓きアメリカにわたって映画製作の勉強をしようというチャレンジ精神があふれています。グローバル社会で活躍するにはどうすればいいのか、素晴らしい学びを教えてくれています。是非見てください。

 学校のホームページは本校からのメッセージです。外の人だけでなく、校内の人にもメッセージしています。是非見てください。この夏大きくリニューアルします。卒業生からのメッセージはこれからもどんどん載せていこうと思っています。

 夏休み中にもiPadを使っていつも学校と繋がっているようにしてください。緊急の連絡が入るだけでなく、先生からの連絡やメッセージが入ります。

配布物の中にPTA会報があります、これには、生徒の皆さんが書いてくれたメッセージがたくさん入っていますので、是非目を通してほしいと思います。それからついでに、今日HRで配る配布物の中に、「私学時報」という新聞があって、そこに私の書いた記事が載っていますので、読んでください。

 長い夏休みです。本を読んだり、チャレンジしたりして、有意義な時間を過ごしてください。

 最後に、いつも話してい ることですが、新型コロナウィルス対策についてもう一度話します。先ず私たちにできることは、コロナの存在を忘れず、意識して行動することです。人との距離を1.5m取りましょう、話すときにはマスクを付けましょう、大きな声で話すのはやめましょう、たびたび手を洗いましょう。そして、免疫力を高めましょう。そのためには、早寝早起き、太陽と共に起き、夜は早く寝ましょう。食事と生活のリズムが大事です。それから、感染した時のために、自分の行動記録を付けるようにしてください。あとで感染の経路がわかることが自分も周囲も大切にするということです。

 

 では、元気な姿で、91日にまた会いましょう。

硬式野球部 第二戦目突破!

市邨・硬式野球部は7月17日(土)、熱田愛知時計120スタジアムにて夏の愛知県大会・第二戦目を闘いました。

対戦相手は愛知県立豊橋南高校、結果は10-0で6回コールド勝ち!見事、21日に行われる第三戦目に駒を進めました!

第三戦目の相手は愛知県立福江高校です。この勢いで、次の試合も頑張って参りますので、皆さんの応援よろしくお願いいたします!

令和3年度 生徒会役員 退任式&認証式

7月15日(木)の授業後、今年度の旧生徒会役員の退任式および新生徒会役員の認証式が行われました。

体育祭を区切りとして、役員選挙にて選ばれた新生徒会役員たちが旧役員に代わって学校行事の舵取りをしていきます。まだ慣れない部分もあるかも知れませんが、先輩たちの意思を引き継いで、コロナ禍の中にあっても充実した学校行事を企画・運営していってほしいと思います。新役員のみなさん、頑張ってください!

在校生の皆さんは、生徒会の皆さんを応援し支えてあげられるよう、一丸となって学校を盛り上げていきましょう!

旧役員から退任あいさつ
新役員の認証式

 

中学部 マインクラフトを使って建築を学ぶ(1学期ゼミ)

中学の授業「未来」では、今年もゼミを開催しています。
1学期は11講座が開講されました。

今年度は教育版マインクラフト題材としたゼミが開催され、コードを用いた建築をみんなで学びました。

『名古屋の名所を建築しよう!』をテーマに、名古屋城やオアシス21、ナガシマスパーランド(名古屋?)、地下鉄などをグループで制作に取り組みました。

ジェットコースターを再現中生徒の活動を見ていると、彼等の発想はとても柔軟で、難しいと思った課題でも自分たちで解決を図っていきました。

生徒同士でコラボレーションを行い、作品を作り上げる姿はとても頼もしく、主体的な姿を見ることができました。

出来上がった作品はどれも力作揃いです。

今後も、ゼミを通じて生徒の主体性や創造性を高める活動に取り組んでいきます。

オアシス21 屋上のプールも再現されています 地下鉄入り口 中では列車(トロッコ)に乗ることができます 名古屋城 シャチホコも再現されています

 

高3 総合探究活動日

7月14日(水)、高校3年生全コース総合探究活動日ということで、卒業研究発表に向けた準備と進路に関する活動を行いました。

毎年恒例の卒業研究発表会は、おのおの興味・関心のある分野から自らテーマを設定し、探究活動を行います。高校生活の総決算とも言える活動で、昨年まではグループで取り組んできましたが、このたびは課題も自ら発見し、どのように解決したら良いか自分の考えをスライドを使って発表します。夏休み中に原稿とスライドを完成させ、2学期に発表を行います。

おのおの志望理由書にチャレンジ

進路に関する活動では、系列の名古屋経済大学に進学した卒業生からのビデオメッセージを見たり、志望理由書を書いてみようということで、一定の型に沿って理路整然とした理由書を書くことにチャレンジしました。

高校最後の夏休みも目前ですが、いよいよ本腰を入れて卒業後の進路についてじっくり考えていってほしいと思います。まずは自分を知ること(自己分析)から始めましょう!

3年キャリアデザインコース 浴衣製作

高校3年生キャリアデザインコースエリア選択科目【家庭総合】では、毎年浴衣を手作りしています。生地を選ぶところから始まり、裁断・縫製を経て、それぞれ個性豊かな浴衣がそろいます。

今日は作法室にて、おのおの完成品を試着しました。

無事に完成です
男子もクールに?
柄にも個性が

 

情報メディアリテラシー講座

先日、メディアリテラシーについての講座が行われました。

一枚の写真からどんな情報が読み取れるのか、生徒は自分の考察を深め、周りと意見交換を積極的に行うことができました。

夏休み期間、様々なメディアや情報に触れる機会も増えることでしょう。

その度に今日の内容を思い出してほしいなと思います。

地球市民として国際支援の専門家からの「学び」 〜東京大・大学院のゼミに参加〜

7月10日(土),佐藤安信先生(東京大学・大学院教授)が主催するHSPシンポジウム「ミャンマーにおける人間の安全保障——COVID-19の影響と日本の役割」に参加しました。

佐藤先生の授業を受けるのは先月24日以来です。

今回のシンポジウムは、東京大学大学院総合文化研究科で取り組まれている「人間の安全保障」プログラムの一つとしてオンラインで開催されました。全国から多くの方が参加していました。本校からは難民問題について問題意識をもち校内外で実際に難民問題に取り組んでいる生徒3名・教員2名が参加しました。

はじめに基調報告としてジン・マ−・アウン氏(ミャンマー国民統一政府の外務大臣)からミャンマーの現状を報告していただきました。オンライン中継するはずでしたトラブルがあり、ライブではなく事前に録画された報告でしたが緊迫するミャンマーの様子をうかがい知ることができました。

つぎに、非政府アクターを代表して4名の方々の報告を受けました。根本敬先生(上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科教授)、市原麻衣子先生(一橋大学准教授、カーネギー国際平和基金客員教授)、エヴァン・A・ラクスマナ先生(インドネシア国際戦略問題研究所主任研究員)、ローマン・カーヨー先生(SIPA Partnersプリンシパル、ISEAS-Yusof Ishak Instituteミャンマー研究プログラム アソシエイト/ディレクター)の皆さまです。

ミャンマー情勢を見据えて、人道支援(人間の安全保障)はどのようなことができるのでしょうか。専門家からの意見を聞いてもすぐに答えを出さなければならい問題ではありますが、すぐに答えが出るような問題でもありません。私たちが考えたことは、ミャンマー国内の争い(内戦)が拡大しないように配慮しつつ、苦しんでいる市民に手を差し伸べること。なかなか答えは見つからないけれど、この現状をわたしたちの周りにいる家族や友達とも現状を共有していきたいと思います。

 

6月24日(木),東京大・大学院のオンライン授業に参加。

これまでの学びがさらに深まり、持続的な支援の必要性が確認されました。

6/24(Fri),高校生8名が東京大学大学院教授の佐藤安信先生のゼミに参加しました。

東京大学は新型コロナの影響で大学院生向けのゼミがオンラインで実施されています。

 

佐藤安信先生は、大学院総合文化研究科で「人間の安全保障」を担当されています。今回の授業は、中東ヨルダンで難民女性を支援されている林芽衣さんから中東における難民の状況報告でした。この授業を通じて、今後の人道支援についてどうしたらよいかなど深く考えさせられました。

中東のヨルダンは比較的新しい国家で、治安もよく生活しやすい国ということを伺いました。また、隣国のパレスチナ・イラク・シリアから難民が流れ込み、難民の人数はヨルダン人口の約3割にもなっています。そのほとんどが、難民キャンプではなくヨルダンの市中でヨルダンの人と同じように生活していることを学びました。ただ、シリアにいたときと同じ職業につけず、生活基盤はとても不安定だということです。そこで、林芽衣さんは、8年前に設立した「トライバロジー」を通じて難民の自立支援を行っているのです。市邨高校は約4年前に林芽衣さんと知り合うことができ、それ以来林芽衣さんの活動を支援することを行ってきました。年に1度、「市邨高校難民支援の夕べ」を開催し、難民のことを広く一般の方に知ってもらう活動を行ってきました。今回、東京大学のオンライン授業に参加することができたのは、私たちのこれまでの活動を林芽衣さんが佐藤安信先生に照会していただいたからでした。

ただ、今回のオンライン授業では知らなかっこともたくさんあり、非常に勉強になりました。特に、林芽衣さんの講演に対する東大院生の質問に深く感銘を受けました。私たちも、たくさんの情報から真実を見出す洞察力をこれからも磨いていきたいと思いました。

 

◎主な質疑応答◎

Q 難民キャンプ内外では、子どもに対してどのような教育が施されているか。

A 一日の中で2回授業を行う2部制を実施しています。ただ、ヨルダン人向けの授業と難民の子ども向けの授業は同等にはなっていない。ただ、同じヨルダン人もシリア難民も共通の言語(アラビア語)を使っているため言語による障壁はない。

Q ヨルダンはこれほどの人数の難民を引き受けているけれど、難民条約を批准しないのはどうしてか。

A ヨルダンの国の成り立ちに大きく影響されている。ヨルダン人はシリア人もパレスチナ人も、自分と同じ「アラブ人」であるから、同じ部族として手助けしている。一方で、ヨルダンが難民を支援することでいろいろな国々がヨルダンを支援・援助してくれる。難民条約を批准しない理由ははっきりしないが、批准しないほうがヨルダン国として独自の難民政策を策定できることが大きいのではないか。

Q 難民がビジネスで自立できるようにするために、どのような支援が必要か。

A 難民自身の活動が持続可能となるようにする必要があります。そのためには品質管理(QualityControl)が重要です。1ミリの誤差を許さないなど、ときには強めの指導をしています。

Q ザータリ難民キャンプ内では、どれくらいの子どもたちは教育を受けられているのか。

A キャンプ内の学校は小学校のみ。ほとんどの子どもが小学校へは通っています。しかし、中学校からはキャンプ外になり、危険ということで女の子は中学へは進学していません。男の子も労働力とみなされることから、中学に通える人数は小学校と比べて激減してしまいます。