理科 イベントで実験ブース出展

3月22日(日)、本校理科の有志8名(生徒6名、教員2名)が、公益財団法人 大隅基礎科学創生財団主催のイベント『第11回 小中高生と最先端研究社とのふれあいの集い in 愛知』に参加、名古屋市立大学桜山キャンパスを会場に実験ブースを出展し、小中学生を対象にワークショップを行いました。

大盛況のブース

テーマは【光を科学する(観察と工作)】で、来場者は128名でした。生徒自身が前もって校内で実験書をもとに観察や工作を体験し、科学コミュニケーションの視点から講座を担当しました。

生徒が丁寧に説明します

当日の実験書(クリックで表示)

ジュニア農芸化学会2026で銀賞を受賞!

高2アカデミックコース篠田 芳斗(しのだ よしと)くんが2026年3月12日(木)に開催された「ジュニア農芸化学会2026」において、銀賞を受賞しました!

受賞した篠田くん

ジュニア園芸化学会とは、日本農芸化学会が主催する、高校生による研究発表会で、農芸化学(生命科学・食品・環境・生物資源など)の分野で研究に取り組む高校生が、大学教員・研究者・大学院生の前で成果を発表できる全国規模のイベントです。

演題は「CoQ分裂酵母における寿命延長因子の探索」です。
篠田くんはアンチエイジングにおいて注目されている物質の1つであるコエンザイムQ10に着目して寿命延長に作用する薬剤や遺伝子の研究を行っています。
同志社大学 室町キャンパス 寒梅館(京都市)にて発表会・表彰式が行われました。

名古屋大学webマガジン『広報名大』に掲載

昨年12月のコース別自主活動日における、エクスプローラーコースによる名古屋大学大学院生たちとの共同学習・「原発」「放射性廃棄物」をテーマにした青森研修&フィールドワークの様子が、名古屋大学webマガジン『広報名大』(←クリックで当該記事に移動)に掲載されています。

名古屋大学webマガジン広報名大トップページ

理科 放射線授業事例コンテストで受賞

本校理科教諭大津 浩一(おおつ こういち)先生の授業実践が、公益財団法人日本科学技術振興財団主催の【2025年度 放射線授業事例コンテスト】において、以下の各賞を受賞しました!

・2025年度 放射線授業事例コンテスト 入選

・全国中学校理科教育研究会特別賞

・日本理化学協会特別賞

「外部連携による継続的放射線教育の実践 ー中高一貫校での体系的展開ー」と題してこれまでの取り組みに関するレポートを発表し、このたびの受賞となりました。市邨ならではの教育活動を評価していただくことができたと思います。

高2 篠田くんの研究が受賞!

高校2年生・アカデミックコース篠田芳斗くんが、「島根大学グローバルサイエンスキャンパス(GSC)」研究発表会のGSjointセミナーにおいて、「奨励賞」を受賞しました。

篠田くんは「CoQ欠損分裂酵母における寿命延長因子の研究」をテーマに設定し、コエンザイムQを欠損させた酵母株の寿命をどうしたら延長させることができるか研究しました。

また現在、第23回高校生・高専生科学技術チャレンジ(JSEC)の審査が行われています。そちらの結果発表を待ちながらさらなる研究を進めています。引き続き、応援をよろしくお願いいたします!

第15回 高校生バイオサミットに出場!

高2・アカデミックコース篠田芳斗くんが、8月27日(水)~29日(金)に山形県鶴岡市にて開催された【第15回高校生バイオサミット in 鶴岡】の本戦に出場し、堂々と研究成果の発表を行いました。

グループディスカッションする篠田くん

研究テーマである「CoQ欠損分裂酵母における寿命延長因子の研究」が予選を通過し、この栄誉あるコンテストで発表の機会を得られたことで自身の研究に対するさらなる刺激になったようです。引き続き応援をしています!

※高校生バイオサミットとは?(高校生バイオサミットHPより)

バイオサイエンスに取り組む全国の高校生・高専生が、研究の成果や計画を発表し合うコンテストです。2011年より、毎年夏、慶應義塾大学先端生命科学研究所がある山形県鶴岡市に全国から約300名の高校生・高専生が集い、100を超える研究作品が発表されてきました。

奥矢作水力発電所 西名古屋火力発電所を訪ねる

2025年8月1日、18名の生徒と4名の教員が奥矢作水力発電所と西名古屋火力発電所を訪れ、エネルギーと科学に関する放課後の学びに参加しました。

まずはじめに豊田市にある奥矢作水力発電所を訪問しました。なかなか見学する機会がない発電所ということで、とても貴重な体験をすることができました。

水力発電所の中を見学したあと、矢作ダムの出かけました。出発前の名古屋とは比べ物にならないくらいさわやかな気候と雄大な景色に心を奪われました。

その後、西名古屋火力発電所に訪問しました。さきほどの奥矢作とはうって変わって灼熱の中の見学になりました。発電所の中もたくさん見回ることができて、とても心躍る体験になりました。

中部原子力懇談会の皆様、現地スタッフの方々、そして今回の学びを支えてくださったすべての関係者の皆様に感謝申し上げます。

サイエンスアクティビティ@東京大学犬山研究林

3月25日(火)、サイエンスアクティビティの一環として、本校エクスプローラーコース・アカデミックコース・ブライトコースに所属する高1~3の生徒13名と一宮高校・一宮南高校の合同調査チームが、東京大学犬山研究林にて森林調査と林業遺産学習を実施しました。

2019年4月調査の様子はこちら
2021年3月調査の様子はこちら
2022年3月調査の様子はこちら
2024年3月調査の様子はこちら
2025年3月調査の様子はこちら

犬山研究林内に設置した方形区を示す看板
調査区まで約15分、早春の森の中を歩きます。
地上から130cmの位置にある幹を特殊なメジャーで測ります。幹の円周を測るだけで直径に換算された数値を読むことができます。

2019年度より研究林内に設置した方形区(長期生態系プロット)内に生育する樹木の胸高直径を計測し、森林樹種の変遷を調べています。またこのたびは、はげ山から現在の森林へ作り変える土木技術(谷をせき止めて土砂の流出を防ぐ)の痕跡を見学しました。

この森の成り立ちを学んでいます。約100年前は樹木がなく地表がむき出しになったはげ山だった。信じられません。
春の林床を彩るカタクリです。このカタクリは調査後に鳩吹山麓で見学したときに撮影しました。
約100年前に設置されたコンクリート放水路付き土堰堤(どえんてい)。コンリクートはとても高価でした。

なお、本調査区域は東京大学が10年に一度実施している調査区域で、2019年度からは高校生が特別に利用させていただいています。毎年県内の高校3校が参加し合同調査しており、毎年の調査によって新たな発見があったり、調査結果の考察などを通して高校生たちの学びが深まっています。

東大の澤田先生、市邨・一宮・一宮南の合同調査チームと協議会のみなさん

昨年度までの実習の様子はこちらです。

Ichimura Science Camp 2024 in Winter

Ichimura Science Camp 2024 in Winter

伊豆大島で5回目のサイエンスキャンプを実施しました

2024年12月27日〜29日の二泊三日、伊豆大島の三原山をフィールドにしたサイエンスキャンプを実施しました。コロナ禍で2年間は宿泊を伴う行事はできませんでしたが、一昨年度に伊豆大島でのサイエンスキャンプを3年振りに復活させ、今年は5回目の伊豆大島サイエンスキャンプを実施することができました。高校生11名と引率教員3名が参加しました。

第1回 サイエンスキャンプ2018の様子はこちら
第2回 サイエンスキャンプ2019の様子はこちら
第3回 サイエンスキャンプ2022の様子はこちら
第4回 サイエンスキャンプ2024春の様子はこちら

本校で開催している「市邨サイエンスアクティビティ」

1日目 名古屋→東京→伊豆大島(強風による臨時便)

年末寒波の影響を受けて、熱海港発のジェット船は欠航となりました。臨時便が東京の竹芝桟橋から就航するということとになったため、新幹線は熱海駅から品川駅へ変更しました。

レインボーブリッジをくぐります

臨時便は大型客船の「サルビア丸」。伊豆大島までは約4時間の船旅となりました。甲板に出ることができ、船からの景色を楽しむことができました。レインボーブリッジをくぐり、横浜のランドマークタワーを眺めました。伊豆大島の岡田港には14時過ぎに到着しました。1日目に予定していた大島島内散策を3日目に変更しました。太平洋に沈む夕日がきれいでした。月入り時間が午前3時頃なため星空観察は格別でした。

甲板での記念撮影。急な船旅も楽しみます。
大型客船のサルビア丸
太平洋に沈む夕日
満天の星を観察しました

2日目 三原山の植生調査と火山散策(1986年溶岩、火口観察、裏砂漠)

2日目は現地ガイドの西谷香奈さんの案内で、溶岩の種類、植物遷移の様子、強風の測定、樹林帯の観察をしました。

ガイドの西谷さんの話を聞く生徒たち

観察の様子は、グローバルネイチャークラブのブログで紹介されています
前半の様子
後半の様子

噴出した溶岩はその温度によって、粘性の強弱があります。「パホイホイ溶岩」と「アア溶岩」です。江戸時代溶岩はパホイホイ溶岩で、1986年溶岩は「アア溶岩」でした。パホイホイ溶岩は溶岩の流れを表面にできたシワで判断できます。アア溶岩は人が歩く速さと同じくらいということもあり、島民はアア溶岩を使って土産品の灰皿を作っていたようです。

岩の割れ目から流れ出たパホイホイ溶岩の上で

私達は86年溶岩にどのような植物がどういう順番で現れるかを調べています。今回も方形区(10✕10m)を2つ作りどのような植物が生えているかを調べました。今年の観察ではコケ類の増加、点在していた植物が線状につながっている様子を見ることができました。足元の「キツネノチャブクロ」というキノコをつまむと上部の穴から胞子が飛び出しました。おもしろくて何度も楽しみました。

調査のため10✕10mの方形区を作りました
キツネノチャブクロを見つけました

調査の後、三原山の山頂まで登りました。ものすごい風です。風速計で測定しました。44.3m/sで、時速に換算すると160km/時です。立っているのがやっとでした。手を広げると飛べるようでした。山頂の休憩所(トイレを兼ねる)で風をしのぎながら持参したおにぎりを食べました。西谷さんから温かい明日葉茶をいただきました。山頂付近は風が強いため裏砂漠の方へ下山しました。

風速44.3m/sを記録しました
火口西展望所で記念撮影

裏砂漠は大島の北東部に位置している広大な荒野です。いつも強風が吹き荒れていることで植物が定着しづらく、真っ黒な荒原となっています。崖を見ると歴代の噴火で噴出した火山灰の層を観察できます。

裏砂漠の崖に見られる火山灰の地層
男子たちで飛びました

裏砂漠から樹林帯に続く一本道を歩きます。この道は「いつか森になる道」と名付けられています。溶岩の噴出年によって植生が異なっています。背の丈ぐらいのハチジョウイタドリの群落に、ハチジョウイヌツゲがまばらに生え、「再生の一本道」と呼ばれています。溶岩の周囲だけを残して内部が空洞になった溶岩トンネルも不思議な地形です。

「いつか森になる道」「再生の一本道」

3日目 島内散策(巨大地層断面、火口が港になった波浮港、筆島、裏砂漠)

3日目は島内を散策しました。伊豆大島周回道路を建設中に発見された「巨大地層断面」は資料的価値の高さから保存されています。高さ20mの崖が約2kmほど続きます。地層は地面に降り積もった火山灰で、地層を数えると火山噴火の回数がわかります。

波浮港は2万年前の火口を利用しています。江戸時代の大地震で火口が海とつながり港になりました。周囲を崖に囲まれいるため、強風時も港内は穏やかであることがから江戸から昭和の初期頃まで多くの船舶の停泊地として栄えました。

筆島は火口に残ったマグマが冷めて固まった火成岩です。火口周辺の岩石は和らかいため波で削られました。

火道の溶岩か冷えて固まり島となりました

最後にもう一度裏砂漠へ移動して、その雄大な景色を楽しみました。風は相変わらず強いですが、熱海港へのジェット船は欠航しませんでした。予定通り無事に熱海駅から新幹線に乗り名古屋へ帰りました。

黒い砂漠が広がります
裏砂漠の向こう側に富士山が見えます

熱海港行きのジェット船

 

 

 

 

 

ワンダーフォーゲル部 12月山行(継鹿尾山)

市邨高校ワンダーフォーゲル部は、ハードな登山だけでなく自然に親しむための活動を多く実施しています。日頃の低山ハイクに加えて、動植物の観察、星空観測など体験重視の活動を実施しています。

これまでの活動はこちらをご覧ください。

2024-12-07晩秋の美しい紅葉を見ながらのウォーキング

11月の定期試験(本校では「思考判断表現テスト」という)が終わりました。季節はすっかり晩秋に移りました。今年は猛暑によって山の紅葉は7〜10日ほど遅れています。今回の山行では十分に山の紅葉を楽しみながら歩くことができました。山行動画はこちらです

山行の出発地は「善師野駅」です

出発地は犬山市の善師野駅(広見線)です。雨上がりで曇っていましたが風もなく穏やかな朝となりました。熊野神社から大洞池,継鹿尾山へと向かいました。山頂までの山道はいととりどりに紅葉した木々を見ながら歩きました。

紅葉がきれいな熊野神社境内に続く階段
登ってきた山道を振り返る。紅葉が美しい!

山頂について昼食を食べました。先に到着していた他校の山岳部のみなさんに山頂にあるテーブルと椅子を譲っていただきました。私達と同様のルートで山を歩くとおっしゃっていました。

昼食後、東屋から見える景色を堪能し寂光院へ下山しました。
寂光院は「もみじ寺」として有名。

次回は、本校理科が実施しているサイエンスキャンプに参加して、伊豆大島の三原山を歩く予定です。