令和4年度入学式を行いました

連日の晴天に恵まれ、9時30より、本校記念体育館にて令和4年度入学式が行われました。

コロナ禍にあって、各家庭1名までの参列に制限せざるを得ず、式後のHRは生徒とは別室で行うという制約の中での入学式でした。

初めて聞く校歌に真剣に耳を傾ける新入生が印象的でした。良い学年になりそうな予感がしました。

 

 

 

 

校長式辞です。

桜の花は満開を過ぎ、柔らかな木々の緑が萌えるこの春の日に、令和4年度名古屋経済大学市邨中学校・高等学校入学式を挙行できますことを心より嬉しく思います。
 本日ここに、中学校77名、高等学校473名の入学を許可するにあたり、これからの3年間あるいは6年間にわたって、互いに敬い、互いに励まし合って、共に夢を追いかける仲間になって欲しいと願います。
 新型コロナウィルス感染症の第6波が今だ収まらず、オミクロン株はしぶとくその勢いを保っています。密集することを避けるために、ご家族の参列を制限せざるを得ませんでした。申し訳なく思います。
 あらためて、新入生の皆さん入学おめでとうございます。そして、この日を心待ちにしておられたご家族の皆様にお祝いと感謝を申し上げます。
 さあ今日からいよいよ始まると、初々しい気持ちで校門をくぐられたと思います。一方では、前の夜に新しい教科書を手にして、分厚いな、字が小さくなったな、大丈夫かなやって行けるかな、という不安な気持ちを抱いた人もいると思います。
 大丈夫です。市邨は優しく包み込んでみんなで共に進んでいく、そんな学校です。安心して一緒に行きましょう。
 「コロナを乗り越えて、新しいいちむらが始まる」と、学校案内のパンフレットで宣言しました。
 市邨高校・中学校は今年で創設116年目を迎えます。そのような長い伝統を受け継ぐ学校が「新しいいちむら」とあえて言うのは、「学校が変わらなければ、日本の未来は危うい」と考えるからです。世界は大きく変わろうとしています。いや、変わってしまっています。新型コロナウィルス感染症のせいだけではありません。百年に一度という規模のこの感染症が、社会や経済にどのような傷跡を残すことになるのか、ましてや10年後の未来がどうなるのか、予測できません。コロナ禍がなくても、ネット社会の進展やAI;人工知能の発展は産業構造の転換をもたらし、新たな職業が生み出され、一方では今ある職業がなくなり、雇用形態や働き方も大きく変わり、これまでとは違うLife-Designが必要になっています。そんな中、冷戦終結後の世界のひずみが一挙に噴出した形でウクライナ戦争が始まりました。これまでの世界の枠組みを壊そうという動きは、核戦争の危機をも孕んで、否応なしに政治や経済や社会構造を一変させようとしています。民主主義や資本主義といった枠組みが変わり、思想や世界観が変わろうとする中で、人々はどのように変わっていくのでしょうか。
 未来を生きる若者たちには、そのような時代の変化の中でも、たくましく生きる力が求められます。

 そのような未来を生きるためのツールは、一つはICT教育で培われる技術です。本校では全校どこでもインターネットに繋がる全校無線LAN環境があり、一人一台のタブレット端末iPadを配布し、最先端アプリを導入して、考える文房具として使っています。それらを活用することで得られるICT能力が未来を生きるツールです。コロナ禍でも、オンラインの授業は当たり前、臨時休校でも学級閉鎖でも学びを止めることはなく、夏休みは短縮せず、全ての学校行事を実施することができたのはICT活用能力のお陰です。
 更に重要な未来を生きるツールは、自ら考える力です。”TeachingからLearningへ”というスローガンは、先生主体の授業から、「生徒を主体とする学び」への転換を進めようという主張です。授業が単なる知識の伝達の場でなく、生徒が自分の頭で考え、自分で気づき理解するという場面を作りたいと考えています。授業では、生徒と生徒が話し合い、先生と生徒が話し合い、自分の考えを全体に伝えるためにどのように表現すればよいかを考える。それが、深い学びに繋がるというのが、新しい学習指導要領で求められる「主体的・対話的で深い学び」です。そのような授業では、正解を求めるのでなく、どのように考えるかに重点を置き、友達の考え方を知り、自分の考えを表現することを狙いとします。
 つまり、生徒に教え込むことは最小にして、生徒の好奇心を刺激し探究心を喚起する授業に変わります。生徒の学びの時間は授業だけではなく、むしろ授業の外で学びは発展します。先生は生徒に寄り添い、一人ひとりに最適な学びを実現するために、授業時間を減らします。大切なのは、生徒の中に自然に湧きおこる好奇心を授業の内と外でいかに成長させるかです。
 高校での新しい授業がどのように展開されるかを少しお話ししましょう。本校の中学校ではすでに学校が設定する教科「未来」の中で形を変えて取り組まれていることです。そこでは、タブレット端末が駆使されています。
 まず、 Global Competence Programでは、「自分とは何か」を考え、自分を発見し、他者を尊重する「心を育てる」。この授業は、native のfacilitatorによってAll English で行われます。言語力を鍛え、論理的な思考を育てる「言語力・論理力」の時間では「言葉を育て」ます。そして「言葉があなたを作ります」。また、全ての授業で探究に繋がる活動を展開します。授業はどのコースも3時に終わります。そこからが自分の勉強です。放課後の学びと呼んでいます。通称「学びカフェ」です。 授業中に分からなかったことやもっと深めたいことに自分で取り組む「スタディカフェ」、先生が問題提起して生徒が集う「市っちゃんカフェ」、外部の指導を受けて、(一例として、AIが課題をプログラムするatama+を使う講座もある)じっくり学習に取り組む「じっくりカフェ」、社会人講師を招いてSDGsなどに取り組む「ウェルカムカフェ」など、自分が動いて、自分の学びを創る時間です。もちろん、この時間を利用して部活動に参加することもできます。この時間をどう過ごすかで3年間の君たちの成長が決まるといっても過言ではありません。このような多様な学びを支えるのが、「まなびサポーター」と呼ばれる先生方です。自分の学習について相談したり、悩みを相談することもできます。クラス担任とは別です。自分で自分の先生を選びます。これらの新しい取り組みは、すべて「生徒が主体となって、自ら考え、自ら行動する力を養う」という教育目標を具現化するものです。 
 新入生の皆さんにとって、これまで、学習=勉強とは、学校であれ塾であれ、先生がいて、先生の言うこと、あるいは教科書に書いてあることを出来るだけたくさん覚えることだったのではないでしょうか。なぜそうなるのかと考えるより、そうなっていることを覚えることが勉強だと思っていませんか。「正しい」と先生が言うことを、つまり正解を覚えることが勉強であると思っていませんか。覚えた知識の量が学力であると思っていませんか。試験とは、その覚えた正解をはき出して学力を測ることで、その試験対策が勉強だというイメージがありませんか。そういう学力は今の社会でも既に通用しません。ましてや、曲がり角を曲がってしまった新しい世界では通用しない力です。
 今まで見たことの無い、正解のない課題を解決する力となるのは、自ら考える力です。学びのきっかけは様々な経験や体験です。社会や自然の様々な現象に興味を持ち、好奇心が湧いてきて、知りたい、わかりたいという学びの原動力が湧いてきます。学ぼうとする意欲、自分で考えようとする力、学ぶ方法、そしてひらめき、その全てが合わさって、まだ見ぬ課題を見つけ、解決する力になる、それが学力です。 私たちは、将来にわたって、学び続けることが必要です。本学園の創設者である市邨芳樹先生はこのことを「終身教育」と呼びました。終身、つまり生きている限り勉強せよ、と言ったのです。百年も前にです。本校の建学の精神の一つの柱となっています。
 市邨先生は、次のように述べています。
 「人の尊きは実に其の「人」たるに在り。富貴や栄爵や知識や才覚や其有無は必ずしも直ちに人たるの価値を増減するものにあらず。自ら人たるの尊きを意識して始めて他人の人格を尊重するに至る」と。「人が尊いのは、実にその「人」であることにある。財力や名声や地位、知識や才能、それらの多少や有無が必ずしもそのまま人である価値を増減させるものではない。人である自分自身の尊さを意識して初めて他人の人格を尊重することができる」、と言っています。人は人であることで、それだけで尊いのだという、先生の教えは、本校の建学の精神である、「一に人物、二に伎倆」の大本にある理念です。学力よりも、能力よりもそのもとにある人としての気高さを高めようとしたのです。現代のSDGs(持続可能な開発目標)の理念に通じるものがあります。
 新入生の皆さん、学校は学ぶところです。授業で学び、部活動で学び、学校行事で学びます。そして、本校には、放課後の学びがあります。つらいことも多いし、悔しいこともある、仲間のことで悩み、自分の人生のことで悩み、くじけそうになる。でも、友と一緒に学ぶことで、やがて楽しくなるところです。本校での新しい学びの中で、新しい自分を見つけ、人として成長してください。君達が、自分の力を信じ、自らの未来を切り拓いていくことを祈念して、式辞といたします。

令和四年四月七日                  学校長 澁谷有人

校舎の外では、「SDGsボランティア有志」のメンバーが、「ウクライナ難民支援」の活動をしていました。御協力ありがとうございます。

令和4年度 入学式

4月7日(木)、市邨中学校・高等学校  令和四年度  入学式を行いました。

暖かくすがすがしい天気です
受付に向かう新入生と保護者の方々
高校校舎が出迎えます

晴天に恵まれ、ちょうど桜も舞い散る最高の日和となりました。新入生たちは新品の制服に身を包み、市邨生として初めての登校日に不安と期待でいっぱいだったことと思います。

式典が始まりました
代表生徒による「誓いのことば」

9:30に体育館にて式典がスタート。校長先生の式辞、理事長先生の祝辞ののち、中高それぞれの代表生徒が壇上で「誓いのことば」を述べました。

担任の紹介(エクスプローラーコース)
担任の紹介(アカデミックコース)
担任の紹介(ブライトコース①)
担任の紹介(ブライトコース②)

式典終了後は高校4コース13クラスと中学校3クラスの新担任・学年主任の紹介がありました。その後は教室に移動し、担任による初めてのホームルームと、放送でiPadの使用に関する説明を行いました。

ホームルームが始まりました
クラスの方針など共有します
保護者へのiPad取り扱い説明

ご参列いただいた保護者の方も、別室にてiPadの説明をお聞きいただき、その後お子さまのクラス担任からあいさつをさせていただきました。

朝、校門では在校生が募金の呼びかけ
SDGsボランティアによるウクライナ支援です
講堂でiPad周辺機器の展示

校門付近では朝から記念写真を撮るために長い列ができていました。市邨での新たな学校生活への期待を表しているようでした。高校では今年度の入学生から、新しいカリキュラムのもと新たな学びが展開されていきます。慣れないうちは大変だと思いますが、ぜひ積極的に、与えられるのを待つことなく、自ら一歩踏み出し自らの学びを創っていってほしいと思います!皆さんの大きな飛躍を期待しています!!

令和4年度始業式を行いました

令和4年度の始業式を行いました。

晴天に恵まれ、グランドで行いました。桜は満開を過ぎていますが、はらはらと散る花びらの中での式になりました。

素晴しい、充実した一年になるように願いを込めた式になりました。

校長式辞です。

おはようございます。

 桜の花は満開を過ぎて、草木が一斉に芽吹き、春爛漫の4月になりました。令和4年度(2022年度)を皆さんと共に迎えることができて、本当に嬉しく思います。

 まず、始業式の始めに、この春休み中の皆さんの活躍をお知らせしておこうと思います。

 全国選抜大会に出場した部活動の活躍です。大会前には、コロナ感染者が何人か出て、参加できるかどうか大いに心配しましたし、十分に練習ができなかったのではないかと思いますが、市邨の名を背負って皆さんがばってくれました。

 熊本で行われた体操競技では、笠原さんが個人総合優勝を遂げました。段違い平行棒で優勝。牛奥さんが個人総合5位となり、跳馬で優勝しました。加藤さん、伊藤さん、中島さんもそれぞれ素晴らしい成績です。豊田市で行われた女子ハンドボール競技はベスト8に入りました。福岡で行われた男子テニス競技では2回戦進出,栃木県で行われたバドミントン部は、男女とも団体戦ベスト8、個人戦のシングルス、ダブルスでも活躍し、全国に名経大市邨の名を高めてくれました。さらに、香川県高松市で開かれた全国選抜中学校テニス大会では、決勝戦に進出し準優勝に輝きました。素晴しいことです。  このコロナ禍で、その頑張りにどれだけ励まされたかわかりません。頑張った皆さんに感謝したいと思います。全校で、その努力をたたえたいと思います。

  次に文化部の活躍です。3月21日に、文化部合同発表会を開催しました。パフォーマンス、研究発表、作品展示など15の文化部が参加して開催しました。卒業生や保護者の方もたくさん参加して、盛大な会になりました。昨年の文化祭では大幅に縮小されてしまったのですが、年度の最後になってようやく活動の成果を多くの人達に見てもらうことができました。市邨の「コロナに負けない」底力を見た気がしました。

 そして、ボランティアの有志の人達が、ウクライナ難民支援に立ち上がり、街頭で募金活動を行いました。春休中の毎土曜日、今池や栄、名古屋駅前の街頭に立ち、市民の皆さんにウクライナ難民支援を呼びかけました。その様子は、テレビや新聞にも取り上げられ、多くの人達の共感を得ました。市邨生ならではの、これまでの多くのボランティア経験が大きな一歩を踏み出したと言えると思います。このような活動は、今年から発足するユネスコ委員会の活動につながることで、皆さんの積極的な活動を期待しています。

 さて、いよいよ新しい学年が始まります。今年も、当たり前の日常ではありません。世界中でオミクロン株による第6波は収まっていません。3年目のコロナ禍での学校生活が強いられています。学校がコロナ対策についてどのように考え、どのような方針でいるかをこれまでも皆さんに伝えてきました。「コロナを怖れなさい、でも負けてはいけない」というのが、基本的なスタンスです。「コロナを侮らないで、克服する道を探る」ということです。これからも学校の方針はこの考えで進めます。

 毎朝、体温を測り体調管理アンケートに答える、手洗い消毒に努める、そして三密を避ける、密閉された空間、人の密集した状態、会話や話し合い等での密接を避けるということです。つまり、人と人との距離をとる、互いに接触しない、向かい合って話さない、向かい合って食事をとらない、自分の出したゴミは持ち帰る、ということです。この始業式でも、グランドという開放された場所で、互いの距離をとって行っています。卒業式や入学式の参加人数を減らすというのもそのためです。コロナが疑われる風邪症状や感染を心配する欠席は、欠席扱いをしませんが、出席欠席の判断は必ず保護者にしてもらってください。自分の都合でコロナを理由にして欠席をすることは許されません。

 このようなコロナ禍ですが、明日の入学式では、高校生473名、中学生77名が入学します。昨年より32名増えました。全校生徒数は、1577名となります。ここ数年生徒の数は安定して伸びています。それは本校の良さを理解してくれる人が増えているということであり、地域の皆様の期待の表れであると思います。iPadを使ったオンライン授業よって、臨時休校中でも「学びを止めな」かったこと、他の私学や公立校に先駆けてICT教育が進んでいることが評価されています。また、日本を変えるような教育改革が進む中、先頭に立って新しい教育に取り組んでいることが生徒や保護者だけでなく多くの学校関係者に期待感をもって受け止められているということもあります。数年来の授業改革は生徒の皆さんや保護者の方々の協力なくしては進めることはできなかったことです。皆さんに感謝したいと思います。

 社会の変化、というか世界の混乱をこれほど切実に感じさせる3月はありませんでした。毎日のトップニュースはウクライナ戦争です。街が破壊され、黒焦げになった病院や住宅、遺体らしき影、涙も枯れ声も出ない子供たちの姿を毎日テレビやネットニュースで観ています。世界は既に2年以上もコロナで痛めつけられ、未来の不透明さが暗くのしかかってきたころ、ロシアの暴力的な侵攻が始まったのです。昨日までの世界が明日も続くとは限らないことが、明らかになってきました。世界は思っていたより確かではないのではないか、もしかすると明日にも壊れ始めるのではないかという不安が世界を覆っています。

 コロナ禍やウクライナ侵攻の前にすでに社会は大きく変わり始めていました。これまでの慣習や社会生活が大きく変わってきています。ICTつまり情報や通信の技術が目まぐるしいスピードで進化し、これまでになかった社会が出現しています。コンビニなどで買い物をするのにお金は必要ありません。ビットコインなど暗号資産または仮想通貨といわれる、インターネット上の財産など、数年前までは考えられませんでした。しかし、この様な変化でさえ、世界から見れば数年は遅れているといわれます。特に公共機関、とりわけ学校の遅れが指摘されています。ICTへの対応だけではなく、社会の変化に追いついていないということです。ジェンダー、マイノリティ、いじめ、ハラスメント、とりわけ進路決定の不自由など未解決の課題が山積しています。このような課題を解決し、未来を開いていくのはあなた方若者です。そのような若者を育てる教育を担う学校が変わっていかなければならないと考えています。

 今年度から、校則を変更します。昨年度、皆さんや保護者の方からアンケートを通じて様々な意見をもらいました。その結果をまとめて、常識的な規定だけを残して簡単なものにしました。詳しい内容は、後ほど生徒指導部から示されるので、注目してください。ただ、今回の改訂が最終的なものではないと言っておきます。社会は大きく変化しています。規則は正しく前に進むためのものですが、常に見直さないと自分を縛るものになってしまいます。もっと君たちの意見を聞いて、あるいは君たち自身が決定する規則を作ることが必要だと思っています。大切なことは、君たち自身の意見も一通りではないということです。服装の規程を緩くしてほしいという意見もあれば、もっと厳しく規則を徹底してほしいという意見もあります。全員が満足する規則はできませんが、全員が納得する方向は出せるはずです。今回の改訂に続く更なる改訂を期待しています。

 制服については、本校は私学ですので、制服は学校をアピールする大事なアイテムでもあります。生徒の満足感を得ながら、社会に対して本校の清廉なイメージを伝える必要があります。学校の規律が緩んでいるという印象を与えてはいけません。自分の好きなように着崩してもらっては困るのです。服装の規定は、伝統を大事にする学園のイメージを体現するねらいがあります。

 問題行動があったときにどのように指導するかについて定めた懲戒規定というのがあります。この懲戒規定についても見直しをして、皆さんがわかるようにホームページにあげていますので、見ておいてください。

  本年度の本校の教育目標は、「生徒が主体となって、自ら考え、自ら行動する力を養う」です。個々の才能を伸ばして、未来への可能性を広げたいと思います。自分の頭で考え、自分の判断で行動し、自分の意思で責任をとる、そのような人物を市邨で育てたいと思っています。

 最後に、最も言いたいことを言います。勉強しましょう。自分のために、自分の未来のために、他の人と生きるために、世界が救われるために。勉強は、楽しいのです。自分が知りたい、わかりたいと思い、それを見つける行動がどんなに楽しいか。わかったと思った時に、新たに湧いてくる次の疑問、知りたいことが次々に沸き起こる快感を感じてほしい。人に教えられるのでなく、自分で考え、自分で行動することによって得られる、満足感、達成感を味わってほしい。

 本校は、伝統を受け継ぎながら、チャレンジする学校として、教育改革を進めてきました。市邨芳樹先生は、100年前に生徒たちに向かって、「起てよ、憤りを発せよ。有用の人たれ。活舞台に於いて活躍する活人物たれ。世界は我が市場ならずや。」と言って、世界に出ていこうと呼びかけました。コロナウィルスに苦しめられ、世界戦争の不安を感じているこの現代にあっても、本校は同じことを目指しています。創立116年目となる今年度も、自ら考え、自ら行動することによって確かな学力を育んでいくことを目指したいと思います。

 もう一つ、お願いです。コロナウィルス感染症が終息するまで、感染防止の手を抜かないでください。医療に従事する人たちに敬意を払い、感謝の念を持ってください。もし感染者が出ても、濃厚接触者が出ても科学的、医学的な根拠の下に対応して、自分の気持ちをコントロールしてください。偏見や差別感を持つことなく淡々とコロナに立ち向かいましょう。「人間の尊厳」を建学の精神とする市邨がコロナに負けるわけにはいきません。

 令和4年度が、ウィルスに負けないで、生徒一人ひとりが主体的なって学び続ける、充実した年になるよう願います。

令和4年度 一学期始業式

4月6日(水)、グランドにて第一学期始業式が行われました。晴れ渡る空のもと、桜の花びらが舞い散る様子はまるで青春ドラマのワンシーンようでした。春休み中、部活動に励む生徒も多かったですが、クラスそろっての久しぶりの登校、生徒たちはおのおの新しいクラスに入っていきました。新しい教室、新しいクラスメート、新しい環境で気持ちも新たに新学期の良いスタートが切れるといいですね!

始業式は校歌の演奏、校長先生のお話の後、新任の先生の紹介がありました。今年度は9名の新しい先生方を迎えました。

新任の先生の紹介
一人ずつあいさつされました
多くの先生を迎えました

式終了後は、生徒会による春休み中の部活動結果報告会がありました。全国選抜大会に出場した部活動を中心に、各クラブの代表生徒が壇上で大会の結果等を報告、応援のお礼と今後の抱負などを語りました。

全国準Vの中学男子テニス部
全国大会出場の弓道部
全国ベスト32の高校男子テニス部
男女ともに全国ベスト8のバドミントン部
全国ベスト8のハンド部
全国個人総合優勝・5位の体操部女子

全国大会準優勝の中学男子テニス部全国選抜大会個人総合優勝の体操部女子をはじめ、高校男子テニス部、バドミントン部(男女)、ハンドボール部、弓道部がそれぞれ全国大会での活躍を報告しました。

全国トップレベルの部活動を多数擁する市邨中高。夏の大会・全中やインターハイに向けて、今後の飛躍も大いに期待です!選手の皆さん、お疲れ様でした!

文化部合同発表会を開催!

3月21日(祝)、東区のウィルあいち4Fのウィルホールにて、令和三年度 市邨中高「文化部合同発表会」が開催されました。ここ数年続くコロナ禍の影響で、文化祭をはじめ各部のコンテスト等が延期・中止になってしまい、文化部の生徒たちは日ごろの活動の成果を発表する場が次々に失われることとなってしまいました。このたびは徹底した感染対策のもと、大きなステージを貸し切って市邨中高の文化部で活動する生徒たちに練習の成果を披露する場を設けることになりました。

発表会はステージ発表展示発表から構成され、展示発表はホールのロビーに展示ブースを設け、各部とも作品や活動報告などを掲示しました。以下、ステージ発表と合わせて写真とともにご紹介します。

展示発表の部活動

・手芸部

・写真部

・美術部

・情報処理部

・科学研究部

・漫画研究部&文芸同好会

ステージ発表の部活動

・軽音楽部

・吹奏楽部

・トーチトワリング部

・科学研究部

・SDGs探究部

・演劇部

・バトン部

・ダンス部

当日は朝からリハーサルが行われ、午後13時からの開演となりました。開場前から多くの観覧者にお越しいただきましたが、検温ならびに消毒にご協力いただき、さらに会場内では客席数半分に減らすなどコロナ対策を徹底して実施したしました。

午前中のリハーサル
いよいよ開場時間です
軽音楽部のステージからスタート

軽音楽部のスタートから、最後のダンス部まで約4時間半にわたる各部の発表でしたが、研究発表も含めてどの部も大変素晴らしいパフォーマンスでした。あらためて生徒たちのエネルギーを肌で感じることができました。舞台に上がった生徒たちの笑顔が大変印象的で、この日のために活動し、その成果を存分に発揮できたことと思います。発表者の皆さん、お疲れ様でした!

また保護者の皆さまはじめ、当日お越しいただいた皆さま、会場でのコロナ対策にご理解・ご協力いただき誠にありがとうございました。今後とも、本校文化部の活動をご支援くださいますようお願い申し上げます。

3/11 防災訓練(帰宅訓練)

3月11日(金)、2011年に起きた東日本大震災での教訓を忘れないため、防災デーとして本校では毎年防災訓練(帰宅訓練)を行っています。

このたびも居住する学区ごとに目的地が設定され、教員の引率のもと、生徒たちは3~6kmほどの距離を歩き、もしもの際の帰宅経路を意識しながら目的地へと向かいました。

冒頭、校長先生からお話
一旦、生徒はグランドに集合

校長先生より放送で防災に関するお話があったあと、各クラス担任の先生から事前指導、その後清掃等を行い、生徒たちはグランドに集合。居住地ごとのグループに分かれて、目的地へ向けて出発しました。

目的地に向けてグループごとに出発します
筆者は大須観音(約4.8kmほど)まで歩きました

これから大きな災害が起きた際、自分はどのように行動するべきか、どのような状況が考えられるのか、そういったことを再認識し、考える機会としてほしいと思います。

令和三年度 中学校卒業証書授与式

3月9日(水)、令和3年度 市邨中学校 卒業証書授与式が講堂にて行われました。卒業式とはいうものの、市邨中高は6ヶ年の一貫教育であるため、卒業生たちは新学期からも同じキャンパスで市邨高校生として学ぶこととなります。ただ、3年間過ごした中学校校舎や中学所属の先生たちに一旦別れを告げ、新しい高校での生活への決意を新たにするために、この式典が一つの大切な区切りであることには変わりありません。

卒業生が入場してきました
代表で卒業証書を受け取る生徒
精皆勤賞の表彰もありました
在校生代表(2年)による送辞
卒業生代表生徒による答辞

3年前に中学入試を経て、晴れて市邨中学に入学した卒業生たち。この3年間で培った思考力・表現力・判断力、そしてICT技能というアドバンテージを存分に活かして、市邨高校では先頭に立って活躍してほしいと思います!

今まで本校の教育活動に深いご理解とご協力をいただきました保護者の皆さま、このたびは誠におめでとうございます。そしてありがとうございます。引き続き、何とぞよろしくお願い申し上げます!

令和三年度 第113回 高校卒業式

3月2日(水)、令和三年度 第113回 高等学校 卒業証書授与式が執り行われました。県によるまん延防止等重点措置が続く中、感染症拡大防止のため、式典プログラムの短縮、保護者の参列を1名までのお願いとし、在校生の参列を中止するなど各種対策を取っての実施となりました。

晴天に恵まれました!
いよいよ式典が始まります
各コースの総代3名が卒業証書を授与されます

国歌・校歌「演奏」に続いて、卒業証書授与です。特進コース・文理コース・キャリアデザインコースそれぞれの代表者3名が壇上に上がり、校長先生から卒業証書を受け取りました。その後「皆勤賞・精勤賞」の授賞へと続き、「校長式辞」「理事長祝辞」という流れで式典は進んでいきました。

皆勤賞の授賞
精勤賞の授賞
卒業生の答辞。式典のハイライトです

在校生代表・笠原 有彩さんによる「在校生送辞」のあとは、式典のクライマックスとなる「卒業生答辞」で締めくくられました。今年度の代表生徒は、春夏全国優勝を成し遂げたハンドボール部杉浦亜優(すぎうら あゆう)さんです。高校3年間の授業や学校行事をはじめ、全力で打ち込んだ部活動、そして将来のことなど、過去から未来に向かって力強い決意とともに語られた素晴らしい答辞となりました。

ライブ配信用ブース
卒業生が退場します。
ホームルームで担任から卒業証書が手渡されます

昨年度と同様に、式典のもようはライブ配信され、会場にお越しいただけない保護者の方等にもご覧いただける体制をとりました。会場を後にする卒業生を保護者の皆さまと教員団の温かい拍手で見送りました。その後、卒業生たちはそれぞれのクラスで最後のホームルーム。担任の先生から一人ひとり卒業証書を受け取り、別れを惜しみつつの解散となりました。

コロナ対策のため、参列に際して皆さまにはいろいろとご協力いただくことが多かったように思いますが、おかげさまで無事に式典を終えることができました。ありがとうございました。また保護者の皆さまには、3年間、本校の教育活動に多大な理解とご協力をいただき、誠にありがとうございました。そして卒業生のみなさん、

ご卒業おめでとうございます!

それぞれの進路にむかって羽ばたいて行ってほしいと思います!それでも辛いときやさみしいとき、大きな変化があった時など、またいつでも母校に帰ってきてください。市邨は卒業生のみなさんを応援し続けます!

市邨中学校 入学者登録招集

2月19日(土)、午前9時より市邨中学校・入学者登録のための招集日がありました。この4月より新中1として市邨中学校に入学するための登録をしていただきました。

全体での説明会の後、中学校校舎で物品購入等を行って、この日は解散となりました。校舎内では距離を取ってお並びいただいたりなど、コロナ対策にご協力ありがとうございました。

非常に大勢の合格者にお越しいただき、教職員も新学期に対する大きな期待を抱くことができました。ありがとうございました。

令和3年度 第三学期始業式

2022年1月7日(金)、中高ともに令和3年度 第三学期始業式が行われました。

年が明けてオミクロン株をはじめコロナ陽性者が増えてきたことを鑑み、全校放送での始業式となりました。

校長先生からは、おのおののコロナ対策の徹底、そして現在の世界情勢と今後の展望、自ら学び続けることの大切さについてお話がありました。いつも通りの朝を迎えても、世界は日々動き続けています。全ては今のままではなく、常に変わっているということを意識しながら、新たな一年のスタートを元気に迎えることができればと思います!

年度の締めくくりとなる三学期、健康に留意しながら、着実に成長を積み重ねていきましょう!