アップデートする国語  市邨発・生徒主体で切り拓く授業 ②

本校では新カリキュラムの実施から5年目を迎え、これまでの取り組みの成果と課題を見据えながら、さらなる授業の質の向上に取り組んでいます。国語科においても、これまで積み重ねてきた実践をもとに、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた工夫を重ねてきました。今月は、その中でも特に生徒の学びを深めることにつながった実践や、新たな試みについてご紹介いたします。

本校は「エクスプローラーコース」「アカデミックコース」「ブライトコース」「キャリアデザインコース」の4つのコースに分かれていますが、1年生は全コース共通のカリキュラムのもと、「現代の国語」の授業に取り組んでいます。

今回は「ふしぎと人生」という単元における取り組みをご紹介いたします。

外的な現象と人間の心の中に生じることが一つになることで「物語」が生まれ、その物語が「神話」へと発展し、人間の存在自体に関わるものとして人間の存在を深め豊かにしてきた。「自然科学」が「神話」の矛盾を指摘し、神話に取って代わった現代であっても、子どもの世界は「ふしぎ」にあふれ、日々「物語」が生まれている。

こうした教科書本文の内容を踏まえ、生徒たちは子どもの抱く「ふしぎ」に応える物語を考え、絵本の創作に取り組みました。中にはAIを駆使して自分が考えた物語の内容に合わせたイラストを創作する生徒もいました。

市邨ゼミ 制服にサングラスを導入しようゼミ

本校の生徒たちが主体となって進めている市邨ゼミの取り組みが、様々なメディアで紹介されました。

高校で「サングラス」を着用する取り組み 生徒が学校生活に支障ないデザインを探す- 名古屋テレビ【メ~テレ】

愛知県内の高校初の「学校生活へのサングラス導入」へ 市邨高校の生徒がサングラス選び | 愛知のニュース

学校で「サングラス」解禁へ 全国6校導入で着用自由化の動き広がる 紫外線から目を守るための「制服にサングラス」という新たな選択肢(2026年6月19日掲載)|中京テレビNEWS NNN

現在、市邨ゼミ【制服にサングラスを導入しようゼミ】では、強い日差しや紫外線から目を守るため、サングラスの導入に向けた検討を進めています。この取り組みの中心にいるのは、教員ではなく生徒たちです。

生徒たちは、企業【メガネブランドZoff】とも連携しながら、「学校生活に本当に適した形とは何か」を考え続けています。見た目の印象だけでなく、学校生活での使いやすさや周囲への配慮など、多角的な視点で検証を重ねているのが特徴です。

例えば、レンズの色の濃さやデザインは、生徒同士で意見を出し合いながら検討されています。制服の一部として自然に受け入れられるよう工夫するとともに、屋外と屋内で色が変化する調光レンズなど、機能性にも着目した選定が進められています。

この活動は、愛知県内では初めての試みとなります。

本校では、この取り組みそのものを「学び」と捉えています。生徒が主体的に課題を発見し、対話と試行錯誤を重ねながら解決策を導き出す――そのプロセスこそが、生きた学びにつながっています。

今後も本校は、生徒一人ひとりの主体性を大切にし、新しい価値を創造する教育を推進してまいります。

TED x Nagoya Intl School Youth で本校生徒がプレゼン!

6月6日にNagoya Innovators Garageで開催された TEDxNagoya Intl School Youth で、本校3年生の高瀬さんがプレゼンテーションに参加しました。

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TEDとは、1984年に『Ideas worth spreading(広める価値のあるアイデア)』の理念を持ち、始まった非営利団体です。
TEDにおいて大切なことは、聴衆にアイデアを伝える事です。
TEDxはTEDから正式なライセンスをいただいて活動する団体です。
TEDxYouthとは、学生や若者が主体となり、次世代のアイディアやビジョンを共有するために企画・運営されるTEDxイベントになります。

髙瀬さんは自身のカナダ留学の経験から得たアイディアを、8名のNIS生 Speaker に混じって7分間のプレゼンテーションを行いました。

「人と人が繋がるために本当に必要なもの」についてのアイディアは、参加者の共感を呼び、終了後は多くの方とディスカッションが行われました。

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本校では、今後も地域や社会と連携しながら、生徒一人ひとりが自分の可能性を広げ、主体的に学び続ける機会を大切にしていきます。

高2ブライトコース 企業訪問ガイダンス①

高校2年生ブライトコースは、6月2日(火)の6限目、講堂にて企業訪問ガイダンス①を行いました。NPO法人アスクネット・水谷さんにお越しいただき、企業訪問にあたっての心構えや、チームビルディングについて研修を行っていただきました。

訪問先の企業別に分かれたグループで、ワークショップ形式で活動しました。1つ目は、声を出さずに五十音順に並ぶ、という活動。身振りや手ぶりでお互いの名前を伝え合いながら、試行錯誤していました。2つ目の活動は、チームに1枚ずつ配布された新聞紙を、3分以内にいかに長くちぎれるかを競う、というものでした。ゲームとして盛り上がりながらも、チームで作戦を話し合って実行し、それをふり返って次の活動につなげていくという意味では、企業訪問も同じです。この1年間ともに活動するグループとして、楽しくチームビルディングで来たのではないでしょうか。

チームビルディングの様子
みんなで協力して活動します

アスクネットの水谷さん、ありがとうございました。生徒たちは7月のコース別自主活動日での初回訪問に向けて、今後も準備を続けていきます。次回はプロを招いてのマナー講座を実施する予定です。

だいぶ長くちぎれました!
チームワーク発揮できたかな?

【R8市邨ゼミ】園芸ゼミ

クラスを超えて、学年を超えて、自分で選んだテーマについて探究する市邨独自の授業【市邨ゼミ】

初夏の陽気を感じる5月8日。
本日も、2・3年生合同の「いちむらゼミⅠ+ⅡA」が行われています。

全33ゼミがそれぞれのテーマに沿って活動を進める中、園芸ゼミではいよいよ畑に「命」が吹き込まれる瞬間を迎えました。

今日は種を植える作業がメインかと思いきや、まずは土を掘り起こす作業に熱心に取り組む生徒たちの姿がありました。

「良い収穫は土から」 その言葉通り、ふかふかの土床を作るためにスコップを入れ、丁寧に土を耕していきます。自分たちが選んだ野菜がしっかりと根を張れるように、基礎となる土台作りに一切の妥協はありません。

生徒たちが育てるのは、実にバラエティ豊かな野菜やハーブたちです。
ナス、ピーマン、オクラ、トマトといった夏野菜。甘みが楽しみなホワイトコーンや、秋の味覚サツマイモ。さらに、刺激的なハバネロや、爽やかな香りのローズマリー、ミント。

「なぜこれを選んだのか」という思いは一人ひとり異なります。自分の興味を形にするために、真剣な眼差しで土と向き合っていました。

2年生と3年生が合同で活動するこのゼミでは、作業を通じて自然と会話が生まれます。 土の感触を確かめ合い、これからの成長を想像する。そんな学年を越えた一体感が、園芸ゼミの温かい雰囲気を作っています。

今日耕した土に、それぞれの思いが詰まった種や苗が収まりました。 これから夏に向けて、畑がどのような彩りを見せてくれるのか非常に楽しみです。

https://www.instagram.com/p/DYBdq9TmRpo/?img_index=10&igsh=cHI0OWdwcTJncTc3

アップデートする国語  市邨発・生徒主体で切り拓く授業 ①

市邨では新カリキュラムが始まり授業改革に力を入れて5年が経過しました。その間、市邨が目指す新しい学びを実現するために国語科では教科会で授業実践について共有し、ブラッシュアップを図ってきました。その国語科の取り組みについて、一部を紹介していきます。

本校の国語のカリキュラムでは「国語表現」という科目を様々な学年で採用していることが1つの特徴として挙げられます。Explorer コースで2年次に週3コマ、Career Designコースで2年次に週4コマ、Academicコースで3年次に選択科目で週3コマ、Brightコースで3年次に選択科目で週3コマと多くの時間をとっていることも特徴です。

今回はこの科目で取り組んだ「私の虫類図譜をつくろう」という単元の取り組みを紹介します。

名詞で表された政治・経済・社会・心情・観念などの抽象的な言葉を具体的に「虫」に見立てて表現し、その「虫」を説明することを通して、抽象的なものを具体的なものを通して説明しようという単元です。生徒の豊かな考え方が生きるような単元で、創作活動をおもしろく楽しむことができました。学力の3観点の中でも市邨が特に大事にしている「思考力・判断力・表現力」、「主体的に学習に取り組む態度」を養う単元として非常に有意義な授業になったのではないかと感じます。

以下に一部の生徒の作品を載せますので、ご覧ください。

こども家庭庁で高校生代表として提言

3月24日(火)に、東京中央官庁の1つ「こども家庭庁」の青少年インターネット環境整備法の在り方等に関する検討ワーキンググループ(座長:曽我部 真裕 京都大学大学院法学研究科 教授)において、高校1年・エクスプローラーコースの下園叶翔(しもぞの かなと)くんが、高校生代表の1人として座長以下4名の委員との議論に参加しました。

テーマは「諸外国のSNS規制の動向を踏まえたこども達の意見」というもので、日本でも年齢でSNS規制をすべき?/AI利用についてどう考える?というものでした。討議のポイントは、表現の自由とのバランスや、実際の法制度や
海外の事例、自分事として考えられるようにする、こどもの安全確保とSNS利用のリスク軽減などでした。

全国から中学生2名、高校生7名が子どもの代表として参加し、相当な緊張感が漂う中での議論でしたが、各校の生徒は座長や委員の質問に対し、積極的に意見・提言・要望を伝えていました。本校の下園君も、多くの若者が利用しているゲームユーザーの立場から積極的な提言を行いました。次回は、今回の討議を受けて、7月にワーキンググループの中間整理案について議論する予定です。高校生代表として引き続き積極的に議論にチャレンジする予定です。

令和8年度 中学校イベント日程を公開!

令和8年度 市邨中学校の入試関連イベント(見学会および入試・入学説明会)の情報が公開されました!ただいま、6/6(土) 中学校見学会の参加申し込みを受け付けています!参加申込ページはこちら!

※入試入学説明会へのお申し込みは今しばらくお待ちください。

市邨中学校では小学生・保護者の皆さまを対象に、学校見学会および入試・入学説明会を行っています。見学会では学校紹介をはじめ、在校生による発表や体験講座など、市邨中の魅力を感じていただける企画を予定しています!また、入試・入学説明会では、出題の傾向と対策や、過去問題の解説など、学校紹介に加えて入試に特化した内容も実施します。市邨中学校への受験をお考えの方はふるってご参加ください!

※上記実施内容は変更になることがあります。ご了承ください。

【未来の語り場】『市議会議員と話そうの会』を開催しました

2月24日に名古屋市議会議員の大島ひでひろさんをお招きして、未来の語り場を開催しました。

「政治」と聞くと、堅苦しくて身近な存在には思えないというイメージがありますが、今回は生活の悩みや街づくり、といった身近な話題から、政治や選挙、将来のことなどをざっくばらんに自由に話す機会となりました。

大島さんが政治に興味を持ったきっかけや、仕事を辞めて立候補するまでのストーリーや、教育分野に取り組む想いなどを交えつつ、政治へのイメージや外国人政策、報道や情報のあり方など、幅広いテーマで話し合いが進みました。

この会を通じて生徒は

「政治家に対するバイアスが解消されました。日本の未来のために政治について学んで行きたいと思います。」

「外国人問題の実態や政治家の現状について知れました。」

「日本の情勢や世界の情勢など、いろいろなことが組み重なって福祉とか暮らしとかが充実しているんだなと感じました。」

「自分の興味とは少し離れた内藤について聞くことができて面白かったです。今回の話を聞いて身近に感じることができました。」

といった感想を持ちました。

 

市邨では今後も、生徒が未来について考えるきっかけを作っていきたいと思います。

名古屋大学webマガジン『広報名大』に掲載

昨年12月のコース別自主活動日における、エクスプローラーコースによる名古屋大学大学院生たちとの共同学習・「原発」「放射性廃棄物」をテーマにした青森研修&フィールドワークの様子が、名古屋大学webマガジン『広報名大』(←クリックで当該記事に移動)に掲載されています。

名古屋大学webマガジン広報名大トップページ