1年アカデミックコース講演会 「あらゆる可能性を切り拓くのはいかがでしょうか?」

32日(月)、本校1年アカデミックコースの生徒を対象に、講演会「あらゆる可能性を切り拓くのはいかがでしょうか?」を実施しました

東京大学工学部に在籍し、青少年向けのデジタルサイネージを用いたメディア事業「KEYNARU」に取り組まれている髙原様、曽根崎様のお二人をお招きし、それぞれの経験をもとにお話しいただきました。

曽根崎様からは、「『動いて』みる」ことの大切さについてお話しいただきました。挑戦のきっかけは必ずしも大きな決意から始まるものではなく、小さな一歩から広がっていくという実体験を交えながら、生徒たちに行動することの価値を伝えてくださいました。

髙原様からは、「手段の目的化、注意報」をテーマにお話しいただきました。大学進学や起業のように、目標を達成するための手段であったはずのものが、いつの間にか目的そのものになってしまうことへの注意を促しながら、さまざまな活動や選択肢が広がる現代だからこそ、自分の目的を意識しながら行動することの重要性を、髙原様の原体験も交えて、生徒たちに分かりやすく伝えてくださいました。

お二人が取り組まれているKEYNARUの活動には、「若い世代が多様な情報や機会と出会い、自らの可能性を広げていける社会をつくりたい」という思いがあります。生徒たちは講演を通して、これからの自分の行動や選択について考える貴重な機会となりました。

講演後には、起業を目指す生徒から直接質問が出るなど、自分自身の将来や挑戦について考えを深めている様子が見られました。
アカデミックコースではこれからも、こうした外部の方との出会いや実体験に基づくお話を通して、生徒一人ひとりが視野を広げ、自分自身の可能性について主体的に考える機会を大切にしていきます。

GEG Nagoya × nabari 共催イベント「教育とAI」で本校生徒が発表を行いました

GEG Nagoya と GEG nabari の共催によるイベント「教育とAI AI時代の学びをひらく」が開催され、本校生徒が参加・発表を行いました。

当日は、桜花学園高等学校と本校の生徒が登壇し、日々の学習や学校活動の中でどのように生成AIを活用しているのかについて発表しました。

生徒たちは、探究活動や授業での実践をもとに、生成AIを「答えを得るための道具」としてではなく、考えを広げたり、自分の表現を深めたりするパートナーとして活用していることを、自分自身の言葉で率直に語りました。

発表では、「学習過程でのAIとの対話」「アイデア発想への活用」「表現活動における試行錯誤」など、生徒一人ひとりの実体験に基づいた具体的な実践が紹介され、参加者から大きな関心が寄せられました。

学校や立場を越えて学び合う本イベントは、生徒にとっても、自分たちの学びを社会に向けて発信する貴重な機会となりました。市邨高校では今後も、生徒が主体となって学びを創り、社会とつながる経験を大切にしていきます。

本イベントを企画・運営してくださった皆様、そして温かく耳を傾けてくださった参加者の皆様に心より感謝申し上げます。

名古屋グランパス・アイデアコンテストで本校生徒が最優秀賞を受賞しました

2025年12月20日、愛知東邦大学にて開催された「第6回 名古屋グランパス・アイデアコンテスト」決勝大会において、名古屋経済大学市邨高等学校の生徒チーム「RAFs」が高校生部門で最優秀賞(第1位)を受賞しました。

本コンテストは、Jリーグクラブ「名古屋グランパス」と愛知東邦大学が連携し、社会課題や地域資源をテーマにビジネスアイデアを提案する取り組みです。今年度は「食」をテーマに、大学生・高校生あわせて多数のチームが参加し、書類審査を通過したチームのみが決勝へ進出しました。

高校生部門には愛知県内15チームが参加し、本校チーム「RAFs」は食品ロスという社会課題に着目。特に廃棄量の多い「米」に注目し、ご飯を活用した五平餅をスタジアム向けにアレンジした新たな商品アイデアを提案しました。

串を省いた簡易型の商品設計や、スポーツクラブの発信力を活かした食品ロス削減への社会的インパクトまでを視野に入れた提案は、実現可能性と社会性の両面から高く評価され、見事第1位に選ばれました。

今回の挑戦は、生徒自身が社会の課題を見つめ、自ら問いを立て、解決策を構想し、他者に伝えるという本校の探究的な学びの成果の一つです。発表に向けた調査や試行錯誤の過程を通して、生徒たちは「アイデアを社会につなげる」経験を得ることができました。

高1アカデミックコース コース別自主活動日(3日目)

大学キャンパスで学ぶ「人生」と「キャリア」

12月22日(月)、1年アカデミックコースはコース別自主活動日3日目を迎え、名古屋経済大学 名駅サテライトキャンパスにて活動を行いました。午前・午後を通して、人生やキャリア、自己理解について深く考える一日となりました。

午前 自分のキャリア(人生)をもっと長い目で見る

午前中は、恩蔵絢子先生による講演「自分のキャリア(人生)を長い目で見る〜」を拝聴しました。
講演では、支えてくれる人の存在の大切さや、諦めずに挑戦し続けることで新たな発見につながることなど、人生を前向きに捉えるための多くの示唆をいただきました。「失敗は失敗ではなく、学びであり成長である」という言葉は、生徒の心に強く残りました。
どのような人生にも正解があり、困難があるからこそ人生は面白いという考えに触れ、自分自身の選択に自信を持ち、後悔せずに進んでいこうとする意識が育まれました。また、本活動の目的である自己理解と他者理解の重要性を改めて実感する機会となりました。

午後:将来と向き合うライフラインチャート

午後は、中込雅人先生による「よく分からない将来とか未来とかいうものを一緒に考えてみる」というテーマの講義が行われました。

講義では、先生ご自身の歩みをもとに人生を振り返り、その後、生徒全員でライフラインチャートを作成しました。これまでの経験や感情を整理しながら、これからの未来について考えることで、自分自身の価値観や大切にしたいものを見つめ直す時間となりました。
質疑応答では、将来や進路に関する具体的な質問が多く寄せられ、講義終了後も積極的に質問をする生徒の姿が見られました。

3日間の振り返り

3日間のコース別自主活動を通して、生徒たちは自己理解と他者理解が、学力と同じ、あるいはそれ以上に重要な力であることを実感しました。人と関わる中で相手を理解しようとすることで、自分自身が何を感じ、何を大切にしているのかにも自然と目が向くようになったという気づきが多く見られました。
特に、成績や偏差値といった分かりやすい評価だけでなく、自分の心が動いた瞬間や納得感を大切にすることが、将来の進路や生き方につながるという学びは、生徒にとって大きな転機となりました。また、muuteの講演をはじめとした活動を通して、自分の感情を振り返り、言葉にすることで自己理解が深まることも実感しました。
3日間に共通していたのは、一度立ち止まり、人や自分を理解しようとする姿勢の大切さです。自己理解と他者理解は互いに結びついており、その両方を意識することで、自分らしい選択ができるようになることを学びました。
この経験を、今後の学校生活や将来を考える場面に生かしていくことが期待されます。

高1アカデミックコース コース別自主活動日(2日目)

表現・進路・自己理解を深める学びの一日

コース別自主活動日2日目は、「伝える力」「将来を考える視点」「自分自身を知ること」をテーマに、午前・午後を通して多角的な学びを行いました。

午前:感謝を伝える表現活動と卒業生との交流

午前中は、瀬戸SOLAN小学校へのお礼ムービー制作に取り組みました。「感謝を伝える」ことを目的に、構成や言葉、映像表現について班ごとに話し合いながら制作を進めました。どのような表現であれば気持ちが相手に伝わるのかを考える中で、言葉や映像の選び方一つで印象が大きく変わることを実感しました。

意見を出し合う過程では、相手の立場に立って考える視点が自然と増え、自分一人では思いつかなかったアイデアが形になっていく様子が印象的でした。また、制作を進める中で、時間管理や役割分担の重要性も学び、協力することで一つの作品を完成させる達成感を味わうことができました。

続いて、高校3年生アカデミックコース卒業生との交流の時間を持ちました。進路選択や高校生活について、成功だけでなく悩みや失敗も含めた率直な経験談を聞くことができ、生徒にとって大きな刺激となりました。先輩方の考え方や行動力に触れ、自分の将来をより具体的に考えるきっかけとなるとともに、「今できることを積み重ねていこう」という前向きな気持ちが育まれました。

午後:職業観の形成と自己理解

5限目には、AIジャーナルアプリ「muute」を運営されている講師の方をお招きし、講話をしていただきました。講師の方からは、自分を振り返る時間の重要性についてお話があり、「私たちは意外と自分のことを理解できていない」という言葉が印象的でした。自分の感情やストレスの状態を正しく把握することで心に余裕が生まれ、将来の目標に向かって前向きに挑戦できること、そのための手段として「ジャーナル」があることを学びました。

6限目は、職業について考える学習を行いました。世の中に存在する多様な仕事を整理し、それぞれの職業が社会で果たしている役割や、「給料」という現実的な側面についても具体的に考える機会となりました。

学びをこれからにつなげて

2日目の活動を通して、生徒たちは表現力や協働の大切さ、進路への意識、そして自分自身と向き合うことの重要性を実感しました。これらの学びを、今後の学校生活や将来の選択に生かしていくことが期待されます。

高1アカデミックコース コース別自主活動日(1日目)

瀬戸SOLAN小学校との協働による探究活動を実施しました!

コース別自主活動日1日目は、瀬戸SOLAN小学校の児童の皆さんを本校にお招きし、世代を越えた協働による探究活動を実施しました。年齢や立場の異なる相手と共に学ぶ本活動は、生徒にとって新鮮で学びの多い一日となりました。

午前:謎解き活動を通した協働学習

午前中は、小学生と高校生が混合グループを作り、謎解きに取り組みました。はじめは声かけや説明に戸惑う場面も見られましたが、相手に伝わりやすい言葉を選び、意見を丁寧に聞き合うことで、次第に円滑なコミュニケーションが生まれていきました。

小学生の柔軟な発想や素直な疑問は、高校生にとって大きな刺激となり、新たな視点に気づくきっかけとなりました。協力しながら課題に取り組む中で、互いに学び合う姿勢や、相手に寄り添った関わりの大切さを実感する時間となりました。

午後:「地域を幸せにする特設展」ワークショップ

午後は、「地域を幸せにする特設展」をテーマにしたワークショップを行いました。公共施設という「みんなの場所」を舞台に、地域の人々が「ちょっと幸せ」を感じられる空間や仕組みについて、小学生と高校生が対話を重ねながら考えました。

小学生の自由な発想や率直な視点は、高校生にとって日常を見つめ直す貴重な機会となり、アイデアが具体化していくにつれて、「自分たちの考えで地域を明るくできるかもしれない」という前向きな雰囲気が広がっていきました。

本活動を通して、生徒たちは探究活動の面白さだけでなく、人と関わりながら学ぶことの意義を改めて実感しました。コース別自主活動日2日目以降の活動にも、本日の学びを生かしていきます。

教えて3年生!インタビュータイム!

自主活動日2日目、アカデミックコースの1年生と3年生のコラボ企画。1年生が3年生の教室を訪れて、気になる先輩に個別にインタビュー。すでに進路を決めた生徒、受験に向けて今まさにがんばっている生徒、市邨で3年間を過ごした先輩たちに、授業、探究活動、進路について、いろいろ聞いちゃおう!という企画です。

「先輩と同じ大学を目指しているのですが・・・」
「どうやったら進みたい学部が見つかりますか・・・」
「集中して勉強したいのになかなかできないのですが・・・」
「2年生からのゼミ活動はどんなことしていますか・・・」
「ゼミの選択はどのようにしましたか・・・」
「部活動をやめてしまったのですが・・・」

目の前の先輩の姿に2年後の自分を重ねたり、残り2年間となった高校生活の過ごし方のヒントを掴んだり、今の困りごとをぶつけたりと、1年生一人ひとりにとってほしい情報が、そこにあったのではないでしょうか。

3年生にとっても、自分の過ごしてきた3年間を、「えーすごい!」「なるほど!」とうなづきながら聞いてくれる後輩との時間は、自分のがんばりが認めてもらえた気がして、気持ちの満たされる時間になったと思います。

1年生にとっても、3年生にとっても、今日過ごした時間をエネルギーにして、さらなる成長に向けて、次の1歩を踏み出してほしいと思います。

インタビューの様子



卒業生×在校生パネルディスカッション

コース別自主活動日2日目、1年生と3年生のアカデミックコースでは、昨年のアカデミックコースの卒業生3名を招いて、パネルディスカッションを行いました。

①大学生活の様子

授業、サークル、留学、アルバイト・・・

1年生にはまだ少し先の話でしたが、半年後には新生活の中にいる3年生にとっては、興味津々、次のステージでの自分の姿を想像しながら聞いていました。

②市邨で過ごしてよかったと感じること

探究活動、生徒主体の授業、リフレクション、学校行事・・・

学校の外に出たからこそ分かる、高校生だからできたこと、市邨だからできたこと、市邨で積み重ねてきたことの意味を話してくれました。1年生にとっては、いま取り組んでいることの意味を教えてくれる言葉。3年生にとっては、市邨で過ごした自分の背中を力強く押してくれる言葉でした。

その他にも、高校時代の自分の取り組んだことや当時の思いなど、それぞれの具体的なエピソードを聞くことができ、在校生にとって、有意義な時間になりました。最後に1年生と3年生それぞれにメッセージをもらって会を閉じました。

本校で学んだ生徒が、卒業後もそれぞれの道で活躍していることは、とてもうれしいことです。同時に、それを後輩たちに伝えたい、自分の経験を還元したいという気持ちを持ってくれていること、このような機会がつくれたことが、何よりも貴重なことだと感じます。来年も、再来年も、このような機会を作り続けていきます。

卒業生のみなさん、ありがとうございました。そして、これからの活躍を応援しています。

ディスカッションの様子

司会は3年生が務めました。

卒業生1名は東京からオンラインで参加です。
 

対話から始まる私創り 1年生×3年生インタビュー企画レポート

11月19日、アカデミックコース1年、3年は合同で「私創りに繋がるインタビュー企画」を実施しました。1年生と3年生が1対1となり、1年生の質問に3年生が答えていく形を20分間、これを2回行いました。

1年アカデミックコースの学年目標は「私は何者なのかを追究する」です。3年生から「10年後、私はこうありたい」という思いを深く引き出し、1年生自身が何に心を動かされるのか、どのような生き方に惹かれるのかなどを感じ取っていきます。そして、1年生自身の進路をより明確なものにしていきます。

インタビューの準備として、1年生は、相手の3年生が作成した高校生活を振り返ったシートをもとに、進路やこれまでの取り組み、価値観などについて問いを立てました。一問一答では相手の思いを深く引き出せません。そのため、立てた基本の大きな問いの後には、5W1H1F(When:いつ?、Where:どこで?、Who:誰と?、What:何が?、Why:なぜ?、How:どのように?、Future:これからは?)を含んだ小さな問いを続けなければなりませんでした。相手から深く引き出すためには、雰囲気だけでなく、問い自体やその流れも工夫しなければならなかったのです。

当日のインタビュー中、会場となった5つの教室すべてが明るく、温かく、良い雰囲気に包まれ、活発にインタビューが行われました。3年生が自身の経験のみならず、それを踏まえた1年生へのアドバイスをしている場面も見受けられました。「入試には資格があった方が有利」「集中力は続かないから息抜きも必要」などの学習に関するものもありました。

インタビュー後、3年生に対して行われた1年生の良かった部分についてのふりかえりの一部を抜粋して記載します。

「自分が深く掘り下げることができなかったグラフから、たくさん質問を考えてくれていたところ。自分の内面に関する質問もあって、この短時間で自分についてたくさん考えさせられた。」

「録音するときに許可を取ったり、相槌を打ちながらうまく気になったところに突っこんできてくれたりしていたのがすごかった。また、私の経験談から抽象化して考え、自身の進路に生かしていこうとする姿勢が素晴らしかった。本気で答えてあげたいと思わせる何かがありました。」

「質問力。もともと用意していた質問が尽きても瞬時に質問を考えたり、会話中から考えたりしていて一年生ですごいなと思った。また、コミュニケーション力も高くて、会話のつなげ方などが上手でいいなと思った。」

以上の感想から、1年生は準備の段階からしっかり考えを巡らせ、本番では臨機応変に対応できていたことがうかがえます。1年生からは、もっとお話がしたかった、活動に対するモチベーションが上がったなどの声が聞こえてきました。

今後、次回の活動に向け対話記録を作成します。この記録は1年アカデミックコース内で共有されるため、誤りは許されません。作成した記録の内容が正しいかについて1年生各自が相手の3年生へ確認を取ります。必要であれば修正などを行い、記録を完成させます。

終わりに、欠席などにより参加できなかった生徒が少なからず見受けられました。冷え込みが増し、体調を崩しやすくなる時期です。3年生は特に重要な時期の最中でもあります。無理をしない、睡眠や栄養を十分に摂る、手洗いうがいをするなどの対策をし、十分に力を発揮していきましょう

1年アカデミックコース 大須演芸場で本番公演を実施しました!

本日、アカデミックコースの1学期探究プログラムの集大成として、大須演芸場にて「お笑い本番発表会」を実施しました。

これまでの学びを活かし、生徒たちは偉人たちの個性や背景をユーモアで伝える挑戦を行いました。普段の授業とは異なる舞台という特別な空間で、それぞれが堂々と演じきりました。

オープニングでは、コースの先生によるエキシビジョンが披露され、プロ顔負けのボケとツッコミに会場が一気に笑いに包まれました。

本番の演目では、生徒たちによるテンポ感のあるやり取りが生まれました。様々な偉人が現代に登場し、思わず笑ってしまうようなエピソードが次々と展開。偉人たちのキャラクターを活かしたツッコミどころや、今とのギャップを取り入れることで、わかりやすく、そして面白く伝える工夫が光りました。

数々の名(迷)言が生まれ、客席からは大きな笑いと拍手が起こりました。中には、普段は恥ずかしがり屋な生徒が堂々と演じ、爆笑をさらう一幕もありました。

あいにくの大雨にもかかわらず、多くの保護者の皆様にもご来場いただき、生徒たちの頑張りを見守っていただきました。緊張しながらも思い切って声を出し、全力で演じきったその姿は、どの生徒もとても立派でした。

笑いを通して「表現すること」「伝えること」の難しさと楽しさを実感し、仲間とともに一つの舞台をつくりあげたこの経験は、生徒一人ひとりにとって大きな学びと自信につながったはずです。

「私は何者なのか」を探る探究の旅は、まだ続いていきます。今日はその旅の中で、生徒たちが一歩、大きく踏み出した一日でした。