4月28日(火)の午後、今年度・市邨賞の授賞式が執り行われました。市邨賞は創立者・市邨芳樹先生にちなんで、先生の教えであり、本校の建学の精神でもある「一に人物、二に伎倆」を体現し、他の模範となる生徒に与えられる栄誉ある賞です。
このたびは、中学校から3年生・岡本 美葵(おかもと ひなた)さんが、高等学校から3年生・竹山 アヤズ翔琉(たけやま あやずかける)くんが選ばれました。お二人とも、おめでとうございます!
授賞式終了後には、覚王山日泰寺にある市邨先生の墓所に参拝し、受賞の報告を行いました。
(写真左が竹山くん、右が岡本さん)
4月30日(木)、朝のSTでは校長先生から授賞の報告と、5月3日の市邨の創立記念日に際してのお話が全校放送にてありました。
(以下、放送原稿)
5月3日は本校の創立記念日です。
今から119年前、その時代で必要とされているものの、当時行われていない教育を行うべく、教育者である市邨芳樹先生が、ここに名古屋女子商業高校を創立しました。教育は社会の変化によって変化していくことは当然のことです。ここ市邨では、今でも、その理念が息づいていています。生徒の皆さんが、今の社会で、今後の社会で、必要とされるものを身に付けてほしいと本校が教育改革に取り組んでいることは、皆さんも感じていることと思います。創立記念日に際して、市邨の教育の目的を再認識してください。
今日は「世界は我が市場(しじょう)ならずや」についてお話しします。
市邨芳樹先生は、志を持って立ち上がりなさい、精神を奮い起こしなさい、有用な人になりなさい、とおっしゃっています。この言葉には、「社会で活躍できる人になってください」、という願いが込められています。
どうすれば活躍できるか。どう考えれば活躍できるか。
この変化の激しい現代社会においては、実はさほど難しい話ではありません。人が今までに経験したことのない社会になっていっています。今までの経験がそのまま答えにはならないのです。答えがないのです。という事は、結果を気にする必要はなく、チャレンジできるかがカギなのです。結果を気にする必要がないという事なので、何事もチャレンジすればいいのですから、むしろさほど難しくないと言えるでしょう。今まで通りの学びによって答えを出しても、過去の社会では通用したものも、今の社会ではフィットしないという事です。未来を担うあなたたち世代が、社会で活躍すれば、社会は前進していきます。あなたたちが未来を創るのです。
だからこそ、社会で活躍できる人を目指して学んでほしいと、市邨芳樹先生はおっしゃっていたのです。その思いは今も変わりません。
小さなことでも、あなた方の行動は、社会に影響していきます。
「世界は我が市場ならずや」
この言葉を胸に、学び、成長してください。未来をあなたたちの手で明るくしてください。未来の社会を担う皆さんに託します。
令和8年4月30日 名古屋経済大学市邨中学校・高等学校 校長 若山 和彦

