【未来の語り場】市邨OB・小池隆史さん講演

放課後の学び・「未来の語り場」は本日、市邨高校OB小池隆史(たかふみ)さんをお迎えし、「トレーナー・治療家としての私の人生」というタイトルで講演をいただきました。この企画はいつも講演者のパッションがほとばしり、熱い時間になるのですが、小池さんの生き方と来歴も重なってこれまでで出色とも思える充実した時間になりました。

「覚悟をもって自分で選択しろ」

小池さんの言葉は情熱に満ちていたのですが、最も突き刺さったのは上の言葉でした。テニス部だった中高生時代はもちろん、独立した今でも、小池さんは自分の思いに妥協しません。なんと、店の配管まで自分でやってしまったとか・・・!ブレーキをかける言葉が嫌いだ、というその言葉からは、他でもない自分の人生を生きるのだ、という矜持が見えました。後悔しない生き方、と言うのはこういうものなのでしょう。

今日は初OBの登壇ということもあり「未来の語り場」には特別な一日になりました。何より、小池さんのパッションに刺激を受けた中高生たちには貴重な時間になったことでしょう。彼らには、小池さんの情熱に負けないよう、自分の人生を生きてほしいと思います。

          

2023夏 理科出前授業(放射線)

日本科学技術振興財団の加藤太一先生をお招きして、高校2,3年生と中学3年生を対象とした放射線に関する出前授業を行いました。今年の2月に実施した内容を踏まえたアドバンス編です。(高校3年生はさらに進んだ内容を学びます。

出前授業の流れは次の6点です。

  • 前回の内容の復習
  • ドライアイスを用いた雲の発生
  • 霧箱の作製
  • 作製した霧箱に放射性物質を入れて観察
  • 霧箱を使えば放射線の軌跡を見ることができる
  • 放射線・放射能・放射性物質について正しく理解しよう

     

    2月の基礎編では、放射線は「見えない」「におわない」「聞こえない」などのないない尽くしであることを学びました。また、霧箱を用いて自然放射線の観察を行いました。

    今回は、その霧箱を生徒自身で1人1つ作製します。

     

    最初に雲ができる仕組みについて考えます。(霧箱で放射線の軌跡を見ることができる仕組みに繋がります。)ドライアイスを水の中に入れると、雲が発生します。

     

    実際に雲が発生する上空約1万メートルを飛ぶ飛行機で、「機外の温度は-64度」と表示されていたことを紹介します。雲の発生には水(水蒸気)と低い温度が関係しているということがわかります。砕いたドライアイスを勢いよく空中に撒くと、空気中に含まれる水蒸気が急激に冷やされ雲が発生しました。多くの生徒が驚き、拍手をしています。

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    雲ができる仕組みについて理解したうえで、霧箱の作製に移ります。

    黒色の紙を敷いたシャーレにスポンジを取り付け、エタノールを含ませます。

    蓋をして中をエタノールで充満させてドライアイスで冷却します。(中は雲ができやすい状態になります。)

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    理科では、対照実験の考え方がとても大切です。最初に霧箱の中には何も入れずに観察し、特に何も見えないことを確認してから、放射性物質であるモナズ石を入れて観察します。すると、飛行機雲のような放射線の軌跡を観察することができます。

    続いて、モナズ石を取り出し、霧箱の中にラドンガスを注入します。再び十分に冷却されると放射線の軌跡をたくさん観察することができます。しかし、時間が経つにつれて、観察できる放射線の軌跡が減っていきます。しばらくすると、観察できなくなりました。

    ここで放射性物質の半減期について学びます。最初はたくさん観察できていた放射線の軌跡が観察できなくなったのは、今回注入したラドンの半減期が約55秒なのが関係しています。

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    最後に、「放射線は直接見ることはできないが、霧箱を用いて飛行機雲のように軌跡を観察することはできる。」ということや、ベクレルとシーベルト、内部被ばくと外部被ばくなどについて再確認しました。

    今年の2月に実施した内容のアドバンス編として、生徒自身で霧箱を作製し、放射線の軌跡を観察することができました。理科といえば実験、生徒は楽しそうに手を動かし、積極的に放射線の軌跡をiPadで撮影をしていました。お世話になった皆様、ありがとうございました。

 

2Ac コース別自主活動日に向けて 〜希望者南山大学キャンパスツアー〜

南山大学SDGs普及啓発団体CLOVERさんとの中間発表終了後

7名の生徒は南山大学のキャンパスツアーへ!綺麗な校舎、綺麗な景色、至る所にあるラーニングスペース!社会の教科書に載っている土器が南山大学にある!?図書館には本が70万冊!?

普段なかなか関わることのない大学のスケールの大きさに生徒たちは驚きを隠せません。大学という場所の雰囲気を生で感じることができた貴重な時間でした。

CLOVERの皆さん本当にありがとうございました!

以下は生徒の振り返りです。

私は南山大学のキャンパスツアーに行って南山大学のいろいろな魅力やパンフレットだけでは知り得ないことをも知ることができました。
南山は自分がとても興味のある大学である程度のことは自分で一通り調べたつもりでしたが実際に案内してもらってキャンパス内でどのようなことが体験できるのかなどをより詳しく南山大学の魅力を知ることができました。
また、自分は現在英米学科の在学生にパンフレットで疑問に思っていた点だったり、どのような学びをして何を身につけるのかを聞くことができ不安に思っていた点が解消し、その授業の内容を聞いてより興味を持つことができました。また、それらの話を聞いてより入試に向けての刺激を受けることができました。
自分はまだオープンキャンパスに行けてないので今年の夏にまた訪れてより詳しく話を聞けたらいいなと思ってます。

南山大学に実際に行き大学の方に案内していただきました。図書館や食堂、体育間など様々な場所に案内してもらい説明をしていただきました。またいろんな学部の先輩方ともお話をさせていただく時間もあり貴重なお話を聞く事ができました。特に自分の志望している英米学科の方から留学についてのお話や授業の雰囲気などのお話を聞くことができて良かったです。今回のキャンパスツアーで入試に対していい刺激を受ける事ができました。

今回のキャンパスツアーで、自分の進路のイメージがもっと具体的になりました。自分の志望する学部の情報についても今回のツアーで聞けたので、自分の知識が増えて、今後の進路の考えの参考になりました。また、情報だけでなく大学や大学入試関連の情報も知った事で広い視点を持つことが出来ました。とても有意義な時間を過ごせて嬉しかったです。本当にありがとうございました。


2年アカデミックコース コース別自主活動日〜中間発表〜

今年度2年アカデミックコースは「興味関心で世界を変える」を目標に、様々な活動に取り組みます。夏のコース別自主活動では、「私の興味関心によって引き起こされる私の変化」「私の興味関心が社会でどう活かせるか」をプレゼンします。

本日は南山大学から、SDGs普及啓発団体CLOVERの方々をお招きし、中間発表を行いました。

以下は生徒の振り返りです。

実際に話してみて自分の中で伝えたいことが上手く纏まっていないように感じた。エキシビションデイの時より質問しあったり、意見を言い合うというのが出来ていた気がする。南山の大学生のみなさんが自身の経験を元に内容に関してアドバイスをくださったり、プレゼンの作り方など発表の仕方の部分についておしえてくださったりし、色々改善出来るだろうなと感じた。

自分の将来のことについて考えて発表し大学の方からフィードバックをもらうことができたので次回の発表に向けて改善できるところを改善しこれからも今回のポイントを忘れずに発表したいと思いました。

普段関わることのない大学生の先輩方と交流が出来て、いいアドバイスを貰えました。発表内容に関することは勿論、発表の仕方についても的確なアドバイスをして頂いて、改めて交流の大切さや自分の足りない部分を知ることが出来ました。初対面の高校生にも関わらず、質問した内容等に詳しく答えてくださり、色々なことを知ることができて良かったです。

中学校で『市邨学』スタート!

7月6日(木)より、市邨中学校では新たに独自のプログラム『市邨学(いちむらがく)』がスタートしました!

授業の様子

本校の創立者である市邨芳樹先生の教えを紐解き、市邨生としてのアイデンティティと誇りを持ってほしいと始まったこの『市邨学』。初回は学園の成り立ちと、約一世紀前の市邨先生の教えが今を生きるために必要な力とつながっていることを確認する内容でした。

感じたことを共有

市邨の教育の神髄が詰まっている市邨先生の語集『やぶつばき』をバイブルに、今後も市邨の教育理念を「探究学習」のアプローチで学んでいきます!

エクスプローラーコース「文理探究」発表 ご参観のご案内

エクスプローラーコース2年生「文理探究」という科目の発表を行います。

日時 7月12日(水)10:45~

場所 図書館

この「文理探究」という授業は文系と理系を分けず、地球のあらゆる事象を読み解いていき、自分なりの意見を発信する科目です。

1学期のテーマは「エネルギー」。エネルギーに関して、生徒一人一人は興味が向く方向が違います。発電?そもそもエネルギーとは何?エネルギッシュな人って?さて、どんな発表になるのでしょうか・・・

エクスプローラーコースの教育に興味がある方は是非ご参観ください。 当日、ご都合のつかない方に動画の配信を予定しております。

参観のお申し込みはこちらから!

エクスプローラーコースの「文理探究」って?

エクスプローラーコースのモットーは文系理系を分けず多角的な視野を身につけることです。

2年生から始まる「文理探究」(週4、英語と日本語で実施)がこのコースのメインになってきますが、自分の得意な視点だけでなく、オールマイティな視点を身につけることが狙いです。

視点としては現段階では、「社会文化・科学技術・環境・倫理人道・政治法律・経済・人口統計学」の7つの視点から物事を学ぶというものです。1学期はテーマ「エネルギー」をこの7つの視点から切り込んでチーム、または個人で取り組みながらエッセイやプレゼンを作成します。 自分の得意な視点から切り込みつつ、他の視点でも調べて意見をまとめるような課題がたくさん出ます。

授業は、友人と互いのエッセイやプレゼンの評価をしながら対話型で進みます。 ルネッサンス人、ダ・ビンチ的な力を身につけよう! と、教員はアダム先生とヤップ先生と東野先生、そして三原の四人体制で進めています。

1学期のテーマは「エネルギー」ですが、歴史から現代までいろんな角度から掘り下げていきます。これが「真の学び!」と感じるほど、生徒は積極的に貪欲に取り組んでいます。知的好奇心もどんどん湧いてきているようです。

授業の様子です。

エクスプローラーコースにて伊澤先生による「脱炭素社会ワークショップ」実施!!

6月27日にエクスプローラーコースにて伊澤先生による「脱炭素社会ワークショップ」実施されました!
井澤友郭 先生は、以前本校の職員研修も行なってくださった方で、「こども国連環境会議推進協会 事務局長」を務めておられます。

カードゲームを用いて、街一丸となって脱炭素を目指すぞ!というとても面白い企画でした。生徒も先生も夢中になっている様子が写真から感じていただけると思います。

2年生は、「文理探究」という文系・理系に分けず教科融合して地球におけるあらゆる事象を学ぶ科目があります。今取り組んでいるテーマは「エネルギー」ですので、今回のワークショップは正にタイムリーでした。エクスプローラーコースでは、教科の学びだけではなく、教科を超えた学びを生徒主体で行なっています。この学び方は、生徒自身が頭をフル回転させて考え、話し合い、プレゼンなどで発信していくという流れです。生徒達の成長には目を見張るものがあります。

今回の、ワークショップでは、チームで取り組まないと脱炭素には近づけない。ということを体験できたとても有意義な時間となりました。
井澤先生、ありがとうございました!

稲田健美先生をお招きし、特別支援をテーマに職員研修を行いました

本日、職員研修が開かれ、福島県立相馬支援学校の稲田健美先生においでいただき、ご講演をいただきました。日本のICT教育黎明期からテクノロジーを駆使して数々の個性に合わせた教育活動を展開されてきた稲田先生のお話は、教育の本質に迫るもので、聞いている私たちの胸を揺さぶるものでした。

そもそも特別支援とは、特別な教育ニーズがある子を支援する教育のことであり、「障がい」はその一つに過ぎません。この支援は、すべての教育現場、すべての教員が当たり前に行なっているべきものだ、という稲田先生の言葉が突き刺さりました。各生徒児童にとってニーズは異なるのですから、支援は個別になるしかありません。その子がどのような経験してきて、今どのような力をつけていくべきなのか、教員はしっかり考えた上で、日々の支援を行います。授業でも同じなのですが、その支援をするのは「何のためのなのか」「どうなって欲しいのか」を考え抜き、それを達成できるように導く。これは言葉で言うほど容易いものではないかもしれません。でも、そこでテクノロジーを適切に使うことで、これまで見えなかったその子の個性や、心の機微や、感情の揺れが発見でき、それに対して適切なアプローチを探すことが可能になってきました。

さて、講演の中で、肢体不自由の子がいかに自分で自主的に選択し、自分の力を開発したかを見る場面がありました。その時のその子の嬉しそうな顔、そして教員の嬉しそうな声。できなかったことが少しずつできるようになっていく。その方法や歩みは人によって違う。当たり前のことですが、今の学校教育の現場で、もう一度大切にされて良いことではないでしょうか。

稲田先生、ありがとうございました。

【高校】部活動体験会・個別相談会・夏の学校見学会 申込受付開始!

7月3日(月)16:00より、令和5年度  市邨高校【部活動体験会・個別相談会および【夏の学校見学会1日目2日目への参加申し込みが開始となりました!

大変お待たせいたしました、高校イベントページより、参加希望のイベントを選択して申し込みをお願いいたします。たくさんのご応募お待ちしております!